
「オーラルケアの最適化」で歯周病、虫歯、口臭をスッキリ予防!
長年自己流の歯磨きをしていませんか?今日から、大人に最適なオーラルケアを取り入れて虫歯や歯周病と無縁に。記事の最後、編集部おすすめ商品のプレゼント情報もお見逃しなく!
目次
<Topics>「歯脳相関(しのうそうかん)」を知ってますか?
歯が健康でないと、脳の働きにも悪影響を及ぼす可能性があり、歯周病が認知症のリスクにも深く関わっていることがわかっています。
歯でものを噛む刺激は脳の血流量を増やし、脳を活性化する働きがあるため、歯を失うと噛む刺激が減り、脳の老化が加速します。最新の研究では、「歯脳相関」と言い、歯と脳が互いに影響を及ぼしあうことが明らかに。歯周病が重度であるほど、認知機能は低下していることが報告されています。
日頃のオーラルケアで歯周病を予防することは、将来の脳の健康を守ることにもつながります。

お口の健康は心の豊かさにもつながる
歯と口はものを食べるほか、会話したり、表情を作ったりと重要な役割があります。歯が1本ないだけでも、噛む力が弱まって食べにくくなったり、舌の動きが変わり発音が悪くなったりすることで社会生活を楽しめなくなります。
また、噛み合わせが乱れると、首や肩をはじめ全身の筋肉や骨格のバランスが崩れ、運動能力も低下します。人や社会との関わりが減り、引きこもりがちになることで幸福度やQOL(生活の質)が落ちます。
口腔環境を良好に保つことは、心と体の健康に影響を与え、人生の質を左右すると言っても過言ではありません。
自己流の歯磨きが引き起こす歯周病に注意!
子どもの頃に身に付けた歯磨きの習慣を大人になった今も続けている人は少なくありません。
虫歯予防がメインの子どもの歯磨きとは違って、大人は虫歯予防だけでなく歯周病予防がポイント。歯周病とは、歯を支える歯茎などの歯周組織に炎症が起こる病気です。
これまでの歯磨きを続けていたら、将来多くの歯を失うかもしれません。さらに、口だけの問題にとどまらず、歯周病菌が血管を通じて全身に影響を及ぼすことがあり、糖尿病や心血管疾患、認知症のリスクが高まることが指摘されています。
全身の健康のためにも、30代からは、大人の歯磨きを取り入れたオーラルケアにアップデートしましょう。
あなたは大丈夫?間違いだらけのオーラルケア
【誤解1】歯ブラシは毛先が細い方が汚れを落としやすい
極細毛の歯ブラシは、すき間に入りやすく汚れを掻き出してくれるイメージがあります。しかし、歯と歯の間や歯周ポケット(歯と歯茎の境目)にも歯ブラシの毛先が届きやすい反面、毛先が細く尖っているため、歯茎を傷つけやすく、歯茎が痩せたり下がってしまう「歯肉退縮」が起こることも。炎症のない健康な歯茎には使用を控えたほうがよいでしょう。
【誤解2】研磨剤入りの歯磨き粉は歯を削ってしまう
研磨剤は細かな粒子で歯の表面の着色汚れを除去できるメリットがあります。研磨剤入りの歯磨き粉を使っても歯が削れる心配はありません。実は、研磨剤による摩耗よりも、ゴシゴシと強く磨きすぎて歯や歯茎を摩耗させて「知覚過敏」になるリスクのほうが高いです。力を入れすぎないように、歯ブラシの圧には十分に気をつけましょう。
ただ、電動歯ブラシを使う場合、研磨剤が含まれた歯磨き粉を使うと、歯の表面が削られやすくなりますので、研磨剤や発泡剤不使用のジェルタイプがおすすめ。泡立ちしにくく、じっくり磨けます。
【誤解3】歯磨き粉は毛先につけるだけでいい
歯磨き粉を毛先にちょこんとつけるだけだと、むし歯や歯周病の予防効果を十分に得られません。適量はヘッドの長さ約2/3が目安。ヘッド全体を覆うよりも少なめです。歯磨き粉をつけすぎるのもNG。泡立ちが多くなり歯磨きの途中で吐き出してしまい、口の中のフッ素の濃度が減ってしまいます。
歯を磨いた後、うがいをする場合は少量の水で1回程度がおすすめ。フッ素や有効成分を口の中に残すことができます。無添加で刺激性が少ない歯磨き粉を選ぶのもいいでしょう。
早め早めに!大人の歯磨きが、効果大

女性の場合、ホルモンの分泌が変化する生理前や生理中は、肌荒れや腹痛が起こるのと同様に歯茎が腫れやすく、炎症が強まる恐れがあります。歯周病にかかりやすい生理の時期は、口腔内を清潔に保つために、特に意識しましょう。
また、更年期になると歯周病が増えやすいと言われています。女性ホルモンの減少により唾液の分泌量も低下するため、口の中が乾き、歯周病菌が増加しやすい環境になります。
歯周病を防ぐ、大人の正しい歯磨き
歯の磨き方にはいくつか種類がありますが、歯科医師が推奨する「大人の歯磨き」では、歯周ポケットの清掃に適した「バズ法」に加えて、デンタルフロスを使い歯間をきちんとケア。歯垢や歯石を取り除き、歯周病予防・改善が期待できるオーラルケアです。

(1)歯と歯茎の境目と、歯と歯の間を集中的に
歯垢がたまりやすい歯周ポケットがある「歯と歯茎の境目」と、歯ブラシの毛先が届きにくい「歯と歯の間」を集中的に磨く。
(2)毛先は歯と歯茎の境目に45°の角度で当てる
歯ブラシの毛先を歯と歯茎の境目に45°の角度で当て、軽い力で細かく前後に動かしながらそっと磨く。1~2本磨いたら、隣の歯に移動し、繰り返す。電動歯ブラシの場合も1~2本磨いたら、隣の歯に移るように。
<ポイント>
電動歯ブラシや音波歯ブラシは、振動によって歯に当てるだけで汚れを取り除くので、手を動かしてこすらないように気をつけて。
(3)うがいをせず、デンタルフロスで歯間清掃
糸巻きタイプのデンタルフロスを40㎝ほど切り、左右の中指に数回巻きつけ、指と指の間を3㎝くらいの長さにする。フロスを歯と歯の間に入れ、歯面に沿って、歯の根元から2~3回上下にこする。別の歯と歯の間を掃除するときは、フロスを新しい部分にずらして使う。
<ポイント>
極細のデンタルフロスは、歯茎に食い込むなど、歯茎を傷つける可能性があるので、適度な厚みがあり、ふんわりとしたものを選びましょう。
(4)仕上げとして洗口液を使用
フロスを使い終わったら、うがいをする。仕上げに洗口液は適量を口に含み、口全体を行き渡らせるように30秒ほどすすぎ、液を吐き出す。
<ポイント>
洗口液がない場合は、歯ブラシで歯の表面や裏、全体に歯磨き粉(おすすめはフッ素入り歯磨き粉)をまんべんなく付けるように磨き、うがいせずに一度吐き出してください。
「歯ブラシに併せてデンタルフロスを使うことで歯茎を傷つけずに、90%近くの歯垢や汚れを取り除くことができます」(坂本さん)
口の中の状態を知って、自分に合ったオーラルケアを選ぶ

自分で自分の口の中を把握するのは難しいので「歯が痛くなる前」に、歯科医院に行くことをおすすめします。歯周病ではない人が歯周病向けの歯ブラシを使うとかえって炎症を起こし、歯茎が痩せてしまうこともあるため歯科で口の中の状態を知ることが、オーラルケアの最適化の一歩。歯科医師の指導のもと、「私にはこれが必要!」という自分に合った方法を選ぶことで健やかな口腔環境の維持管理(メンテナンス)ができるのです。
編集部厳選!おすすめオーラルケア用品5選(プレゼントあり)
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ORAJULLY(オーラジュリー)ガムトリートメント(口腔用保湿クリーム)40g
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ハイドロソニックイージー (1名様にプレゼント)

クラプロックス 電動歯ブラシ ハイドロソニックイージー
¥21,780(税込)/クラデンジャパン TEL.0120-985-572
独自開発のブラシ毛「クーレン繊維」は、コシがあるのに柔らかく、歯と歯茎をやさしくケアしながら効果的に歯垢を除去。磨き残しの多い奥の歯まで快適にブラッシングできます。軽量でボタン1つで操作も簡単。専用の替えブラシ2本セット¥4,290(税込)も販売中。
アワアワしようぜ!新習慣マウスウォッシュ(3名様にプレゼント)

アワアワしようぜ!新習慣マウスウォッシュ レモン味(左)、ミント味(右) 800㎎×20粒
¥657(税込) /ウエルシア薬局 TEL.0120-119-358
泡立つタブレット状のマウスウォッシュ。タブレットを噛み砕くと泡立ち、もっちり泡が口内すみずみまで洗浄し、口臭予防にも効果的です。噛んですすぐだけでザラザラ感が残らずマイルドな口当たりが魅力。災害時や旅行にも便利。フルーティなレモン味と爽やかなミント味の2種。1袋ずつ、セットで3名様にプレゼント。
薬用フレッシュペースト

薬用フレッシュペースト[医薬部外品]60g
¥1,958(税込) /歯磨き堂 TEL.0120-012-543
緑茶、ウーロン茶、紅茶由来エキスに加え、5つの薬用成分を配合。口臭ケア、抗炎症作用、歯周病予防。微粒子の美白成分が歯の表面の細かな傷の間に入り込んだ汚れを取り除き、ホワイトニング効果も。爽やかな香りと清涼感で歯磨き後の口内スッキリ!
フロアフロス(ワックス付き)

フロアフロス(ワックス付き)45m
¥726(税込) /オーラルケア TEL.0120-500-418
384本もの極細の糸を1本に束ねて作られたデンタルフロス。唾液や摩擦でフロスの繊維がふわっと広がり、歯茎を傷つけることなく歯垢をしっかり絡め取ります。ロールタイプなので、片手を離すとフロスを簡単に引き抜くことができ、歯並びが悪い人にもおすすめ。
プレゼントの応募はこちら

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イラスト/澤村花菜

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