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頭皮がよろこぶ「5つの髪ワザ」 ひと工夫でふんわりボリュームアップ!
ボリュームがなくてペタンコ、パックリ分け目で地肌が目立つ、カラーやパーマで傷んでいる…そんな悩みの多いヘアも、たちまち復活! 頭皮への刺激を抑えて、若見えするヘアスタイリングのコツを伝授します。
目次
テク1「ジグザグ分け目」で若見え
地肌を隠せば紫外線のダメージも最小限に
髪の分け目には髪の毛の重さがかかるため、髪が薄くなりやすく地肌が目立ちやすい部分。分け目がパックリ見えて地肌が目立つだけで、見た目年齢が5歳も老けてしまいます。
さらに分け目は紫外線が常に当たりやすい部分。分け目を直線にしてしまうと、頭皮へのダメージが拡大。根元部分がつぶれやすく、地肌や白髪が目立つ状態に。
くっきり見える地肌を隠すコツは、分け目をジグザグにすること。分け目を変えるだけで若見えが叶いますよ!
![ジグザグ分け目](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/758/medium/58b25117-2d24-490b-8d18-0ce65a83b535.jpg?1620645024)
![ジグザグ分け目](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/752/medium/fc9aeeb4-3cb0-4e2d-9644-dde376ecc7a5.jpg?1620643920)
1. 髪をかきあげる
頭頂部の髪全体を軽く濡らす。片手で髪の毛を後方にかき上げ、ドライヤーの温風を当て、最後に冷風にする。
2. 分け目をジグザグにする
前からつむじに向かって、コームの先や人差し指でジグザグ状に分け目を作る。トップは後ろに流す。
3. ドライヤーを当てる
再びドライヤーを当てる。髪の根元に温風を当て、最後に冷風にすると、ヘアスタイルが崩れない。
テク2「右の分け目」で髪を根元から立ち上げる
毛の流れに逆らって一瞬でボリュームアップ!
ハリのないペタ髪は“老い”を感じさせる要因。前髪やトップはボリューム感が大切です。
日本人の多くは、つむじの方向が時計回りです。その場合、右に分け目を作ると根元から髪が立ち上がり、トップのボリュームがアップ。華やかな印象になります。
逆に左で分けると、毛の流れに逆らわず自然に流れてペタッとします。ちなみに、いつも同じ分け目にしていると、頭皮に負担がかかりやすく、抜け毛を悪化させることも。いつもと逆サイドに作る、少しずつ移動させるなど、分け目を工夫しましょう。
![「右の分け目」で髪を根元から立ち上げる](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/753/medium/46495291-bc03-46c6-9ce8-69ad55f613d6.jpg?1620644083)
つむじの方向が時計回りの場合、右の分け目にするとトップのボリュームが見違えるほどアップします。つむじが反時計回りの場合は、左の分け目にするとふんわり。
テク3「ブラシのダブル使い」で老廃物を流し出す
入浴前後のブラシ使いで血行改善、白髪・薄毛予防
シャンプーのときにブラシを使うと、ブラシの細いピンがまんべんなく毛穴の汚れを落としてくれます。手でゴシゴシしないので、頭皮と髪の毛の摩擦ダメージを最小限に抑えることができます。
また、洗髪後のブラシの使い方もポイント。頭に多く集まっているツボを刺激し、巡りをアップ。頭皮環境を健やかに保ち、ハリコシのある美髪に。
![ブラシのダブル使い](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/754/medium/0a4ef969-1bc6-4ad3-9da9-bc603000736d.jpg?1620644175)
髪を濡らしたらブラシを使って、写真のように頭頂部と後頭部を、それぞれ前から後ろ、下から上へとブラッシング。髪同士がこすれてダメージを受けることや、頭皮への刺激も減らせます。
![ブラシのダブル使い](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/755/medium/22dedec2-e665-43fb-9a58-780b9d11186a.jpg?1620644199)
生え際や耳の周りにブラシを当てる。ブラシの中央部分を押し、「プシュ~」と空気が抜ける音がしたら、そのままグルグルと動かして。頭皮の血行が良くなり、髪のツヤがアップ、まとまりのあるツヤ髪に!
テク4 クセ毛や広がる髪には「オイル2度づけ」で!
広がったパサ毛が美しいサラツヤ髪に
老け見えするパサ毛やうねりケアには、ヘアオイルが有効です。1度目は、シャンプー後、髪が濡れた状態でオイルをつけて。2度目は、髪を乾かしてから髪の中間から毛先に薄くつけます。オイルでコーティングすると、時短でツヤ髪に!
![クセ毛や広がる髪には](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/756/medium/db5250cf-2814-4d30-b6be-7d3262446ff1.jpg?1620644228)
テク5 ロングヘアは「束ねて」睡眠中の摩擦を軽減
頭皮とキューティクルを守ってパサつきを防止
![ロングヘアは「束ねて」](https://cdn.clipkit.co/tenants/501/item_images/images/000/040/757/medium/a229cbde-550b-4f61-ad6e-4bb3cedfe9c0.jpg?1620644253)
1つ結びヘアで寝グセ&パサつき解消
まくらによって摩擦を受けると、頭皮と髪に負担がかかります。髪を結ぶことで位置を固定できれば、摩擦を受ける面積を減らせます。
特に、髪の毛がからみやすいロングヘアは、髪を左右どちらかにずらし、やわらかいシュシュで軽く結びましょう。
撮影/福島章公 モデル/西秋愛菜 イラスト/pai
(からだにいいこと2021年2月号より)
[ 監修者 ]