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からこと×Moniciaコラボ「PMS座談会」開催レポート(前編)

「PMS」(月経前症候群)という言葉をご存知でしょうか?生理前に身体や心に訪れる不調…そんなPMSに悩む女性たちの座談会を開催いたしました。

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PMSとは?

PMS(月経前症候群)は、月経前に起こる身体的・精神的な不調のこと。月刊「からだにいいこと」でも度々特集が組まれ、様々なお悩みが寄せられています。

日常生活の中で話題に出ることは少ないかもしれませんが、実は生理のある女性の2人に1人がPMSに悩んでいると言われているんです。

今回は、PMSにお悩みの7人が集まって、「辛い症状あるある」や、PMSをラクにするためにやっていることを教えてもらいました。

メンバーはからこと読者さん5名と、女性を支援する仕事をしながら、自らもPMSの悩みを持つコニカミノルタの2名、からことスタッフの1名です。

PMS座談会
上段左から:からこと読者のかおりんさん、さおりさん、まりさん、Chizuさん、りなさん
下段左から:からことスタッフひとみさん、コニカミノルタえじりさん、おっつーさん

PMS体験談

PMSのときの身体の調子はどれくらい?

──皆さんは、普段の状態が100%だとすると、PMSのときは何%くらいでしょうか?

さおり:40%以下、という感じですね。年々ひどくなっている気がします。

ひとみ:私は10%くらいです。普段「からだにいいこと」で働きながらも、自分もPMS当事者の1人として悩んでいるので皆さんとお話できたらと思います。

──ほとんどの方がPMS時の調子を「50%」以下と答えておりました。普段の半分以下しか調子が出せないというのは辛いですよね。

こんな症状で困っています

──皆さんは普段、どんなことでお悩みですか?

Chizu:頭痛になることと、普段よりも食べてすぎてしまって疲れてしまいます。

▲PRの仕事をしているChizuさん。PMSが辛い時は...
▲PRの仕事をしているChizuさん。PMSが辛い時はいつもの「55%」の調子だそう。

さおり:私は近年特にPMSがひどくなっているように感じます。風邪を引いたような感じや、熱っぽさを感じるようになりました。

▲主婦のさおりさんはPMSの時はいつもの「40%」。身...
▲主婦のさおりさんはPMSの時はいつもの「40%」。身体の症状が辛くて、毎月憂鬱とのことです。

──身体に症状が現れるんですね。

気分の落ち込み、憂鬱になる

りな:私は生理の1週間くらい前から、気持ちがすごく落ち込みます。やる気がなくなってだるくなる感じがします。

▲会社員のりなさんもPMS時の調子は「40%」。PMS...
▲会社員のりなさんもPMS時の調子は「40%」。PMSの落ち込みは辛いけれど、生理が始まった途端にマイナス思考がなくなるそう。

かおりん:私もマイナス思考になってしまいます。朝から落ち込んでしまったり、憂鬱になってしまうのが悩みです。

▲主婦のかおりんさんも「40%」。PMSだけでなく冷え...
▲主婦のかおりんさんも「40%」。PMSだけでなく冷え性も悩みの種だそう。

普段は気にならない家族の発言にも敏感に!

まり:私も生理前から偏頭痛が起きます。PMSの時の調子はいつもの45%くらいですが、家族の態度が引き金となって10%くらいに感じることも!生理前じゃなければ優しく対応できることも、ついイライラしてしまってコントロールできずにいます。

▲主婦のまりさんは「45%」。穏やかそうなまりさんの突...
▲主婦のまりさんは「45%」。穏やかそうなまりさんの突然の「引き金」発言に思わず一同笑ってしまいました。

Chizu:小さいことでもケンカになっちゃいます。いい意味で言われた言葉もマイナスに受け止めてしまうことも。

──そういう時にどんな対応をして欲しいというのはありますか?

Chizu:放っておいて欲しいです。

──皆さんから納得の「うんうん」という声が聞こえました。(笑)

ひとみ:普段明るい性格と言われるんですが、夫の発言にイライラしたり、上司や同僚の何気ない言葉に傷ついてしまうこともあります。

えじり:私はイライラというよりは不安や、落ち込みタイプです。一時期、自分を落ち着かせるためにチョコレートにはまってしまって、ファミリーパックの大袋を1袋平らげてしまったこともあります。

──大袋を1袋!同じPMSでも人によって症状の出方が全く異なってくるのですね。

みんなのPMS対処法

──PMSが辛いときは、どんな対処をしてますか?

りな:なるべく予定を入れずにゆっくり過ごします。お風呂に浸かってリラックスし、そのまま寝てしまってやり過ごします。

かおりん:私はとにかく外へ飛び出します!普段は家にいることが好きなのですが、家にいるとどんどん暗くなってしまうので、本屋さんへ行って本の世界に没頭するとリフレッシュできます。

──家派と外派で分かれますね。家族との関わりで気を付けることはありますか?

ひとみ:私は夫とトコトン話します。伝えないとわからないと思うので、構わないで欲しいときはそう言うようにしています。

──「構わないで欲しい」という意見は多く出ました。「構わないでステッカー」が欲しいなんて声も…。

生活や食生活の見直しで良くなることも

──他にも、「ドラマや音楽をかける」といった楽しいことで気を紛らわせるという意見が多く出ましたが、えじりさんは生活面の改善について教えてくれました。

えじり:私はチョコレートをカカオ濃度の高いものやシュガーフリーのチョコミントのタブレットにするなど段階的に変えてみたり、お酒を控えたりといった食生活の改善が効果がありました。食生活を見直したことで、眠気や落ち込みといった症状が和らいできました。

──辛いPMSを乗り切るコツは、「無理せず静養」「好きなことで気分転換」「地道な生活の改善」ということですね。特に家族や親しい方との人間関係を円滑にするため、PMSについて理解してもらうことが重要と感じました。

後編では、自分の体を知る鍵となる「記録の大切さ」についてお届けします。

からこと×Moniciaコラボ「PMS座談会」開催レポート(後編)|からだにいいことWeb

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