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足の臭いを一瞬で消す方法を知りたい!アルコールが効くって本当?

足の臭いを消したいけれど、良い方法が分からないと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。本記事では、足の臭いを一瞬で消す方法を紹介します。頑固な足の臭いに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。

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足が臭くなる原因と3つの悪条件とは

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独特で強烈な臭いを放ちやすい足ですが、この悪臭の原因としてあげられる成分が「イソ吉草酸(いそきっそうさん)」や「酢酸(さくさん)」と呼ばれるものです。

特にイソ吉草酸は納豆のような独特な臭いを放つことから、「悪臭防止法」によって規制がかけられている悪臭でもあります。

足がなぜイソ吉草酸や酢酸が生じやすくなるのか、3つの条件に分けて解説します。

(1)足は汗をかきやすい!

足は、全身の中でも汗をかきやすい部位です。足の裏には1平方cmあたり約300個の汗腺があり、多い日では両足合わせてコップ1杯分の汗が出ます。

この大量の汗や皮脂、古い角質などを常在菌が分解した際にイソ吉草酸や酢酸が生じ、足から悪臭が放たれます。さらに足は、こまめに汗を拭き取ることが難しい上に靴などで覆われているため、蒸れやすいのも悪臭の原因のひとつです。

(2)足は皮脂や垢がたまりやすい!

足は、指と指の間や爪の付け根、かかとの角質などに皮脂や垢がたまりやすい構造です。全身のさまざまなパーツと比べても、皮脂などがたまりやすいといわれています。

皮脂や垢をためないためにも、こまめに汗拭きシートを使用するなど清潔に保つことが大切です。

(3)足は高温多湿の環境にさらされやすい!

長時間、靴や靴下を履いていることで、足が密閉されて高温多湿の環境にさらされやすい傾向にあります。特にストッキングや革靴、ブーツなどは通気性が悪く、長時間着用することで、臭いが生じやすくなります。

高温多湿の環境を作らないためには、素足にサンダルやメッシュ素材のスニーカーなどを履くのがおすすめです。

足が臭い人・臭くなりやすい人の特徴7つ|男女共通

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足が臭い人・臭くなりやすい人にはいくつかの特徴があり、これらは男女に共通しています。

(1)毎日同じ靴を履いている

足は、多い日で1日コップ1杯分の汗をかいています。そのため、毎日同じ靴を履いていると気づかぬうちに汗による雑菌が繁殖し、臭いが発生しやすくなります。

(2)蒸れやすい素材や形状の靴を履いている

革靴やブーツ、長靴などは通気性が悪く、蒸れやすい傾向があります。臭いを防ぎたい方は、通気性の高い素材やサンダルなど空気の通りが良い靴を履くのがおすすめです。

(3)靴のサイズが合っていない

サイズの合っていない靴を履いていると、足に摩擦が生じ、雑菌のエサとなる角質が生じやすくなります。さらにサイズが合っていないことで足に意識がいき、汗をかきやすくなることも少なくありません。

(4)汗をかきやすい体質

汗をかきやすい体質の人は、同じように足にも汗をかきやすい傾向があります。足の汗は気づきづらいものかもしれませんが、多くの汗が出ていることを覚えておきましょう。

(5)ストッキングや吸湿性の低い靴下を履いている

一見蒸れづらそうなストッキングですが、靴下よりも蒸れやすいといわれています。一般的な靴下は、足と布の間に空気の層ができる上に、汗をかいても吸収してくれます。

しかしストッキングは、空気の層ができにくい上に吸収性が低く、雑菌が繁殖しやすい特徴があります。

(6)緊張やストレスを感じやすい環境や性格

仕事などによって強いストレスを感じやすい人や緊張しやすい性格の人は、足に汗をかきやすい傾向があります。緊張すると汗をかきやすい人は、雑菌が繁殖し、足が臭くなりやすいといわれています。

(7)ケガや水虫がある

足にケガや水虫があると、角質が剥がれ落ちやすくなったり、細菌バランスが崩れやすくなったりします。その結果、悪玉菌が増えて臭いが生じやすくなります。

足の臭いを今すぐ消したい!一瞬で消す方法4つ

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友人の自宅に遊びに行ったり、飲食店でお座敷に上がったりなど靴を脱ぐ機会は意外にも多くあります。そういった際に、手間をかけず一瞬で臭いを消したいと考えている方もいるのではないでしょうか。

ここからは、足の臭いをすぐに消す方法を4つ紹介します。

(1)アルコール除菌シートや消毒綿で拭く

足の臭いを消すには、雑菌や臭いのもとの成分を落とすことが大切です。そのため、アルコール除菌シートや消毒綿を使用し、足の指や爪の付け根など細部まで拭き取りましょう。

デオドラントシートの場合は、消臭や殺菌などの有効成分が配合されたものを選ぶのがおすすめです。シートに香りが付いていると、足の臭いと混ざって嫌な臭いが生じたり、周囲を不快にさせたりする可能性があるため、微香料や無香料を選ぶのが無難でしょう。

(2)靴下やストッキングを履き替える

除菌シートやデオドラントシートで足を拭き取っても、靴下に臭いが残っている可能性があります。靴を脱ぐ場合は、靴下やストッキングを履き替えるのがおすすめです。

足の臭いを拭き取り、靴下を履き替えることで、強い臭いが気にならなくなるでしょう。時間がない場合でも、新しい靴下に履き替えると臭いを抑えることが可能です。

(3)市販の足用デオドラント製品を使う

足の臭いに特化したデオドラント製品を使うのもおすすめです。スプレーやクリーム、ロールオンなどさまざまなタイプがあり、自分が使いやすいものを選択できます。

足用のデオドラント製品を選ぶ際は、下記の成分に注目して選びましょう。

  • 制汗:塩化アルミニウム・クロルヒドロキシアルミニウム・ミョウバン など
  • 殺菌:イソプロピルメチルフェノール・ミョウバン など
  • 消臭:酸化亜鉛・ミョウバン・茶カテキン など

特にミョウバンは、制汗・殺菌・消臭の3つがそろっています。

(4)クエン酸スプレーを使う

クエン酸には、雑菌の繁殖を抑える効果が期待できます。そのため、雑菌の繁殖によって引き起こされる足の臭い対策にも有効です。

クエン酸で臭いを消す際は、少量のクエン酸を水に溶かしたものをスプレーに入れ、足に吹きかけましょう。自宅で臭いケアをする場合は、洗面器に40℃以上のお湯を張り、コップ一杯分の醸造酢を入れ、10〜15分程度足をつけるのがおすすめです。

足の臭い予防のために自宅でできる対策6つ

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足の臭い予防は、自宅で簡単に対策ができます。強い臭いが生じる前に対策を行うことで、面倒なケアを防げるでしょう。ここからは、簡単にできる臭い対策を6つ紹介します。

(1)足をすみずみまでしっかり洗う

足を洗う際は、殺菌効果のあるソープで洗いましょう。きちんと洗っているつもりでも、洗い残しが出やすいため、注意してください。特に指と指の間や爪の付け根などは、垢や角質がたまりやすいため、隅々までしっかり洗うことが大切です。

(2)爪を小まめに切る

爪が伸びていると、その間に垢がたまりやすくなります。爪の間は洗いづらく、放置しておくと雑菌が繁殖し臭いが生じるため、こまめに切って清潔を保ちましょう。

(3)靴をローテーションして乾燥させる

毎日同じ靴を履いていると、汗が蓄積されて雑菌が繁殖しやすくなります。湿気を取り除き、雑菌の繁殖を抑えるためにも、ローテーションできるように何足か靴を持っておくのがおすすめです。また脱いだ後は、消臭スプレーをかけたり、干したりするとなお良いでしょう。

(4)足の角質ケアをする

足に角質がたまっていると、常在菌のエサになってしまいます。そのため、ピーリングやスクラブなどを使用し、角質ケアを行いましょう。高頻度で行うと肌トラブルにつながるため、はじめは週1〜2回、角質が落ち着いてきたら2〜3週間に1回ほどがおすすめです。

(5)酢を入れた足湯につかる

酢を入れた足湯につかるのも効果的です。クエン酸が含まれている酢は、雑菌の繁殖を抑え、臭いを予防する効果が期待できます。

他にも臭いのもとを中和してくれる重曹やミョウバンを入れた足湯につかることで、簡単に臭いケアができます。

(6)靴下を定期的に殺菌する

足の臭いを予防するには、靴下を定期的に殺菌するのもひとつの手です。洗濯機だけでは雑菌を落としきれず、臭いが残ったままのケースも少なくありません。

靴下を殺菌する際は、漂白剤や重曹水、60℃以上のお湯に付けたり、高温の蒸気に当てたりなどしてお手入れをしましょう。

靴についた足の臭いを消す方法4つ

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足の臭いを消すためには、靴についた臭いを消すことも大切です。簡単に消臭できる方法を4つ紹介します。

(1)10円玉を入れておく

比較的簡単に臭いを消す方法は、靴に10円玉を入れておくことです。10円玉から発生する銅イオンには殺菌効果があるため、臭いを抑えてくれます。目安は片足2枚程度です。枚数を増やせば増やすほど、消臭効果を期待できます。

(2)ミョウバン水を作ってスプレーする

殺菌・消臭効果のあるミョウバンを水で薄めたものをスプレーボトルに入れましょう。霧吹き状にして靴に吹きかけることで、嫌な臭いを抑えられます。またシューズクローゼットの臭いが気になる場合も、全体的にスプレーするのがおすすめです。

(3)重曹を入れておく

重曹には、消臭作用や吸湿作用があります。そのため、靴についた嫌な臭いを除去し、雑菌が繁殖しづらい環境を作ってくれます。

重曹で臭い対策をする場合は、お茶用の不織布パックや不要になった靴下に重曹を包み、靴の中に入れるだけです。シューズクローゼットにいくつか置いておくのも効果的です。なお消臭効果は、2〜3カ月程度のため、定期的に取り替えましょう。

(4)洗濯用洗剤でつけ置き洗いする

スニーカーなど洗える素材の靴は、洗濯用洗剤でつけ置き洗いをするのもおすすめです。洗面器などにぬるま湯を張り、洗濯用洗剤を溶かして靴をつけ置きします。つけ置き後は、いらなくなった歯ブラシなどで軽く磨き、脱水をかけて乾燥させましょう。

悪臭に加えて、靴の汚れも落ちるため、時間があるタイミングで試してみてください。

洗っても足が臭い人は病気の可能性もある?

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きちんと洗っていても足が臭い人は、水虫や足蹠多汗症(そくせきたかんしょう)などの病気が影響している可能性があります。足の皮がむけていたり、ひび割れを起こしていたりする場合は、皮膚科を受診しましょう。

また自律神経や腸内環境、肝機能の乱れから足が臭くなるケースもあります。ストレスや緊張などによって自律神経が乱れると汗をかきやすくなり、足の臭いがひどくなることに。

胃腸の働きが弱い場合は、腸内の悪玉菌が優位になり、臭い物質が生じやすくなります。肝機能が乱れると臭い物質が血液に乗って全身を巡り、汗となって臭いが放たれます。

なかなか足の臭いが改善されない人は、一度皮膚科や内科の受診を検討してみてはいかがでしょうか。

まとめ

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足の臭いを一瞬で消すには、アルコール除菌をしたり、デオドラント製品を使用したりするのがおすすめです。臭いを消すのはもちろん、予防することも大切です。日々のケアに一手間加えるだけで嫌な臭いを予防できるため、今日からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

またさまざまな方法を試しても臭いが改善されない場合は、病気の可能性が疑われます。ストレスになる前に、一度医療機関を受診しましょう。

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