
2週間で-4.6kg!話題の「もち麦ごはん」
ダイエット中でもごはんを食べたい人におすすめ!もち麦ごはんなら、食べるほどスルスルやせます。実際「からだにいいこと」読者の48歳女性は、白米をもち麦ごはんにしただけで、2週間で体重が4.6kg減。便秘が大改善してポッコリ下腹が消えました。もち麦のヤセパワーで短期間ダイエット、試す価値大いにアリ!ですね。
目次
食物繊維は白米の25倍。驚異の便通効果で脂肪と糖を包んで排出!
もち麦は大麦の一種で、食物繊維は白米の25倍もあります。きのこやゴボウなどの食物繊維は、水に溶けず便のかさを増やす「不溶性」が主役。一方もち麦は、水に溶けて糖や脂肪を包んで排出する「水溶性」も豊富。不溶性と水溶性のバランスがほぼ1対1で、他の食材にない理想のバランス。便通改善は早ければ3日でスッキリ!
「βグルカン」が一日中血糖値上昇を抑える
もち麦の水溶性食物繊維「βグルカン」は、糖や脂質の吸収を抑え血糖値の急上昇を防止。朝もち麦ごはんを食べると、昼頃から「βグルカン」が腸で発酵を受け、食欲や血糖を調節するホルモン分泌が増加。一日中ヤセ効果が持続します。
善玉菌のエサになり、腸内環境を改善
「βグルカン」が大腸に届くと善玉菌のエサになり、腸内環境を改善します。もち麦ごはんを食べはじめて1~2週間で、腸内に善玉菌が増えて安定。すると不要なものをため込まない体質になり、ポッコリ下腹からヤセていき、短期間でペタンコ美腹に。
朝夜1膳ずつ、昼は白米でもOK
もち麦は白米に混ぜて炊き、朝と夜に1膳ずつ。もちろんおかずも食べてOKです。
もち麦ごはんの作り方

炊き上がり1.5合分(3割炊き)
もち麦50g(約1/4カップ)
米1合 水280ml
1 白米をといで水ともち麦を入れ、軽く混ぜる。

浸水は白米を炊くときと同じでOK。初めはこの「3割炊き」で試して、腸内環境が整ったら、もち麦の割合を増やせば効果がアップ。
2 白米と同じ炊飯時間で炊き、炊きあがったら底から返して、全体を混ぜる。

味はクセがないので白ごはんと変わらず。食感は赤飯のようにもっちり。冷蔵は2日、冷凍は2週間を目安に。
30代は「+カルシウム」で燃える体に!
食事が偏りがちな30代は、食物繊維に加え、脂肪燃焼を助けるカルシウムも不足しがち。もち麦ごはんに小魚の佃煮などをプラスして、カルシウムをチャージ。牛乳やヨーグルトも意識して摂るようにしましょう。
40代は「小分け食べ」してぜい肉ストップ
忙しくて食事が不規則になりがちな40代。食事と食事の間の時間が空くと、食後に血糖値が急上昇して太りやすくなります。もち麦ごはんのおにぎりを軽く食べるなど、次の食事で血糖値が上がらない工夫をしましょう。
50代は「+海藻」でおとろえ腸を改善
腹筋が落ちて排出力が下が減り、腸内環境も乱れがちな50代。もち麦ごはんを食べるときは、海藻をプラスして水溶性食物繊維の摂取量を増やして。とろろ昆布やワカメのみそ汁などがおすすめです。もち麦ごはんは、プチプチ食感で冷めても固くならずもっちり。おいしいから続けられそうですね。もち麦はスーパーやネットで購入できますよ!
撮影/国井美奈子
(からだにいいこと2017年3月号より)