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肩コリに悩む女性

気持ちよく自律神経を整えて不調を改善。ヤセ体質が手に入るコリ撲滅入門

全身がコリ固まると血行が悪化。老廃物がたまり脂肪も燃えにくくなるため、太りやすくなります。またコリは自律神経の働きにも影響し、さまざまな不調の原因にも。本記事では、そんな“太るコリ”をほぐす3カ条をご紹介します。

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脂肪も不調もストレスもほぐしワザで改善!

伸びをする女性

太りやすいのは、全身がこり固まっているせいかもしれません。「コリは筋肉が緊張し、血行が悪化した状態。老廃物がたまり、脂肪も燃えにくいので太る原因になります」と、整形外科医の遠藤健司さん。こうした“太るコリ”をほぐせば血流が回復し、代謝がアップ。ぜい肉が落ち、体調も改善します。

そのカギを握るのは自律神経です。「コリは、自律神経のうち交感神経を過度に活発化させます。ほぐすことで自律神経のバランスが整えば、疲れも不調も和らぎますよ」(遠藤さん)

加えて、「自律神経の中枢は脳の各部位に点在。感情をつかさどる大脳辺縁系の近くにもあるので、心もほぐしましょう」と、神経内科医の荒木信夫さん。記事を参考にして心身をほぐし、太りにくい体を手に入れて!

ぜい肉・疲れ・不調は“太るコリ”と自律神経のせい!?

悩む女性

「ヤセない」のはコリが代謝を下げるから

コリは、筋肉が緊張して血流が滞った状態。脂肪や栄養を体内の必要な部位で消費することができず、代謝が落ちて太りやすくなります。

「つい食べすぎる」のは交感神経が優位になるから

コリやストレスが原因で交感神経が優位になりすぎると、睡眠の質が低下。すると食欲増進ホルモン「グレリン」が増加し、ドカ食いの原因に。

「疲れがとれない」のは体がこり固まっているから

こり固まった筋肉の内部に老廃物がたまると、体内が酸性の状態に。慢性的に炎症が生じやすくなり、疲れやだるさを引き起こします。

「不安が消えない」のはコリが自律神経を乱すから

不安やストレスは、自律神経のバランスが崩れる原因の1つ。そこにコリが加わると、自律神経の乱れがさらに加速し負のループに陥ることも。

キレイと元気の源は自律神経のバランス

両手を肩の高さで広げる女性

副交感神経|痛みや不調を改善

安静時に働く副交感神経。全身の血管や筋肉をゆるめてコリを取りのぞき、心身をリラックスさせます。消化を促進するのも、副交感神経の仕事です。

【“やる気が出ない”のは副交感神経の仕業?!】
インドア中心や夜型の生活では、副交感神経ばかりが優位に。常に眠い、やる気が出ないなどの不調を招くほか、代謝が落ちて太りやすくなることも。

交感神経|代謝が活発に

活動時に働く交感神経は、代謝を担っています。交感神経が優位な時間は、内臓が活発に動きます。多くのエネルギーが使われ、脂肪が燃焼!

【交感神経が高すぎると痛みや不調の原因に】
交感神経が過度に優位が続くと、体はずっとアクセル全開の状態に。代謝は上がる一方、痛みや不眠、動悸(どうき)などの不調が起こります。適度な切り替えが大切です。

首・肩コリは自律神経に影響大!

首まわりの筋肉は、自律神経の中枢の1つである「脳幹」と直結。首や肩がこると脳幹が刺激を受け、交感神経が極端に活発化。それをカバーしようと副交感神経も過剰に働くため、バランスが乱れます。

ヤセて若々しくなるための“太るコリ”をほぐす3カ条

体じゅうのぜい肉や、さまざまな不調の原因となるコリ。ご紹介する3カ条でほぐせば、勝手にヤセ体質になれますよ!

[1]手を当てる

肩に手をあてる女性

血流が改善し脂肪燃焼をサポート
痛みを感じる場所に手で軽く触れると、その部位が温まり血行が促進。これだけでも筋肉がほぐれ、コリの緩和が期待できます。強くもんだりたたいたりすると、筋肉が傷つくこともあるので注意しましょう。

▶︎▶︎コリをほぐすと筋肉の緊張がとけ、血流が回復。たまっていた脂肪が熱やエネルギー、さまざまな細胞の材料などに作り替えられ、自然とヤセ体質に。手足の冷えも改善します。

[2]立ち上がって姿勢をリセット

椅子から立ちあがる女性

姿勢が自然と整い引き締まったボディに
コリの一番の原因は、ずっと同じ体勢でいること。いくら姿勢が良くても、座りっぱなしは体にとって重労働です。30分に一度は立ち上がって座り直し、姿勢をリセットするよう心がけて。

▶︎▶︎コリによる痛みは、無意識のうちに姿勢を崩し、日常の動きを小さくします。ほぐせば姿勢が改善し、筋肉の可動域も拡大。代謝が上がり、美しいボディラインを目指せます。

[3]深呼吸を意識する

深呼吸する女性

自律神経が整い健康なヤセ体質に
自律神経を整えるもっとも手軽なスイッチが「深呼吸」。鼻から吸い、口から大きく吐くだけで全身の緊張がとけ、副交感神経が優位に。痛みやコリも改善しやすくなります。

▶︎▶︎コリによる自律神経への刺激がなくなれば、交感神経と副交感神経の2種類がバランスよく働くように。代謝が上がる、食欲がおさまるなどダイエットに効果があるほか、イライラや落ち込みも改善。免疫力もアップします。

+α「その場ハンモック」でコリほぐし

肩周りの筋肉をゆるめ、呼吸を深めるポーズをご紹介します。家事や仕事の合間にこのポーズを短時間とるだけで、コリを和らげ、自律神経を整えることができます。スマホをいったん置いたら、今すぐ試してみて!

<やり方>

その場ハンモックのやり方

両手を組んで後頭部に当て、軽く上を向く。このとき、両ひじは後ろにしっかり引く。椅子の背もたれにもたれかかってもOK。

撮影/神尾典行 モデル/川野由架子 
(からだにいいこと2023年6月号より)

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