18時間断食ダイエットの効果とは?やり方やデメリットも詳しく紹介
本記事では、18時間断食ダイエットのやり方や効果について詳しく解説していきます。ダイエットの効果をより高めるコツも紹介しているので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
目次
18時間断食ダイエットのやり方は?食べていいものや飲み物は?
18時間断食ダイエットとは、1日の中で18時間は食事を摂らない断食時間を取り、残りの6時間で食事を摂るダイエット方法です。
好きなものを好きなように食べていいわけではなく、体重を落としたければ、エネルギー収支(エネルギー摂取量 – 消費エネルギー量)をマイナスにする必要があります。
18時間の断食中は、0kcalのものならば飲食することができます。例えば下記のようなものを食べ物・飲み物を摂ることができます。
- 常温の水
- ノンカフェインのお茶
- 炭酸水
- 0kcalの清涼飲料水
- 0kcalのゼリー
さまざまなダイエット方法がありますが、中でも有名なのが16時間断食。しかし「体に悪いのでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。本記事では、16時間断食中に飲んでいいものについて解説します。
18時間断食ダイエットの効果は?
18時間断食ダイエットは、一定期間固形物を取らずに、エネルギー収支をマイナスにすることで体重減少が見込めます。その結果、下記のような効果を期待できます。
- 1食当たりの満足度が高まる
- 規則正しい食事がとれる
- 食事の手間が少なくなる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
1食当たりの満足度が高まる
食事回数が少なくなる分、1食分の食事量を増やすことができます。18時間断食ダイエットには、食べてはいけないものは特になく、好きなものを食べられるため、1食当たりの満足度が高まるのも嬉しいポイントです。
一般的な糖質や脂質を抑えるようなダイエットは、食べられないものが多くありますが、18時間断食ダイエットであれば、そのようなストレスを軽減しながら取り組みやすいでしょう。
規則正しい食事がとれる
規則正しい食事をとれるのも18時間断食ダイエットのメリットです。食事から太る原因として、思いつきで適当なものを食べることが挙げられます。
しかし、18時間断食ダイエットであれば、ルールに従って食べる時間を決めるため、摂取エネルギーをカットできます。摂取エネルギーが減ることで、体重の減少を期待できるでしょう。
食事の手間が少なくなる
18時間断食ダイエットは、必然的に食事回数が少なくなります。その結果、食事を用意する手間や費用が少なくなるといったメリットを得られます。
食事回数が減ることで、料理にかかる手間を軽減できるのは、料理に苦手意識を持っている方にとっては大きなメリットでしょう。
18時間断食ダイエットの効果をより高くするためのコツ
18時間断食ダイエットは、一定期間固形物を口にせず、カロリー収支をマイナスにすることで、効果を期待できますが、さらにダイエット効果を高めたい方は、下記のコツを覚えていきましょう。
- 筋トレやウォーキングなど運動をする
- 十分に睡眠を取る
1つずつ詳しく解説していきます。
筋トレやウォーキングなど運動をする
18時間の断食中は、筋トレやウォーキングなどで体を動かしましょう。体を動かすことによって、筋肉の細胞が破壊され、それらを修復するために新陳代謝が促されます。
また断食中は、食事量が少なくなるため、筋肉量が減りやすい傾向にあります。筋肉量は新陳代謝にも影響があり、筋肉量が減ることで新陳代謝が低下する可能性もあるのです。
ただし、断食中はハードな運動は向いていません。軽い筋トレやウォーキングなど負担が大きくない運動を取り入れるのがおすすめです。
十分に睡眠をとる
18時間断食ダイエット中は、十分に睡眠をとることも大切です。十分に睡眠をとることで、食欲を抑え、脂肪燃焼を高める効果が期待できます。
成人においては、6〜8時間程度の睡眠が推奨されています。睡眠には、生活習慣病やうつ病などを予防する効果も期待できるため、いま一度見直してみましょう。
18時間断食ダイエットにはデメリットもある
18時間断食ダイエットは、メリットだけではありません。下記のようなデメリットも伴います。
普通のダイエットと同じ程度の効果
食欲に耐えなくてはならない
食事間隔が短くなりすぎる
成長期の人にはおすすめできない
メリットだけでなく、デメリットについても理解しておきましょう。
普通のダイエットと同じ程度の効果
18時間断食ダイエットは、「大幅に体重が減るのでは?」と考えている方もいるのではないでしょうか。しかし、実際は普通のダイエットと同じ程度の効果しか期待できません。
大幅な体重減少を目指している方は、食事と運動のバランスを整え、長期的に計画を立てることが大切です。
食欲に耐えなくてはならない
18時間は食欲に耐えなくてはいけないのもデメリットです。寝ている時間も含まれますが、普段から3食しっかりと食べていたり、間食が多かったりする場合は、食欲に耐えるのが大変かもしれません。
空腹に耐えられなくなりそうな場合は、炭酸水やノンカフェインのお茶などの飲み物でごまかしましょう。
食事間隔が短くなりすぎる
18時間断食ダイエットは、食事間隔が短くなりすぎてしまいます。そのため、お腹が空いていなくてもご飯を食べなくてはならなくなる可能性があります。
ライフスタイルによっては合わないケースもあるため、無理に18時間断食ダイエットを行おうとせず、自分に合っている方法を見つけることが大切です。
成長期の人にはおすすめできない
成長期の子どもは、たくさんの栄養を必要としており、バランス良く食事を取る必要があります。18時間断食ダイエットによって、栄養が不足してしまうと、体の成長を妨げる可能性も考えられます。
18時間断食ダイエットは、体がほとんどできている高校生以上に向いているダイエット方法です。
まとめ
18時間断食ダイエットは、1日の18時間は食事を摂らない断食時間を取り、残りの6時間で食事を摂るダイエット方法です。食事の規則性が生まれるため、今まで特にルールを定めずに食事をしてきた人にはおすすめできるでしょう。
しかし、ライフスタイルによっては難しかったり、成長期の人にはおすすめできなかったりするため、自分に合っているかを判断することが大切です。無理に18時間断食ダイエットにこだわらず、自分に合った方法を見つけましょう。
[ 監修者 ]
- オフィシャルHP
- http://scoprire.jp
- https://www.instagram.com/chiakifujimoto/