ひじ&ひざの黒ずみをすっきりさせる重曹の使い方
半袖や素足の季節が近づいてきました。自分では気がつかなくても、他人には意外と見られているのが「ひじ」と「ひざ」。各パーツが黒ずみ、ガサガサしていませんか? 重曹を使った週1回のケアで、今のうちにつるぴかに磨きをかけましょう!
目次
重曹でやさしく角質を落とし、ひじ&ひざの黒ずみすっきり!
年齢とともに、黒ずみが気になるひじやひざ。原因は、肌のターンオーバーが遅くなり、肌表面の角質層が厚くなるから。その上、くり返し刺激を受けやすく、メラミン色素が増えやすいのです。
そこで肌にやさしい重曹を使い、マイルドな作用でたまった角質をオフするお手入れを。料理に使える“食用グレード”の重曹なら、粒子が細かくて肌にも安心です。
ひじやひざを重曹でお手入れしたあとには、黒ずみを作らないライフスタイルを取り入れましょう。
重曹は、海や湖、天然温泉のお湯などにも含まれ、自然界にあるもの。人間の体内にも存在するものなので、マイルドな作用でたまった角質をオフできます。
料理に使える“食用グレード”が、粒子が細かくて肌に安心。岩尾さんのおススメは「天外天 シリンゴル重曹」。スーパーや薬局で購入可。
ひじ&ひざがきれいに! お風呂で重曹ボディ洗い
いつものボディソープに重曹をふくませるだけで、黒ずみ&ガサガサ解消! 重曹を入れると泡が濃縮して、もこもこに。この濃密泡でひじ・ひざを洗うだけで、古い角質が流れてつる肌へ。もちろん、全身を洗ってもOKです。
【1】 ボディソープを泡立て重曹を混ぜる
ボディソープを泡立てて手にとり、小さじ1程度の重曹をパラパラとふりかける。両手のひらで泡を転がすようにして泡に重曹を混ぜ込む。【2】 ひじ・ひざを泡で優しく洗う
ひじやひざに泡をのせて、クルクル転がすように洗う。肌をこすると、刺激で黒ずみが悪化するので、こすらず優しく洗う。ぬるま湯で流して保湿を。●ケアのあとは、念入りな保湿ケアで黒ずみ・ガサガサ防止重曹は肌表面の汚れをしっかり落とす力があるので、ケアの後は保湿をするのがポイント。乾燥したままでは、また黒ずみ&ガサガサに逆戻りしてしまうので、注意しましょう。
角質を柔らかくして保湿も! 重曹オイルパック
重曹で古い角質を柔らかくすると同時に、オリーブオイルでカサついた肌を保湿します。ひじやひざに塗った後に、ラップをして時間をおくとさらに効果的UP! 普段からケア不足の人なら、たった一回でも手ざわりが変わって驚くはず!
【1】重曹にオリーブオイルを混ぜる
重曹大さじ1を容器に入れ、オリーブオイル大さじ2を垂らしてよく混ぜる。パックの硬さは、重曹とオリーブオイルの量を調整してお好みで。
【2】ひじ・ひざに塗ってパック
ひじやひざに塗り、3~5分おく。その後ボディソープで洗い、丁寧にすすぐ。塗るときは、関節を曲げて肌の表面にパックが行き渡るように。
何より予防がベスト! 黒ずみを防ぐ方法
ひじ・ひざをなるべく床や机につかない
パソコン作業時にはひじの下にタオルを、立ちひざで子供の世話をする時などは座布団を敷いて。ひじもひざも、床や机で刺激を受けないような工夫をして、黒ずみの予防を。
たんぱく質で体の中から代謝アップ
外側からのケアだけでは不十分。野菜や果物のビタミンとともに、肉、魚、卵など、肌を作るたんぱく質をしっかり摂りましょう。肌の細胞が生まれ変わる、ターンオーバーのスピードが上がります。
ケアの後は、全体的に黒ずみが明るくなって驚くかも! 特に黒ずみが目立つひざ小僧の上下がきれいになりますよ。ゴワゴワ肌もしっとり、清潔感のある春夏ファッションを楽しみましょう。
撮影/福島章公 モデル/ 松井由貴美 イラスト/ 藤田美穂
(からだにいいこと2015年6月号より)
薄着をしたくなる季節。サンダルから“ガサガサかかと”がのぞくと、お手入れ不足がバレバレです。冷えや刺激で角質が厚くなると、乾燥してガサガサに……!早めのケアで、たまった角質を取り除きましょう。
[ 監修者 ]