1. Top
  2. >元気になる
  3. >体の健康
  4. >女性の不調
  5. >【暮らし】急な下唇の腫れと少量の出血…歯科医院へ行きました
口をあけた女性

【暮らし】急な下唇の腫れと少量の出血…歯科医院へ行きました

何気なく鏡を見たら、下唇が腫れている。痛みはないけど、なぜか少し出血もある。乾燥は否めないけど、噛んだ記憶がない。これは何…?さっそく歯科医院へ駆け込みました。

この記事をシェアする

ある日、下唇に異変が…

2月上旬の出来事。鏡を見たら下唇の一部が盛り上がっていることに気がつきました。

唇

よく口内炎はできたりするのですが、口内炎っぽい白いできものは見当たらない…。少し赤みのある出血のような点もあって、今までに見たことない症状でした。通年でリップクリームを使用していて、その時もいつも通りに使用を続けていました。

ネットで少し調べてみると、検索結果の中に「粘液嚢胞(ねんえきのうほう)」というワードを発見。「え…もしかして手術…!?」と一気に不安になりつつも、粘液嚢胞は水ぶくれのような見た目になるようで「それもまたちょっと違うような…(とにかく手術を避けたい一心)」と、さまざまな感情が交錯し始めたので検索して調べるのはストップしました。

「これ以上腫れがひどくなったら嫌だ!」と、かかりつけの歯科医院に、たまたま翌日の空きがあり、ネット予約しました。

受診するまでは「余計なことはしないでおこう」と思い、歯磨きを終えたらリップクリームは塗らずに就寝しました。

処方された軟膏はクセモノ!?

翌日、歯科医院を受診。

私「先生、昨日急に下唇が腫れてきたんです…」

先生「確認しますね。確かに腫れと出血が見られますが、痛みはありますか?」

私「痛みは特に感じないです」

先生「唇の腫れだと粘液嚢胞も考えたのですが、状態から見て粘液嚢胞ではないと思います。塗り薬を出すので、しばらくそれで様子を見てください。何かあれば遠慮なくいらしてくださいね!」

ひとまず大ごとでなかったのでひと安心。薬局で処方箋受け取り、帰宅しました。

処方されたのはデキサメタゾン口腔用軟膏0.1%「NK」(ジェネリック)。

デキサメタゾン

口内炎の治療に使われる薬だそう。初めて使用する塗り薬です(普段、口内炎ができても放っておいて自然治癒を願うタイプの人間なので…)。

初使用で何も知らないがゆえ…。

私「リップクリームのようにこまめに塗った方が良いですか?」

先生「かなり粘質の高い薬なので、何度も使用しなくて大丈夫です」

(こまめに塗らなくて大丈夫という意味合いは、後の使用後に気づかされます…)

・1日3回使用
・ティッシュなどで水分などを十分に拭き取ってから塗る
・塗布後30分は飲食NG

という医師・薬剤師からの注意点を踏まえて使用開始。

使用してみて分かりましたが、塗り心地は、とてつもなくヌメつく!! 就寝前に塗って寝るじゃないですか、すると翌朝、起床後の歯磨きをする際に分かるんです。水が触れると、ヌメ~っとして「膜張ってる~」「コーティングされてる~」という質感になる。

最初は本当に何も分からず、患部への塗布はもちろんですが、指に余った軟膏を患部以外の唇にもとりあえず伸ばしておいたんですよね。そしたら、口を開けたときにネバ~っと軟膏のなんとも言えない粘質が気になって気になって…。

なので、ある程度、回数を重ねていくと…

・患部に置くように塗布(できるだけ患部のみ)
・患部以外の唇には、薬用リップクリームを薄めにサッと塗る
・塗布後しばらく経過し、うがいなどで水を含む場合は、優しくティッシュでオフしてから

と、軟膏との付き合い方も慣れてきました。

1日3回、欠かすことなく塗布

乾燥する季節、そして私自身も乾燥肌ということもあってか、軟膏をつけても数日の間は患部が切れて少し出血する(ティッシュで抑えると血が滲み、患部はかさぶたのようになる)ことが何回かありました。

この症状に明確な病名が付けられているわけではないので、ひたすら処方された薬を塗って様子を見ることしかできませんでしたが、腫れは少しずつ治まってきているので、1日3回、欠かすことなく塗布を続けました。

唇

発症から9日目、軟膏使用開始から8日目。ようやく下唇の状態が落ち着き、元の状態に戻りました。

治ったと思ったら再発?

それから3ヵ月後の5月中旬、いつも通りリップクリームを塗ろうとした際、「痛っ!」と思い、鏡を見ると切れて出血…。

腫れはなかったものの、2月に症状が出たときと近い場所だったので、残っていた軟膏を使用し、数日の間、手当てをしました。その後、出血が治まった後は、あらかじめ購入して備えておいたメンソレータム「メディカルリップn」を唇全体に塗って様子見。

リップクリーム

こちらもしばらくかかりましたが、8日目に治まりました。

保湿用のリップクリームだけでなく、唇治療用のリップも備えておくと、なかなかすぐに病院にかかれないときの一時的な対処として役立つと思います。

毎年、1~2月は私自身からだの不調が出やすい時期です。過去2年間は、低音障害型感音難聴、今年は首肩の痛みにプラスして今回の症状が出たので、本当に「冬場の体調管理とストレス解消は私の課題だな」と、つくづく思います。

今回は、かかりつけの歯科医ですぐ診てもらえたことで対処法が見つかり、悪化を防ぐことができました。もし唇の異変に気付いたら、歯科医院や皮膚科へ。我慢せずなるべく早い段階で受診をし、診てもらいましょう!

第2期からことWebライター/さおり(@saorimishimirai

*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。

この記事に興味を持ちましたか?
はいいいえ

この記事をシェアする

こちらの記事も読まれています

編集部オススメ記事

Recommend Article Recommend Article オススメ記事

オススメ記事をもっと見る