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「股関節エクサ」でタレ尻がプリッと上がった美尻に!

垂れて太ももとの境目がなくなったお尻、諦めないで! 骨盤の位置さえ整えれば、誰でも美尻になれます。座ってできる股関節エクサで、キュッと引き締まったお尻を手に入れましょう。

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股関節を動かせばお尻は勝手に引き締まる

お尻の筋肉が使えるか、どうかは骨盤の傾きによって決まります。その骨盤を支えているのが「腸骨筋」。腸骨筋は骨盤の内側から股関節にかけて伸び、骨盤の傾きをコントロールしています。

腸骨筋が衰えると、骨盤が後ろに傾いてお尻の筋肉が使われなくなります。すると、お尻のふくらみがなくなって垂れ、太ももとの境目もあいまいになって、のっぺりとしたお尻になってしまうのです。

つまり、この腸骨筋が強化されれば、骨盤が正しい位置に戻り、お尻がキュッと引き上がります。

腸骨筋

腸骨筋とともに重要なのが、お尻にある「梨状筋」(りじょうきん)。

梨状筋は、お尻の深部にある股関節を支える筋肉で、足の動きの微調整役。表層の大きな筋肉が衰えると負荷がかかり、こりやすくなります。梨状筋のこりは腸骨筋の衰えにつながるため、ほぐすことが大切です。

梨状筋

梨状筋のこりをほぐす「足バイバイ」と腸骨筋を鍛える「座り足上げ」の2つで行う「股関節エクサ」は、どちらも股関節をちょっと動かすだけととっても簡単です。

ステップ1 梨状筋をほぐす「足バイバイ」

1 いすに浅く座り、足を前へ伸ばす

梨状筋をほぐす「足バイバイ」

背筋をまっすぐのばし、足は肩幅に開く。1~3を行う間は腹式呼吸をする。

2 ひざとつま先を外側へ向ける

梨状筋をほぐす「足バイバイ」

ひざとつま先をできるだけ外側へ向けて、30秒キープ。足を動かす際は、股関節から動かす意識で。また足の角度は左右同じになるようにする。

3 ひざとつま先を内側へ向ける

梨状筋をほぐす「足バイバイ」

ひざとつま先をできるだけ内側へ向けて、30秒キープ。このときも、股関節を意識しつつ足の角度に左右差がでないように。2と3を交互に3セット。

ステップ2 腸骨筋を鍛える「座り足上げ」

1 いすに浅く座る

腸骨筋を鍛える「座り足上げ」

背筋をのばしていすに座る。足はこぶし1個分開け、つま先はまっすぐ前へ向ける。1~3を行う間、腹式呼吸をする。ひざが直角に曲がる高さのいすが理想的。

2 上半身を少し前に倒して、左足を床から10cm上げる

腸骨筋を鍛える「座り足上げ」

背すじをのばしたまま上半身をやや前に傾ける。股関節とつながる内もものつけ根を意識しながら左足を床から10cmほど上げて30秒キープ。手を腰にあてると姿勢が安定。ももを水平よりちょっとだけ上げるのがポイント。

3 左足を下ろし、右脚を10cm上げる

腸骨筋を鍛える「座り足上げ」

左足を下ろし、右脚を床から10cm上げて30秒キープ。2と同じく股関節とつながる内もものつけ根を意識する。

腸骨筋が鍛えられるとしっかりと骨盤を支えてくれるので、お尻の筋肉がしっかり使える状態になります。ステップ1とステップ2をセットで行って、プリッとした美尻になりましょう!

撮影/神尾典行 モデル/原田ゆか イラスト/後藤知江
(からだにいいこと2018年6月号より)

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