天然の栄養成分でフサフサ黒髪再生!「バナナはちみつパック」
年齢とともに毛髪が細って白髪が増え、めっきり髪が寂しくなって…ヘアスタイルも決まらず、老け見えの大きな原因に。そんな髪の悩みを解消してくれるのが、天然の栄養が頭皮をうるおす「バナナはちみつパック」です。中国の伝統医学「中医学」の博士、楊さちこさんが自ら実践する、ツヤツヤふさふさになる美髪法で、元気な黒髪を増やしましょう!
バナナとはちみつの力で 、黒髪が生える地肌に!
90歳の男性にも黒髪が生えた――そんな体験談もある“黒髪育毛剤”が「バナナはちみつパック」です。
「私は20年近く続けています。年の割に白髪が少なく、『髪が若いね』と周りに驚かれるんです」。中医学博士の楊さんは、かつて自身の髪の悩みを解消すべく試行錯誤。その結果、頭皮をうるおして炎症を抑える”バナナ”と”はちみつ”にたどりつきました。
「東洋医学では髪は『血余』といい、“血と血が運ぶ栄養”によって作られます。頭皮が荒れると、血や栄養が頭皮に届きにくくなって髪がうまく作られず、白髪につながります」
やり方は、バナナとはちみつを混ぜて地肌に塗ってマッサージするだけ!簡単です。
「バナナはちみつパック」が白髪に効く理由
【バナナ】
東洋医学では体の熱を冷まし、肌などの炎症を鎮めると言われる。解毒作用もあり、老廃物や汚れなどを排出する効果も期待できる。
【はちみつ】
「気(生命エネルギー)」の流れを良くし、体の活力アップ。胃腸を整える効果もあり、髪の健康に必要な栄養の吸収力が上がる。
バナナの効能や油分で地肌の炎症が落ち着き、うるおう。すると血や栄養素が髪の根本にまで届いて、元気な黒髪が作られる環境に!
バナナはちみつパックのやり方
皮をむいたバナナをフォークなどでつぶす。ドロドロになったらはちみつを加え、よく混ぜる。
MEMO
バナナがつぶれにくい時は、すりこぎやミキサー、ブレンダーを使うと楽。目の粗いザルで裏ごししてもOK。
※初めて行う時は、必ずパッチテストを。髪の生え際など、目立たないところにバナナはちみつパックを少量つけ、しばらく時間をおいてください。赤みやかゆみなどの異常が出たら中止して。
タオルなどで髪の水分を軽く切り、バナナはちみつパックを頭皮につける。頭皮全体に行き渡るように、指の腹でよくもみこむ。
5~10分ほどパックしてから、よく洗い流す。バナナがつぶれきっていないと髪に残りやすいので、気をつけて。
素朴なギモン Q & A
Q. バナナが髪にからんで落ちにくいのでは?
A. よくすすげば大丈夫。
基本的によくすすげば大丈夫です。パックの髪残りが気になる人は、髪をすすぐ際にプラスチックのコームなどを使ってみて。
Q. 排水口にバナナがつまりませんか?
A. 髪とりネットを利用して。
排水口に髪とりネットを設置するのがオススメ。髪の毛と一緒にバナナもキャッチしてくれます。100円ショップでも購入可。
からこと読者は、2週間で髪質改善を実感!
バナナはちみつパックを試して2週間が過ぎた、50代後半の読者Yさん。
「髪がしっとりして、雨の日にも爆発しないようになりました。白髪への効果はまだわかりませんが、髪質が変わったのを実感したので今後が楽しみです。」
ツヤツヤ黒髪を取り戻したいなら、まずは1回、やってみて!
撮影/古谷利幸(F-REXon) モデル/森蓉子 イラスト/江口ともこ
(からだにいいこと2020年2月号より)
プロのヘアメイク直伝!女性の薄毛をカバーするスタイリングテク|からだにいいことWeb