【暮らし】心の調和を保つ豊かな時間…好きなことに意識を向けよう
夏を目前に、晴天と雨模様を繰り返して気圧が不安定になることも。不安定な天候は心の状態を乱し、生活の質も低下しがちに。今回は、心の機嫌をうまくとるための過ごし方を紹介します。
心身に癒やしと安らぎを与える創作活動
気分が塞いでいるとき、海辺の貝殻を使用したフォトフレーム作りや押し花、ハーバリウム作りなどの制作活動に没頭しています。
“つくること”は芸術療法として心の修復や、そのときの気持ちや状況を心の記憶として残すことができ、精神科の医療現場でも治療の1つであるようです。
さらに、時々作品を見返すことで、現在と過去の心の状態を比較し、自分自身の新しい考え方や生き方の確立にも役立っているとのこと。
今回は押し花をピックアップ。花を目で楽しむ時間を長く保ちたい、と思ったことがきっかけで始めました。
やり方は、押し花にしたい花をペーパータオルを敷いた新聞紙の上に並べ、その上から再びペーパータオルと新聞紙を重ねます。
次に、分厚い雑誌等で重しをし、1週間ほど様子を見つつ、花の水分が抜けたら完成です。
ちなみに、花の鑑賞は唾液中に含まれるストレスホルモンが約21~28%減少するのだとか。花の癒やし効果は、ネガティブな感情を軽減させ、乱れた心に寄り添ってくれる大切な存在であることが分かります。
作業に集中することで自分の内側と向き合い、乱れた心と呼吸を整えることができています。
読書でストレス緩和
読書は物語に入り込み、一時的な現実逃避ができることが魅力で、10代から習慣にしています。抱えている悩みや不安から解放される瞬間も得られ、ストレスの発散を実感できています。
また、知らない言葉や表現方法を知識として身に付けることができ、自身の言葉の引出しを増やすきっかけにも。
さらに、物語の登場人物や風景などをストーリーを交えながらイメージすることで、自分以外の生活を疑似体験できる楽しさや、感情移入できることも読書の醍醐味であると感じています。
新しい知識を得たり、イメージして想像を膨らませることは、脳への刺激として副交感神経が促され、ストレスレベル低下に伴いリラックス効果や幸福度アップにつながるようです。
お気に入りのおやつとコーヒーをともにする読書時間は、心の栄養になっています。
美術鑑賞で幸福感を深める
多忙な日常生活から離れ、気分転換に最適な美術鑑賞。さまざまなジャンルの絵を観ることで、色や形の影響を無意識に受け、行動に変化が生じることもあります。
また、自分の価値観を再認知し、課題への解決法をこれまでと違った視点で考えられることも。絵画を観ることは人生を豊かにし、自分の気持ちを大切にする意識が芽生えると実感しています。
絵の中で目に入ってくる”色”は、個々に様々な意味や効果が。とくに安心感や心の調和効果があるのは緑。木や森の自然を象徴する色であるため、心をリラックスさせてくれるようです。
お部屋にお気に入りの絵を飾り、視界に入るだけでもストレス軽減の効果が。
アート世界で、多種多様な作家さんの作品に触れながら感性の刺激に繋げたり、心を動かされる時間を作ることが、心の満足度を高めてくれます。
好きなことに夢中となる時間は、心のアンチエイジング力を高め、幸せを感じやすい領域基盤に。心のゆらぎを安定させながら、毎日楽しいライフスタイルを一緒に過ごしていきましょう。
*この記事は著者自身の感想をもとに作成しています。
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