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骨盤・背骨・股関節が1日でゆがむ「3つの危ない習慣」

体のパーツがひとつでもうまく動かないと、1日で体はゆがんでしまいます。しかも何気なく着ている服やヘアスタイルなど、ささいなことがゆがみの原因に。3つのNG習慣をチェックし、ゆがみのもとを退治しましょう!

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「硬めデニム」が、股関節や骨盤をゆがめる!

アウトドアではもちろん、普段着として愛用している人も多いデニム。実はこれがゆがみのもと! 特にピッタリ履くスリムタイプで、布が厚め・硬めのものはリスク大。動きが制限されて不自然な歩き方になり、1日歩くだけで股関節や膝をはじめ、足全体がゆがんでしまいます。下半身の血流も悪くなるので、骨盤のゆがみにもつながります。デニムをはくなら、足の動きを邪魔しないストレッチ素材のものをチョイス。さらに試着のときに、腰骨に指1本入る余裕があるか、その場で足踏みして足の付け根からスムーズに動かせるかを選ぶ基準にしましょう。

「5年前のブラジャー」は背骨や肩のゆがみのもと

「5年前のブラジャー」は背骨や肩のゆがみのもと

ブラジャーの適正サイズはたった1㎏体重が増えただけでも変わります。加齢で胸が少し垂れてきたら、もちろん変えたほうがいいのです。そう考えると5年前のブラは、ほぼ確実に体に合っていないはず。ブラジャーをつけて深呼吸しても肋骨が苦しくないか、両腕をグルグル回せるかチェック。
わきの下や背中の肉がはみだしているなら、肋骨が動かしにくくなっています。もし脱いだとき、肩ひもの跡が残っているなら、肩甲骨の動きが妨げられている証拠です。サイズが合っていないと猫背や巻き肩の原因になり、背骨や肩がゆがんでしまいます。すぐに自分に合うブラに買い替えましょう。

片側で束ねるヘアスタイルは、体全体のバランス崩れに!

片側で束ねるヘアスタイル

左右どちらかに髪を束ねて結ぶヘアスタイルは、おしゃれではありますが、頭皮が片側だけ引っ張られてしまいます。実は頭蓋骨には少しずつ伸縮し、脳せき髄液を全身に送って、神経に栄養を届ける働きがあります。横結びにすると、この頭蓋骨の動きが妨げられ、脳せき髄液の流れも阻害されてしまい、体全体のバランスが崩れ全身がゆがむことに。髪は真ん中で結びましょう。

骨格のゆがみがもたらすさまざまな不調にも注意

デニムやブラジャー、髪の結び方で骨格がゆがみ、体のバランスが崩れてしまうなんて驚きですね。おしゃれを頑張っているつもりが、体にとってはよくないなんて、ショックかもしれません。

特に骨盤、背骨、股関節は体の軸となって全身を支える大事な部分。これらの骨がゆがむと、周辺の筋肉もこわばってしまい、うまく動かなくなってしまいます。すると血管やリンパの流れも悪くなり、コリや疲れ、冷えなどに悩まされることに。筋肉の燃費が悪いので、同じ量を食べても太りやすくなったりもします。

さまざまな負のスパイラルの元凶になってしまうので、きれいさっぱりやめてしまいましょう!


イラスト/鈴木 七
(からだにいいこと2016年1月号より)

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