【暮らし】厳しい北海道の冬に「朝顔」で潤いを
子どもの頃は雪遊びが楽しくて大好きだった冬。大人になった今は、雪かきを思うとちょっぴり憂鬱に…。冬に少しでも潤いをと、この時期、様々な準備をします。その一つが「種まき」。冬支度の始まりです。
お正月の楽しみに種をまく
冬の北海道は、外は氷点下。でも、室内は半袖で過ごしてアイスを食べるくらいぽかぽか暖かく過ごしたいのが道産子(どさんこ)。しかし、ここ数年は物価高で灯油代を考えると、私は厚着派になりそう…(苦笑)。
毎年、我が家では、冬が来る前に朝顔の種をまきます。お正月の頃に咲くようにタイミングを合わせて。
小さなポットに一粒ずつ。「季節外れにまいてごめんね。元気に芽を出すんだよ」と声をかけながら…。
秋にまくせいか、春に比べて芽が出るのは少し(かなり?)遅いような気がします。お正月に咲くかどうかはタイミングにもよりますが、窓の外の銀世界を背景に鮮やかな色の朝顔が花開く姿は圧巻です。
誰よりも早起きの朝顔が「おはよう」と迎えてくれる朝は何だかとてもうれしくて、その日一日幸せ気分で過ごせます。その景色が見たくて、毎年秋に種をまくのです。
今年は朝顔の他に、サニーレタスとパクチーの種もまいてみました。「もし芽が出てしっかり育ったら、サラダにしよう!」「 サンドイッチにはさむのもいいかも」と、食いしん坊の私は芽が出る前から調理方法を考え、家族に飽きられています(笑)。
「種まき」から始まる私の冬支度。どんなに寒くても、高い灯油代に負けそうになっても(笑)、気持ちの持ちようで楽しく過ごせるはず。北海道の厳しい冬をいかに楽しく過ごすか。私の「冬支度」は、まだまだ続きます。
第1期からことWebライター/ぴこ
*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。