![かかと](https://www.karakoto.com/wp-content/uploads/2018/11/かかと.jpg)
ひどい肩こりがラクになる「かかとユラユラ」
もんでも温めても、すぐ痛みが出てくる肩コリは悩みの種。その原因は、肩から離れた足のかかとの骨のズレかもしれません。 「かかとユラユラ」でかかとの位置を矯正し、肩コリを元から解消しましょう。
目次
かかとのズレが、治らない肩コリを招く!
かかとは漢字で、足に重い(=踵)と書きます。骨や筋肉など体のすべてを常に支える重要な部位。まさに体の土台です。その土台にズレが生じることで、体は悲鳴を上げるのです。
かかとの骨の「踵骨」は、丸い形をしています。歩き方のクセや歪みなどがあると、踵骨は外側に倒れるようにズレます。
![ズレている右足](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/000/831/medium/9e670aa4-89c4-4f15-8eea-9af1ece7878e.jpg?1541227591)
![ズレていない右足](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/000/832/medium/1a79ab72-c075-47e2-af57-4d59d9a18483.jpg?1541227604)
体の土台が崩れるのと同じなので、O脚気味になり、骨盤は後傾。背骨は猫背になり肩コリをはじめ、首コリ、腰痛、疲れなど全身の不調を引き起こします。
まずはかかとのズレをチェック
加齢と共に、かかとの骨はズレやすくなります。以下のチェックで1つでも当てはまるものがあれば、あなたの肩コリは、かかとに原因が! 今日から「かかとユラユラ」でセルフメンテを行いましょう。
□かかとで3秒立てない
![かかとで3秒立てない](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/000/758/medium/6e450bd7-0b97-4e66-a049-7542395b221f.jpg?1541075544)
3秒以内にフラつく人は、かかとの骨が外側にねじれている証拠
□かかとと太ももをくっつけて座るとつらい
![かかとと太ももをくっつけて座るとつらい](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/000/761/medium/da808103-37b5-4466-a1ea-1c9418d5f788.jpg?1541075593)
□靴のかかとの部分の減り方に左右差がある
1分でOK!肩コリに効く「かかとユラユラ」
かかと矯正テク「かかとユラユラ」は、1日1回たったの1分でOK。座りながら行います。
1. 座ってかかとの内側に力を入れる
イスに浅く座り、ひざの真下にかかとがくるようにする。かかとの内側にグッと力を入れ、「前ならえ」をして骨盤を立たせ、正しい姿勢に。
![座ってかかとの内側に力を入れる](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/001/819/medium/92aaa301-ae64-4cba-97b1-b2ac1efc07b4.jpg?1541506399)
2. ひざを伸ばして、つま先を上下に揺らす
手を下ろし、右ひざを伸ばす(痛い人はできるところまで)。かかとの内側を床につけて、つま先を上下に1㎝程度、軽く10回揺らす。足を入れ替え同様に。左右3セットずつくり返す。
![ひざを伸ばして、つま先を上下に揺らす](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/001/820/medium/fd134ab5-0504-4590-b232-3a9819ff5a95.jpg?1541506482)
普段から「かかと」を意識して肩スッキリ
立っているときや座っているときは、グッとかかとの内側に力を入れてみて。かかとと骨盤や背骨が連動。これだけで姿勢がピンッと整い、肩コリが軽減します。
![普段から「かかと」を意識して肩スッキリ](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/001/821/medium/3e0b4033-9351-4d20-b50e-80fbea60bd88.jpg?1541506506)
現代人は外側重心で、かかとの骨が外側に倒れている人が多いとか。1分で矯正できる「かかとユラユラ」で肩コリとさよならしましょう!
撮影/福島章公 モデル/大橋規子 イラスト/沼田光太郎
(からだにいいこと2017年6月号より)