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腎臓サムネ

むくみや水分代謝に! 腎臓を元気にするおすすめの足つぼ4選

腎臓の働きを高める足つぼは、むくみや水分代謝が気になったときにおすすめです。実は、東洋医学における腎臓の役割はさまざま。今回は、腎臓に効果的な足つぼや意外な働きをご紹介します。

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腎臓の働きアップに足つぼが効果的な理由

足つぼは東洋医学でエネルギーの通り道とされる「経絡(けいらく)」を通して各臓器とつながっています。腎臓に対応する足つぼを刺激することでむくみや水分代謝を改善することができます。

西洋医学で腎臓は、余分な水分や老廃物などを尿として排泄する働きがあります。また、体内の水分量を調整し、体の機能を正常にキープするなど、生命維持に欠かせない臓器です。

一方で、東洋医学では「腎」と言い、その働きは幅広く、腎臓そのものだけではなく、腎臓の働きやその働きによって起こる現象を指しています。腎のメインの仕事は、体の中の水のろ過。汚れたものをきれいにして、栄養と一緒に水を体中に送ります。そして、不要なものは膀胱へ運びます。

腎と深く関わりのある脈絡は「腎経(じんけい)」という経絡。腎経は、膀胱とつながっている「膀胱経(ぼうこうけい)」と兄弟のように密接な関係です。そのため腎を元気にするには「腎経」と「膀胱経」の足つぼが効果的です。新陳代謝がアップして、水の体内循環が良くなり、むくみ対策にもなります。

また腎は、東洋医学で生命エネルギーを司るものとされ、子どもは両親の腎とそっくりなものを受け継いでいると考えられています。それほど腎は、人間が生きるうえで大切な役割を担っているのです。

腎臓に効果的な足つぼ4選

それでは、腎臓の働きを高める足つぼ4つをご紹介します。「腎経」や「膀胱経」に点在する足つぼで、むくみや水分代謝が気になるときにつぼ押しすると効果的です。

湧泉(ゆうせん):足裏のつぼで、足裏のもっとも凹むところにあります。土踏まずから足の中指に向かって指をすべらせて、指が止まる位置。腎経の始まりのつぼで、腎の調子を整えるには重要なつぼです。

湧泉

押し方:あぐらをかいて座り、太ももの上に足を乗せます。親指と親指を重ねて、しっかりとつぼを押します。

湧泉ツボ押し

太谿(たいけい): 内くるぶしの後ろで、アキレス腱の手前のくぼみにあります。どの経絡の中でも基本となるつぼを「原穴(げんけつ)」といい、「腎経」ではこのつぼが原穴にあたります。「腎経」のリーダー的なつぼです。

太谿

押し方:あぐらをかいて座り、足首を包むように指先でつかんで、親指でつぼを押します。

太谿ツボ押し

大鐘(だいしょう):太谿からの親指幅半分くらい下にあります。大鐘は、慢性的な不調に効果的な「絡穴(らくけつ)」というつぼです。むくみや代謝の悪さが常に気になっている人は、ここを押してみましょう。

大鐘

押し方:あぐらをかいて座り、足首を包むように指先でつかんで、親指でつぼを押します。

水泉(すいせん):太谿から親指1本分の幅くらい下にあります。内くるぶしとかかとを結んだ線上の中央の位置。「郄穴(げきけつ)」と呼ばれるつぼで、急に起こった不調に効きます。

水泉

押し方:あぐらをかいて座り、足首を包むように指先でつかんで、親指でつぼを押します。

歩くときは「湧泉」を意識する

腎臓に効果的な「湧泉」は、体の軸を整えるのにも有効です。「湧泉」を地面につけようとイメージして歩くと、足の指がしっかり着地して、体のバランスが整い、軸がしっかりします。人間は体の軸がしっかりしていることが大切です。軸がしっかりしていると、体はもちろん、メンタルも安定します。歩くときに湧泉を意識するだけでつぼ刺激効果もあり、全身を元気にすることができますよ。

足つぼの基本を知ろう

そもそも、足つぼを押すとなぜ不調を改善することができるのでしょうか? ここからは足つぼの仕組みを解説していきます。

東洋医学では、人間の体の中にエネルギーの通り道とされる「経絡(けいらく)」があり、その経絡に沿う形でつぼが点在しています。経絡は内臓とつながっており、内臓の中を生命エネルギーの「気」や、その気を運んだり体の組織をうるおしたりする「血(けつ)」が滞りなく流れています。体に14本ある経絡の中に、361個のつぼがあるということが、WHO(世界保健機関)によって認められています。

経路図

つぼは、例えるならば信号機のような存在です。体の中でトラブルが起こっているときにつぼを触ると、凝っていたり冷たくなっていたり、反対に熱を持っていたりと、体のどこに不具合が起きているのか教えてくれます。

東洋医学では、体の中は「小宇宙」に例えられ、宇宙と同じように気の流れや水、鉄があるとされています。体に何かしら不調が起こると、これらの気や血の流れが滞ってしまいます。そんなときに、つぼを押せば、通り道である経絡に刺激が伝わり、気や血の巡りが改善。体が本来持っている元気を取り戻し、調子の悪い臓器や組織が自然治癒するのを助けてくれます。

足つぼの正しい押し方

足つぼを押すときの指は、つぼに対して垂直に。指のハラの真ん中をつぼに当てて、息を吐きながら、3~5秒くらい深く押してください。

そして1~2分の間に、つぼを押して離すのをゆっくり繰り返します。息を吐くと関節の力が抜けるため、つぼが入りやすくなるでしょう。また、何回もやりすぎると、皮膚や筋肉などを傷めて、腫れや痛みの原因になりますので、間隔をあけて行ってください。

ツボの押し方

つぼを押す力加減は、痛気持ちいいくらい。つぼ押しには、体をゆるめてリラックスさせる効果がありますが、痛みを感じるくらい強く押すとかえって筋肉が緊張してしまい、その効果を十分に得られません。

また、足つぼを押すときは、つぼ押し棒などの器具を使わず、自分の指で押してください。指がいい理由は「気」が出るから。作られたものではなく、自分の手から出る気がつぼを通して体内に入ると考えられています。

さらに、何回も同じつぼを押していくうちに、気持ちがいいと感じる場所が見つかるでしょう。それは、つぼを上手く押せている証拠です。つぼにヒットすると、人によっては眠くなるくらい心地のいい気分になるので、1回であきらめず慣れるまで続けてみてください。

おすすめのつぼ押しのタイミング

つぼ押しのタイミングは、寝る前がベスト。睡眠には、自然回復力を高める効果があります。寝る前のリラックスした状態でつぼ押しをすると、体の回復を助けてくれます。もちろん、昼間につぼ押しをするのもOK。仕事や家事の合間に、つぼ刺激で体をほぐしてリラックスしましょう。

一方、体調の悪いときはNG。東洋医学では、自然には逆らうのは良くないこととされています。元気がない日や、調子が悪い日は、体をゆっくり休めることが一番です。また、妊娠中もつぼ押しを控えた方がよいでしょう。

最後に、つぼは全身にありますが、足つぼは手が届きやすい場所にあり、簡単にセルフでつぼ押しができます。足つぼをカイロや貼るお灸で温めるのもおすすめです。冷えが気になる人は、ぜひやってみてくださいね。

腎臓のつぼは生命力と深い関係があります。むくみや水分代謝が気になるときに押すのも良いですが、なんだか元気が出ないときに押すと、体の内側からエネルギーが湧き出てきます。

文/廣瀬茉理 イラスト/中村加代子

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