1. Top
  2. >元気になる
  3. >体の健康
  4. >【暮らし】お灸で自分と向き合う時間を
お灸

【暮らし】お灸で自分と向き合う時間を

年齢を重ねるたびに、自分の身体と真剣に向き合う機会が増えてきました。今回はセルフケアの一環として行っているお灸についてご紹介します。手軽に自分の身体に耳を傾けられるツールで、私の大切な習慣です。

この記事をシェアする

コロナ禍で始めたセルフケア

肌悩みはエステサロン(2月投稿記事)、身体の悩みは整体(3月投稿記事)でそれぞれプロにみてもらっていますが、あくまでそれはスペシャルケア。日頃のセルフケアも、もちろん大切。

普段生活していると、さまざまなプチ不調に悩まされませんか?

「病院に行くまでではないけど…ちょっと気になる」という症状が、環境・多忙などあらゆる要因から発生し、悩まされることが多々あります。

そういった時、私が活用しているのがお灸です。

休日はもちろん、仕事から帰った後でも短時間で手軽に行えるお灸、私はかれこれ3年続けています。コロナ禍でステイホームの時間が増えてから「自宅で手軽にできるセルフケアって何があるのだろう?」と探したのがきっかけでした。

愛用しているのは、せんねん灸オフ「竹生島」と「伊吹」です(温熱的に、伊吹の方が竹生島より強めになります)。

せんねん灸オフ「竹生島」と「伊吹」

ツボを解説した専門書を見ながらすえていますが、ネットでもツボを紹介したサイトがたくさんあるので、お灸さえあればスマホ片手にいつでもどこでもすえることができます。

お灸をすえるまでのプロセスも重要

お灸の良いところは、もちろん温めてツボを刺激しアプローチすることですが、私はそのお灸をすえるまでのプロセスもとても重要だと思っています。

自分が感じている不調が具体的にどのようなものなのか考える

そこにアプローチするためのツボをゆっくり確認する

熱が伝わり始めたら、そのツボに意識を集中させる

手でツボを探すわけですが、ツボの表やイラストを参考にしつつも「ツンとした痛みがあるか」「この部分、ちょっと肌のハリがないかも?」と感じた部分を施灸ポイントとするので、そういった意味でも自分で自分の身体をチェックする過程、そして熱が伝わっている(伝わると願いを込めて)ツボを意識する時間こそが、お灸をすえる醍醐味だと思うのです。

すえるポイントが見つかったら、お灸のもぐさに火をつけて、しっかり貼り付けて…待つ。

お灸

私が使用しているお灸は、どちらも煙が出るタイプなのですが、そのもぐさの香りが独特で最初は慣れずに「煙!」としか思えなかったのですが、使い慣れるとそのほっこりと心地よい香りに、いつしか癒やされるようになりました。

煙が落ち着き始める頃から、じんわりと熱が伝わり始めます。

「あ、熱キタ!」という気づきから「熱が伝わっているこのツボに気付いて、自分のカラダー!」と心の中で叫ぶ自分がいつもいます(笑)。

もちろんプロではないので、ピンポイントにお灸をすえられているかというと100%断言はできませんが、自分の身体を手当てしようとする時間を持ち、アクションするだけでも、何もしないより格段に違うと信じています。

不調を感じた時の手当てとしてもそうですが、不調にならないように…としても日頃から使用しています。

お灸はさまざまな不調に対応

特に念入りに行っているのが、昨今悩まされている婦人科系の症状に対して。

PMSなどのイライラ・冷えが少しでも軽減されるよう、生理前はある程度、時期を予測して脚や手など2~3箇所にお灸をすえています。

「どんな症状に対応できるの?」「すえられるツボはどこにあるの?」と思いますよね。

お灸を試されたことがない方は、一度ネットでお灸のツボや対応症状など見てみてください。

肩こり、頭痛、肌荒れ、疲れ、冷え…

「この不調にも!?」「こんな全身、広範囲にツボが!?」と驚かれると思います。

せんねん灸オフの良いところは、貼り付けられる点にもあります。

多少傾いていてもズレないので、必ず寝転がった状態でなくても使えるのがポイント。

座ってパソコンや本を読みながらなど、忙しい方は“ながら”でもできちゃいますが、やはりオススメは先述したツボに意識を集中する時間を持つこと。

自分の身体の声にしっかり耳を傾ける時間…。

私はこれまで忙しさにかまけて時間を持てず、その方法も分からずにいました。結局、不調が出てから病院に行き処方箋をもらい、その時「やっぱり普段からもっとこうしておけば…」と悔やむのですが、処方薬を服用している時は自分の身体のことを気にするものの、症状が治まったら、良くも悪くもまた忘れてしまう。そんなループでした。

お灸の習慣がついてからは、普段から「こうありたい、だからこうしよう」と自分のことを気にしてあげる時間が持てるようになったので施灸自体は短時間で済みますが、短くても貴重な時間だなと改めて思っています。

ある程度、施灸ポイント分かってきたら、家族にもすえてあげる機会も増えてきました。

お互いが健康について考える機会って大切ですよね。

お灸をすえる時間は、ほんの数分。

自分の身体を守るのは自分だけ。

最初はツボがわかりにくいかもしれませんが、それを探そうとする過程も有意義だと思っています。お灸は火をつけて貼り付けるだけ。本当に簡単!

ハードル高く考えず、ぜひ気軽に始めてみてください。

きっと良い気付きが得られるはずです!

第1期からことWebライター/さおり

*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。

この記事に興味を持ちましたか?
はいいいえ

この記事をシェアする

こちらの記事も読まれています

編集部オススメ記事

Recommend Article Recommend Article オススメ記事

オススメ記事をもっと見る