長い夏も終わり、やっと秋到来。今年の秋は、すっかり“体の一部”となっているデジタル機器を意識して手放し、空いた時間で「アナログの芸術」に挑戦したいと思っています。

気づけばスマホ依存症に…

テレビやパソコンよりも身近な存在「スマートフォン」。調べもの、SNSやメールチェック、写真や音楽、動画を楽しんだりと、寝る時以外は常に側にいて、分身のような存在になっています。

「これを知りたい！」「シャッターチャンス！」と目的のある使い方はいいんですが、怖いのが“目的のないネットサーフィン”です。

画面を無駄にスクロールして、いつの間にか30分、1時間と過ぎてゆく。記憶に残らない情報たち、収穫なしの時も多々あり、「これがスマホ依存症か…」とハッとさせられます。

今秋は、このスマホ依存症を少しでも軽減して、「デジタルデトックス」をすること。そして、ちゃんと「芸術の秋」を楽しみたいと思います！

空いた時間に、好きなことに没頭

デジタルデトックスをすることで「脳疲労の軽減」「目や肩など体調不良の改善」「睡眠の質が上がる」「SNS疲れの軽減」といったよい効果があるそうで、「時間にゆとりができる」こともポイント。

この時間を利用して、本を読んだり、絵の具やペンで絵を描いてみたりと、自分の好きなことに没頭してみたいと思います。

以前、たった30分間、夢中になって絵を描いただけで、脳がクリアになって達成感に満たされました。その感覚は、小学生の時の美術の授業に似ていて、すごく爽快でした。

また、ある俳優さんが「あえて外の音を聴いている」と言っていたことに深く共感したので、イヤホンで音楽や動画を楽しむ時間も少し減らして、耳も休ませたいと思います。

旅先で自然に囲まれてアナログの力を実感

ちなみに先日、東京から地方へ旅した時に現地でスマートフォンが壊れて、カメラやネット検索はおろか、誰とも通信が不能になったことがありました。翌日の夕方に帰京し、機種変更して復活しましたが、現代人はデジタル機器がないと何もできないなぁ～と痛感。

その半面、旅先の景色は自分の目をカメラ代わりに記録し、現地の地図や電車の乗り換えは駅員さんに教えていただいたりと、誰かと触れ合わなければ何もできず、アナログの力を改めて実感しました。

特に、携帯ショップスタッフさんの「でも、少し前までは、スマホを持ってなくてもやってけましたからね！」という言葉には、「あ、そうだよね」と不安から解放され、帰京までドキドキ旅のいい思い出に。

自然の音楽隊・秋の虫の声に耳をすまし、散乱する情報網から離れて、今秋は自分の自由な感性を謳歌したいと思います。

第1期からことWebライター／もりえだゆか

＊この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。