1. Top
  2. >暮らす
  3. >【暮らし】中学受験で生まれた、娘との嬉しい変化
jyuken

【暮らし】中学受験で生まれた、娘との嬉しい変化

我が家の娘は受験生。夏どころではない…はずが、まだまだ遊びを優先してしまうお年頃。今回はそんな娘と共に「闘う」ことで、少しだけ深まった母娘の絆についてお話します。

この記事をシェアする

いつからか繋がなくなった手と手

手をつなぐ親子

我が家の娘は現在、小学校6年生です。

お友達と過ごすのが楽しい時期のようで、数年前から一緒に遊びに行くことや、連れ立ってお買い物をする機会がめっきり減りました。当たり前のように繋いでいた手も、いつしか繋がなくなり…。それも成長なので、特に寂しいと思ったことはありませんでしたが、完全に別々のサイクルで生きているなあ、昔のように一緒に何かをすることはもうないのかな…と時々考えることはありました。

自走が苦手な娘と伴走を決めた夏

勉強
画像はイメージです

そんな風に、なんとなく距離の広がりを感じていた昨今。受験勉強に関しても、基本的には塾と彼女自身のペースに任せていました。しかし、一向に成績が上がらない。忙しさにかまけて見て見ぬふりをしていたけれど、いよいよ天王山の夏を迎えてしまいました。このままではさすがにまずい…。

今の状態では彼女自身も苦しいだろうと、受験撤退も視野に入れつつ深く話し合ってみると、1人では勉強の仕方が分からず、成績が伸び悩んでいたようです。

そこで私は、仕事を減らして娘と共に考え、一緒に問題を解き、共に勉強するという方法を取ることにしました。いわゆる親塾ってやつです。

とはいえ、仕事を減らすのも限度があり、毎日付きっきりで勉強を見てあげることはかないませんでしたが、それでも時折、一緒に長文読解を解き、四字熟語を一緒に唱え、一緒に図形問題の解説とにらめっこをすることで、勉強が孤独で苦しいものから、ママと一緒に考えるまあまあ楽しいものに変化を遂げていったようです。

共に闘ったことで生まれた変化

手をつなぐ親子

「高学年ともなると、大人びた子が多い」とはよく聞きますが、それでもまだ11歳。

少なくとも我が家の娘は、ママと一緒に受験勉強ができたことに嬉しさを感じ、1人で敵と闘っていた孤独感からも少し解放された気持ちになったようです。

そして驚くことに、一緒に勉強をするようになってから、また手を繋ぐ機会が増え、何気ない会話も増えたように思います。大人ぶってみても、実際はまだまだ甘えたいお年頃。

困難に向かって共に闘ったことで、あの頃より大きくなった手を繋ぐことができ、親塾の苦労以上に私にとっては貴重な嬉しい夏の思い出になりました。

また手を繋がなくなるであろう近い将来まで、この手の大きさを楽しもうと思います。

第1期からことWebライター/水木香

*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。

この記事に興味を持ちましたか?
はいいいえ

この記事をシェアする

こちらの記事も読まれています

編集部オススメ記事

Recommend Article Recommend Article オススメ記事

オススメ記事をもっと見る