【食】身も心もよろこぶ高知の特産品の推し果物~土佐文旦のススメ~
こんにちは、りょくです。私の好きな果物は高知県の「土佐文旦」。黄色いコロンとした丸いフォルムとさっぱりした味、爽やかで芳醇な甘い香り。土佐文旦の魅力を調べると、からだにいいことが詰まっていました。
春においしい土佐文旦
文旦は、比較的新しい柑橘類で、東南アジア原産のミカン科ミカン属の果物です。和名は「ザボン」といい、日本に江戸時代中期に渡来したと言われています。
私の推しでもある「土佐文旦」は、土佐市発祥で収穫したては酸味が強く、果実園で1ヵ月ほど追熟させて出荷しています。甘くて果汁たっぷりの文旦の旬は2月から4月頃まで出回っています。
さて、文旦の気になる栄養価は日本食品標準成分表を見てみると下記の通りです。
100gあたり
熱量カロリー:38kcal(みかんは45kcal、りんごは54kcal)
脂質:0.1g
炭水化物:9.8g
ビタミンC:45mg
ナトリウム:1mg
カリウム:180mg
カルシウム:13mg
その他、マグネシウム、鉄、葉酸など健康維持に必要な栄養価が含まれているそう。他の果物より低カロリーでビタミンC多めでからだに良さそうな果物です。
文旦の皮こそさらに魅惑の栄養効果
外皮が厚く廃棄率50%の文旦。実は外皮や果肉を包む薄皮にグレープフルーツと同様の「ナリンギン」という成分が含まれているそう。このナリンギンは食欲抑制の効果があるとか。また、柑橘類の爽やかさと独特の甘い香りも「ヌートカトン」という成分が含まれ、エネルギー消費量を増やす効果があるそう。ダイエットにも向いていますね。果肉だけでなく外皮も薄皮も余すところなくマーマレードなとで食べたいですね。
でも文旦の皮って剥くのが大変というイメージがありませんか? 高知の方の剥き方ご紹介しますね。
皮の剥き方
- ヘタを横にして置き、包丁で1周ぐるりと切り込みをいれます
- 切り込みに指またはスプーンを差し込み、文旦を回しながら実と皮に隙間ができるよう離します。
- 手で文旦を左右にひねって回すと実と皮に分けます。
- 薄皮、種とわけ果肉をとります。
- 半円になった皮を器代わりにして実を盛り付け完成。見た目が素敵なんです!
皮剥き作業も身離れが良いのでそれほど大変じゃありません。部屋全体に甘くて芳醇な柑橘系の香りが漂い癒されます。
文旦の効能も疲労回復、抗酸化作用、血液サラサラ効果。ビタミンCが多いので免疫力強化、美肌効果も期待できるとか。肌トラブルのゆらぎの時期にはぜひ摂取したいところ。
からだを整えるのにぴったりな土佐文旦をご紹介しました。出会ったらぜひ食べてみてくださいね。
最後にグレープフルーツと同様なので食べ合わせの禁忌があります。特に降圧剤など服用中の方はご注意ください。
最後まで読んで下さりありがとうございました。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。