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“タレ尻”改善&便秘スッキリ!1分半の「直角おじぎ座り」

見た目だけでなく、健康面でも重要な役割を果たすのがお尻の筋肉。今回紹介する「直角おじぎ座り」は、お尻の筋肉を鍛える簡単エクササイズ。猫背、腰痛、便秘、尿もれや冷え性など、女性に多いお悩みも改善します!

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お尻の深部にある「梨状筋」に若さを保つスイッチが

背骨や股関節をつなぐお尻の筋肉を鍛えると、一度に上半身と下半身を鍛えることができます。そのポイントとなるのが、股関節に接する梨状筋。

梨状筋

梨状筋はお尻の深層部分にあり、股関節を安定させる筋肉です。この筋肉が硬くなると、大臀筋(お尻で一番大きくて重要な役割の筋肉)が弱くなってお尻が扁平になり、垂れることに!

梨状筋を緩める『直角おじぎ座り』で、全身が若返る

そこで梨状筋を緩めるストレッチ「直角おじぎ座りを」。お尻の筋肉がスムーズに動かせるようになります。しかも運動が苦手な人でもお尻の筋肉を鍛えらるれるように。

直角おじぎ座りは骨盤の後傾を防ぐため、姿勢もきれいになり、年齢より若く見えるようになります。
梨状筋を緩めると腸にも刺激が届きやすくなり、便秘解消も期待できます。

梨状筋は、30分以上座っていると硬くなるので、デスクワークをしている人は1回30秒でもストレッチを。お尻がどんどん若返るようになりますよ!

『直角おじぎ座り』のやり方 ー1日3回を小さな習慣に

1.浅めに椅子に腰掛ける

直角おじぎ座り

両足はこぶし1個分開き、背筋を伸ばす。骨盤を立て、お腹は凹ませる。鏡を見たり背中に手を当てたりして、背筋が伸びているか確認を。

2.上半身を前に倒す

直角おじぎ座り

足首を直角に曲げ、ふくらはぎの下部を伸ばす。さらに体を前方に倒し、脚と上半身の角度が90度になるところで静止。30秒キープする。

1日3回

短期間で全身若返り!お尻ストレッチ4つの効果

足腰と体幹をつなぐお尻の筋肉。動かせば動かすほど、全身の筋力が上がり、短期間で若返ります。

【効果1】疲れを感じにくくなり、毎日キビキビ行動できる

体の中で一番大きな筋肉=お尻の筋肉がスムーズに動かせるようになると、体を動かすのがラクに。疲労も溜まりにくくなります。

【効果2】歩けば歩くほど、まっすぐでスリムな脚に!

お尻の筋肉を鍛えると骨盤が正しい位置で安定。太ももやふくらはぎに余計な負担がかからなくなり、脚が細くなります。

【効果3】お腹の筋肉も鍛えられ、「ポッコリ下腹」解消

お尻のストレッチをすると、骨盤に接するお腹の筋肉(腹横筋)も鍛えられ、下腹ポッコリが解消。美しいくびれが現れます。

【効果4】お尻の筋力アップで尿漏れも改善

お尻の筋肉は骨盤底筋群ともつながっています。「お股キュッ」をしながらお尻ストレッチをすると尿漏れ改善に。

『お股キュッ』で尿モレ・性感改善! 骨盤底筋を強化する |からだにいいことWeb

『お股キュッ』で尿モレ・性感改善! 骨盤底筋を強化する |からだにいいことWeb

骨盤底筋は尿モレ予防や性感度を左右する、女性の“幸せ筋”。産婦人科美女医でプロボクサーでもある髙橋玲奈さんが、幸せになるための「骨盤底筋」の鍛え方を伝授。今あるお悩みにも予防にも効くカンタンエクサ、ながらでも、いつでもどこでもできますよ!

CHECK!こんなことにも、ヒップアップ効果が!

外出時はスニーカーを履く

スニーカーは、かかとに重心を乗せて歩くことができるので、骨盤の位置が安定。ハイヒール等に比べ、効率よくお尻の筋肉が動かせます。

背負うタイプのかばんを使う

かばんは肩掛けではなく、リュックタイプを。肩への負荷が左右均等になり、骨盤の歪みを回避でき、梨状筋の負担も軽減します。
普段筋トレをしていない人ほど、効果が出やすい「直角おじぎ座り」。
ぜひ小さな健康習慣にして、実感してみて!

撮影/福島章公 モデル/殿柿佳奈
イラスト/江口ともこ 石村ともこ 
(からだにいいこと2019年5月号より)

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