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【運動】運動こそ最高の老化予防策!注目の筋ホルモン「マイオカイン」

運動は「魔法の薬」とも言われ、様々な病気の予防や改善に役立つことは広く知られていますが、今回はもう少し踏み込んで、最新の研究で分かったその理由や必要な運動量についてお伝えしますね。

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運動すると健康になれるのはなぜ?

運動を続けると、糖尿病や高血圧、脂質異常症といった様々な生活習慣病のリスクを下げられること、心臓・血管への健康効果が高く、脳梗塞や心筋梗塞などの予防に最適であることは、既に皆さまもご存じだと思います。

では、なぜ運動すると健康になれるのか。そのカギとなる物質として最近注目されているのが、骨格筋から分泌される筋ホルモン「マイオカイン」です。初耳の方も多いのではないでしょうか。

マイオカインは、血流に乗って全身に運ばれ、多くの臓器に好影響を与えることが近年の研究で解明されつつあり、まさに魅力的な「魔法の薬」。これまでに数十種類のマイオカインが発見されていますが、多くのものが運動誘発性のため、運動を習慣的に行うことがそのメリットを享受する大切なポイントです。

マイオカインの全身への健康効果

運動する女性
画像はイメージです

筋肉の収縮によって分泌されるこのホルモンは、実に多くの臓器と関係しています。これまでに分かっている主な臓器は、骨、脳・神経、脂肪組織、肝臓・脾臓、血管、腸など。これらを総合し、得られる健康効果をまとめると次のようになります。

・ダイエット
・肌のアンチエイジング
・脳機能アップ
・うつ病の改善
・骨粗しょう症の予防
・大腸がんの抑制
・腎機能改善

など。「魔法の薬」と言われるのも頷けますね!

この情報を知った今、運動があまり好きではない方も、すぐに運動を始めたい気分が高まってきたのでは?

運動が健康によいとされるメカニズムに納得した私は、なかなか継続できない運動にさっそく取り組む決意をしました。

運動量はどれくらい必要?

ウォーキングする女性たち
画像はイメージです

運動への意欲が高まったところで、次に気になるのは、実際にどのくらいの運動量が必要なのかということ。

ポーランドのウッチ医科大学と米ジョンズ・ホプキンス大学医学部との最新の共同研究によれば、中強度以上の身体活動を1日1時間程度でも、あらゆる原因による死亡リスクを低減させる効果があるとされています。心臓と血管には2300歩で良い結果が得られ、さらに4000歩増やすとコレステロール値を下げる処方薬「スタチン」と同等の効果が得られるとも! マイオカインは運動すればするほど分泌されるらしいので、できるだけ頑張りたいところです!

そこで、運動習慣がなくインドア派な私ですが、とりあえず手軽なウォーキングを始めることにしました。1日4000歩でも充分な健康効果があり、寿命を伸ばすことができるというので、每日最低4000歩を歩くことを目標に、あまり無理せず続けていこうと思っています。

運動こそが最高の老化予防策! 若さと健康維持に必要な筋ホルモン「マイオカイン」を増やすために運動を習慣的に続けて、みんなで元気に年齢を重ねていきましょう!

第1期からことWebライター/梅原晶子

*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。

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