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気血おやつ

イライラ・うつうつから解放!コンビニで買える「気血おやつ」

体力が続かない、イライラしやすいなど、さまざまな心身の不調は、気と血(けつ)不足が原因かもしれません。コンビニやスーパーで手に入る「気血おやつ」で効率よく補いましょう。

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「気血両虚(きけつりょうきょ)」が“だる重”を招く

心身の健康に欠かせない「気」と「血」。不足すると、多くの不調をもたらします。

「気」は体と心を動かすエネルギーとなるもの。血液を巡らせる、体温を保つ、病原菌から体を守るなどの働きがあります。

「血」は「血液」とほぼ同じ。酸素や栄養を全身に運び、潤いを保ちます。さらに、心を元気にする役割も果たしています。

体力が続かない、やる気が出ない、イライラしやすくなるなど、さまざまな心身の不調があらわれます。症状の出方は人によって異なり、多くの症状が出る人もいれば、ひとつしか出ない人もいます。

こんな人は「気血両虚」かも?

午前中だるくて頭が働かない

朝はだるくて動けず、昼や夕方からやっとエンジンがかかる人は、気力も体力も落ちている状態。注意力散漫で暴走しがちになるなど、精神面も不安定な傾向が。

甘いものが無性に食べたくなる

「甘いものが食べたい」と思うのは、血が不足しているサイン。欲求のままにチョコレートやクッキーなどを食べると、胃を傷めて気血両虚が加速します。

昼食後、眠くてボーっとしてしまう

気血両虚の人の多くは、胃腸が弱っています。胃腸で消化しきれなかった食べ物が、気・血の通り道をふさいで栄養が脳に送られず、食後に眠くなるのです。

不安や心配をいつも抱えている

常に不安・心配を感じる人やイライラしやすい人は、血が不足していることが多いもの。考えごとをしすぎると血を消耗するので、さらに血が不足します。

おやつで栄養を摂って疲れにくい体と心に

「体の重だるさや疲れやすさを、つい年齢のせいにしがち。でも、原因は『気血両虚』かもしれません」と、国際中医薬膳師の瀬戸佳子さん。

「気血両虚」とは、東洋医学で体と心を構成する気と血が不足した状態。心身の不調を招くほか、代謝が落ちて太りやすくなるといいます。

「気血両虚は食事がおろそかで栄養不足になると起こるもの。忙しくて、菓子パンなどおやつのような食事を摂ってしまう人や、ヘルシーだからと生野菜や豆腐ばかり食べている人は、気と血が不足します」

気と血を補うには、動物性たんぱく質を中心に多様な食材を盛り込み、胃腸を養生する食事を摂ることが重要。でも、毎食きちんと食事を摂ろうと気負うと、逆に疲れることになります。

「おすすめは、おやつの時間を活用して動物性たんぱく質を摂ること。コンビニなどで買える『気血おやつ』を取り入れると必要な栄養が手軽に補え、心身が元気になりますよ」

おやつで「気」と「血」を補おう!

コンビニやスーパーで手に入る「気血おやつ」で、動物性たんぱく質を摂りましょう。

魚肉ソーセージ

魚のすり身から作られた魚肉ソーセージは、動物性たんぱく質がしっかり摂れ、消化しやすいのが特徴。小分けになっていて手が汚れにくいので、持ち運びにも便利。できるだけ添加物の少ないものを選びましょう。

フランクフルト

フランクフルトの原料となる豚肉や牛肉は、気と血を補ってくれます。ただ、なかには脂の多いものや、味の濃いものもあるので、何日も続けて食べるのは避けましょう。

さきいか

さきいかは、血を補う作用があります。また、噛み応えがあるので少量で満腹感を得ることができ、食べすぎも防止。なるべく塩分控えめのものを選んでください。

アーモンドフィッシュ

カタクチイワシなどの小魚は血流を良くして、精神の安定に役立つ食材。また、魚の乾物は胃腸の弱い人でも食べやすいのでおすすめです。アーモンドにも、血を補う働きがあります。

コンビニで迷ったら肉まんや甘栗を

コンビニで菓子パンを買おうか迷ったら、動物性たんぱく質を含む肉まんやから揚げを選んで。また、口寂しいときにガツンと甘いものを食べると、もっと甘いものが欲しくなります。優しい甘さで胃もたれしにくく、気を補う甘栗を食べて。

脱・カン違い健康法! 気血アップできる食生活

健康にいいと思われがちで、実は不調を招く「カン違い健康法」。気血アップ食に変える方法を紹介します。

スムージーやフルーツだけの朝食

生のもの、甘いもの、冷たいものは胃の働きを弱めます。気・血の原料は胃腸で作られるので、生の青果を使った甘く冷たいスムージーや、フルーツだけの朝食では気・血がさらに不足する悪循環になることも。

東洋医学では朝7~9時は胃を養生する時間帯。温かいものや発酵食品は胃の調子を整えます。インスタントでもいいのでみそ汁を飲んで。お椀にたっぷりのかつおぶしとみそ適量を入れ、お湯を注ぐだけでも〇。

白米はほとんど食べない

白米は気を補い、胃腸を養う食材。糖質制限をして白米を減らしすぎると体力がなくなり、やる気や元気まで失われます。糖質の摂りすぎは生活習慣病などにつながりますが、白米は適度に摂ることが大切です。

どうしても炭水化物を控えたいときは、おかゆやおじやにすると白米の量を減らすことができます。いずれも温かくて消化しやすいので、胃腸が弱っている気血両虚の人にぴったり。炊飯器などで簡単に作れます。

夕食は豆腐やサラダでヘルシーに

火を通さない冷ややっこや、野菜を生のまま食べるサラダは胃腸を弱めます。また、大豆製品は消化されにくいので、夜遅くに豆腐を食べたり、たくさん摂ったりすると、翌朝の胃もたれの原因となり、気血両虚になります。

夕食は煮る、ゆでる、蒸すといった調理法で加熱した、温かいものを摂るよう意識しましょう。鮭缶やコンビーフをスープに入れるなど、市販品を上手に活用すると調理の手間を省くことができます。

牛乳やチーズでカルシウムを補う

乳製品は脂肪の一種で、胃腸を傷める原因に。気血両虚の人は、乳製品を摂りすぎていることが多いもの。チーズやヨーグルトだけでなく、牛乳の入ったスイーツや、ラテなどの飲み物の摂りすぎにも気をつけて。

東洋医学には「以臓補臓(いぞうほぞう)」という考えがあり、体の弱っている部分は、その部分を食べて補います。カルシウムを補うなら、骨ごと食べられる鮭やさばの缶詰のほか、じゃこなどの小魚を食べるといいでしょう。

イラスト/のがみもゆこ
(からだにいいこと2022年4月号より)

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