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センス良く見える花の組み合わせ方|季節の花 活け方レッスン(12)

生花店でかわいいと思った花をいくつか買おうと思っても、組み合わせに迷ってしまうことはありませんか? そんなときに役立つ、センスよく決まる花の組み合わせ方を教えてもらいました。

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基本編(1)迷ったときは1種類でまとめる

複数の花を買うときに組み合わせ方のポイントがわからない…、自分で選んだ花を活けると、生花店のブーケのようにおしゃれ決まらない…。そんなお悩みを解決するのが、今回ご紹介する「センス良く見える花の組み合わせ方」です。ぜひチェックして、花を楽しむバリエーションを増やしましょう。

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おしゃれに飾りたいと思うと、つい何種類も花を選んでしまいがちですが、迷うなら1種類に絞ってまとめるのが最も簡単な方法です。同じ花同士なので、本数が少なくても統一感が出て、印象がバラつきません。反対に数が多くてもまとまりが出るので、難しく悩まずにすみます。

花の高さは、写真のようにそろえてもいいですし、高低差をつけて動きを出してもいいでしょう。

おしゃれに見える飾り方のコツ|季節の花 活け方レッスン(2)

基本編(2)同系色の違う花で色のグラデーションを楽しむ

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次は、メインとなる花に対して、同色系の違う種類の花を1〜2本加えてみましょう。違う種類が1本入るだけで、色のグラデーションが生まれ、華やかさが増します。ポイントは、同系色を選ぶこと。花の大きさや咲き方が違っても、違和感なく見えます。

今回は黄色いバラ2本に、同じく黄色のキクを1本プラスしてみました。グラデーションの付け方は、メインの花に対して濃くても、薄くてもOK。咲き方の異なる花を組み合わせると、動きが出て雰囲気が変わります。

おしゃれに見える飾り方のコツ|季節の花 活け方レッスン(4)

基本編(3)グリーンを加えて、ぐっと華やかに

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花だけでも十分素敵ですが、グリーンを加えると、ぐっとオシャレ度がアップします。グリーンの鮮やかさで花の印象が引き締まり、アレンジに自信がなくてもセンスよく見せることができます。

主役はあくまで花で、グリーンは脇役。1〜2本、さりげなく足す程度で十分です。ゼラニウム(写真で使用)やユーカリなどのハーブ類は、手に入りやすくアレンジもしやすいので、初心者におすすめです。

(応用編)野草系グリーンでナチュラルなイメージに

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ナチュラルなアレンジは、今風の人気の活け方です。例えば、基本編(3)で紹介したアレンジに、道端でもよくみかける野草を1本加えると、ナチュラルさを演出できます。

風に揺れる、小さくてかわいらしい見た目は、やさしい天然の雰囲気を感じさせてくれます。生花店でも、ナズナ(別名・ペンペン草、写真で使用)やエノコロ草、コバン草といった、おなじみのある野草系のグリーンが手に入ります。花は同じでも、組み合わせる野草次第で印象が変わるので、ぜひ試してみてください。

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ナチュラルな野草をプラスするだけで、柔らかくおしゃれなアレンジに。

今月のお花「バラ、キク、ゼラニウム、ナズナ」

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みなさんにおすすめしたい「今月のお花」はこちら。黄色でまとめた花は、バラ(ひよこ)とキク(セイオペラ)、あしらいにつかったグリーンはスノーフレークゼラニウムとナズナ(ペンペン草)です(予算1200円程度)。

バラ(ひよこ)…旬は春、その次に秋ですが、切り花としてはオールシーズン生花店で手に入ります。1000種類以上が切り花として流通しており、色や咲き方、香りなど、自分の好みや気分で自由に選べます。今回、使用した品種の「ひよこ」は、その名の通り、ひよこのような黄色と。まるみのあるやさしい雰囲気の花が特徴です。

キク(セイオペラ)…日本を代表する花で「国花」ともされています。キクというと、仏花に使う輪菊や小菊のイメージが強いですが、それらを除くマム(洋菊)も人気が高まっています。ダリアのような華やかさがあるもの、丸くてかわいい花のものなど、種類もたくさんあります。カラフルな色やニュアンスカラーなどもあるので、ほかの花とも組み合わせやすいのがポイント。旬は秋で、長持ちするのも魅力です。

スノーフレークゼラニウム…ゼラニウムの中でも、香りがとても強い種類でさわやかなグリーン。大きくひらいた葉はきれいな黄緑色で、斑が入っているのが特徴です。花を明るく引き立ててくれます。

ナズナ…別名・ペンペン草とも呼ばれ、道端などでも自生しているのをよくみかけるおなじみの草です。ナチュラルで繊細な雰囲気で、花に添えることで動きも出ることから、ここ数年、花材としても人気急上昇中です。

撮影/安部まゆみ 取材・文/工藤千秋

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