魚肉ソーセージはダイエット向き?カロリーや効果・食べ方などを紹介
魚肉ソーセージがダイエットに向いているのか、気になる方も多いのではないでしょうか。この記事では、魚肉ソーセージのカロリーや効果、食べ方などを紹介します。ぜひ参考にしてください。
目次
魚肉ソーセージはダイエット向きの食材?
魚肉ソーセージは、魚のすり身が原料の食材です。低カロリーかつ高たんぱくでダイエットに向いている食材といえるでしょう。ここでは、魚肉ソーセージの栄養素やカロリーについて詳しく解説していきます。
栄養素
魚肉ソーセージは、魚のすり身が主成分で、高いたんぱく質含量が特徴です。たんぱく質は筋肉の維持や修復に重要で、ダイエット中の体重管理に役立ちます。
また、不飽和脂肪酸の一種であるEPAとDHAが豊富に含まれているものもあります。体内で生成できないため、食事からの摂取が必要です。EPAとDHAは、心臓や血管の健康に良い影響を与えるとされています。
さらに、魚肉ソーセージにはカルシウムも多く含まれており、骨や歯を強化するのに役立ちます。
カロリー
ダイエット中において、食材のカロリーを把握することは重要です。魚肉ソーセージは、1本(約70g)でおおよそ110kcalと比較的低カロリーです。適量を摂取すれば、カロリーオーバーの心配は少ないため、ダイエットに役立つ食材として利用できます。
ただし、低カロリーであっても、糖質量が特別に少ないわけではありません。したがって、1日に何本も食べてしまうと、カロリーや糖質の摂取量が増え、ダイエットの効果を損なうでしょう。
ダイエット中に魚肉ソーセージを取り入れるメリット
魚肉ソーセージにはさまざまなメリットがあります。メリットを理解し、ダイエットに上手に取り入れましょう。
たんぱく質が豊富に含まれている
魚肉ソーセージは、豊富なたんぱく質を含む食材です。たんぱく質は筋肉量の維持に重要で、筋肉をしっかり保つことで基礎代謝が高まり、効率良く脂肪を燃焼できます。特に、引き締まったボディラインを目指す方には、たんぱく質の摂取が欠かせません。
さらに、たんぱく質は食欲の抑制にも役立ちます。ダイエット中は食事量を減らすことが多いため、空腹感に悩まされますが、たんぱく質が豊富な食事は満腹感を長続きさせるため、イライラや挫折感を軽減する助けになるでしょう。
オメガ3脂肪酸やDHAを摂取できるものもある
ダイエット中の食生活に魚肉ソーセージを取り入れると、オメガ3脂肪酸やDHAを摂取できる場合があります。
オメガ3脂肪酸は心血管の健康をサポートし、全体的な健康を維持するのにも有効です。一方でDHAは、中性脂肪を下げる働きがあり、肝臓での脂肪合成を抑えることで、体内に脂肪が蓄積されるのを防ぎます。
ただし、全ての製品がこれらの成分を含んでいるわけではありません。オメガ3脂肪酸やDHAを摂取したい場合は、それを強調している商品を選ぶとよいでしょう。
おやつや夜食として食べても罪悪感が少ない
ダイエット中におやつや夜食を選ぶ際、魚肉ソーセージは良い選択肢となります。お菓子と比べると低カロリーで、1本あたりのカロリーが比較的抑えられるため、ダイエットの妨げになりません。また、個包装されているため、持ち運びが簡単で、外出先でも手軽に摂取できます。
さらに、よくかんで食べることで、満腹感が得やすくなります。食べごたえがあり、小腹が空いたときに満足感を得やすいのも特徴です。
コスパが良い
ダイエットを成功させるためには、長期間にわたって取り組む必要があります。そのため、ダイエット中に選ぶ食品のコスパも重要です。高価なダイエット食品は、一時的に効果を感じられることがあっても、長期間続けるのは経済的に難しいことがあります。
対照的に、魚肉ソーセージは比較的手頃な価格で購入できるため、経済的な負担が少なく、長期間にわたって取り入れるのが容易です。コストを気にせずにダイエットのサポートとして活用できるでしょう。
ダイエット中に魚肉ソーセージを食べる際の注意点
低カロリーな魚肉ソーセージですが、食べ方を間違えるとダイエット効果が得られない可能性があります。ここでは、魚肉ソーセージを食べる際の注意点を紹介します。注意点をチェックし、正しくダイエットに取り入れましょう。
特定保健用食品を選ぶ
ダイエット中の食生活に魚肉ソーセージを取り入れる際は、特定保健用食品を選びましょう。
特定保健用食品とは、健康維持や増進に役立つ成分が含まれており、消費者庁長官の許可を得て販売されている食品です。これらの製品は、特定の健康効果が科学的に証明されているため、ダイエット中のサポートに適しています。
例えば、DHA入りの商品は、血液中の中性脂肪値を下げる効果が期待できます。
食べすぎないようにする
ダイエット中に魚肉ソーセージを取り入れる際は、食べすぎに注意が必要です。魚肉ソーセージはヘルシーですが、塩分や保存料などの食品添加物が含まれているため、過剰摂取は避けたほうがよいでしょう。
塩分を多く含むため、食べすぎると以下のリスクがあります。
- むくみ
- 血圧上昇
- 腎臓機能の低下
これらのリスクを避けるために適量にとどめ、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。
食事に置き換えるのはNG
ダイエット中、食事全体を魚肉ソーセージに置き換えるのは避けましょう。魚肉ソーセージに置き換えればカロリーを抑えられると思われがちですが、単品での食事は栄養バランスが不十分です。
たんぱく質や一部のミネラルを摂取するのには適していますが、食物繊維やビタミンなどの栄養素は不足しています。食物繊維は腸内環境を整え、便秘防止に役立つため、欠かせません。
調味料は使わない
ダイエット中に魚肉ソーセージを食べる際は、調味料の使用を控えましょう。魚肉ソーセージには一定量の塩分が含まれており、調味料を追加するとさらに塩分が増えてしまいます。塩分の過剰摂取は、むくみや高血圧、さらには腎臓機能の低下といった健康問題を引き起こします。
また、調味料を使うと、カロリーも増えるでしょう。ダイエット中はカロリー管理が重要であり、調味料を使わずにそのまま食べることで、余分な塩分やカロリーの摂取を抑えられます。
魚肉ソーセージのおすすめレシピ
ここでは、魚肉ソーセージを使ったアレンジレシピを紹介します。そのまま食べるのに飽きた際は、ぜひ参考にしてください。
魚肉ソーセージのサラダ
水菜とアボカドを組み合わせたサラダを紹介します。
【材料】
魚肉ソーセージ…1本
アボカド…1/2個
水菜…1/2束
A|しょうゆ…小さじ1
|酢、オリーブオイル…各大さじ1
|わさび…適量
【作り方】
(1)魚肉ソーセージ、アボカドはひと口大に切り、水菜は食べやすい長さに切る。
(2)ボウルにAを混ぜ合わせ、(1)を入れてあえる。
水菜とアボカドを組み合わせたこのサラダは、さっぱりとしたお酢とピリッとしたワサビで、軽やかに楽しめます。お酢は胃酸の分泌を促進し、消化を助ける効果があるため、ダイエット中は特におすすめです。
魚肉ソーセージチップス
ダイエット中でも楽しめるスナックとして、魚肉ソーセージチップスはいかがでしょうか?
【材料】
魚肉ソーセージ…1本
一味唐辛子…適量
【作り方】
(1)魚肉ソーセージを斜め薄切りにする。耐熱の皿に並べ、ラップをせずに600Wの電子レンジで2分加熱する。
(2)パリパリになるまで、30秒ずつ加熱を繰り返す。
(3)パリパリになったら、一味唐辛子を振る。
カリカリの食感とスパイシーな風味で、ヘルシーな間食を楽しめます。手軽につくれるので、忙しい日でもサッと準備できます。
まとめ
魚肉ソーセージはたんぱく質が豊富で低カロリーのため、ダイエットに向いている食材です。たんぱく質は腹持ちが良く、筋肉をつくるのに必要な栄養素のため、ダイエットに欠かせません。
ただし、食べすぎは禁物です。魚肉ソーセージには塩分が含まれているため、過剰摂取はむくみを引き起こします。また、そのまま食べる際は調味料を使わないこともポイントです。適切に魚肉ソーセージを取り入れて、楽しくダイエットを成功させましょう。