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【暮らし】更年期のゆらぐ心を言葉の力で和らげて

涙もろくなった、感情のコントロールがきかなくなった、イライラすることが増えた…などといったことはありませんか? 今回の記事では心がつらくなった時に私が拠り所にしている大切な言葉をご紹介したいと思います。

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更年期のメンタル不調

1年ほど前からなんとなく気分が晴れない日が続いたり、落ち込みそうになったり、イライラしたりすることが増えるようになりました。

更年期だから? それとも脳の前頭葉の萎縮が始まったから? あるいは、生きづらさが加速する社会や環境の変化のせい?

困ったなと感じ、いろいろな原因を真剣に考えた結果、思い当たるのはやはり更年期のメンタル不調。

更年期になると、人によってはとてもつらい体験をするということはよく耳にしていましたが、50歳を過ぎても特に変化がなかった私は、あまり影響が出ないタイプなのだろうと楽観していました。

ところが、実際はそうではなかったよう…。

完璧主義で真面目すぎる性格、感受性が人一倍強く、繊細であることはよく自覚しているので、これまでは悲観的な気分に陥らないために自分なりの工夫をしながら、心のバランスを保ち快適な毎日を過ごしていたのですが…。

何事もなく平穏な日常だと、今まで通り穏やかな気持ちでいられますが、最近の私は、何か問題が起きた時の心の乱れ方や不安感が尋常でないほど大きくなるなど、心のバランスが上手に取れなくなっているように感じています。

このような状態が更年期に由来するものだとしても、こんな気分で日々暮らすのは嫌だし、このままでは大切な自分の人生が崩壊しそう。

そこで私は、自分の考え方を根本的に変えることで不安定なメンタルに対処しようと決めました。

つらい時に助けてくれる「生きるためのノート」

日記を書く女性

実は、10年ほど前から“生きるためのノート”というものを作っています。

これは、書籍や新聞の内容、テレビ、ラジオで耳にした情報の中から自分が感動したこと、参考になった考え方、勇気をくれた言葉などを書き留めたり切り抜いたりしたスクラップブックです。

そこに集められた1つ1つの言葉を読み返すことで、これまで幾度となくつらい気持ちから救われてきました。

つい先日も、溜まったストレスが限界に達し、些細なことをきっかけに爆発しました。ぐちゃぐちゃに乱れた心は絶望感でいっぱいになり、涙があふれてどうしようもない状態に。

この時も私はこのノートに助けを求めました。ページをめくるうちに冷静さを取り戻し、嫌なことへの執着が徐々に溶けて…。固くなっていた気持ちが解き放たれ、ずいぶん楽になったのです。

ラインホールド ニーバーの祈りの言葉

すがるような気持ちで丁寧にノートを読み返していくなかで、この時、絶望の縁から救ってくれた言葉こそ、アメリカの神学者、ラインホールド・ニーバーの有名な祈りのフレーズでした。

変えられることを変える勇気を。

変えられないものを受け入れる冷静さを。

そして両者を識別する叡知を与えたまえ。

全ての苦しみは変えられないものを変えようとするから起きるのであり、変えることのできるものと変えることができないものを見分ける賢さを持っていれば、人は主体的に生きることができるという意味です。

変えることのできるものとは、自分と未来だけ。変えられないものとは自分以外のすべての事柄。つまり、他人と過去を指しています。

ノートに集めた多くの人々の珠玉の名言も、アドラーも養老孟司氏も表現は違えど、結局このことを伝えていました。

今さらながら痛感したのは、これまでのように何事にも全力で立ち向かい、常に正義や理想を求める生き方をしていては苦しくなるばかり。若さの勢いがなくなった今、物事に対して違うアプローチをしないと心が持たないということです。

これからは“ニーバーの祈り”を常に心の中心に据え、白黒つけないと気がすまない性格を変えて、自分以外の全ての事象に対する執着を手放していけるようになりたい。

この言葉を胸にしていれば、更年期のメンタル不調にもうまく対処していけそうな気がしています。

更年期の不調にはフィジカルなアプローチも必要ですが、精神のバランスをとるためには言葉の力もかなり有効だと思うのです。”ニーバーの祈りの言葉”をお伝えすることでメンタル不調に悩む女性たちに少しでも平穏な気持ちが訪れたら嬉しいです。

第1期からことWebライター/梅原晶子 

*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。

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