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からこと実験企画|いま選ぶべきアルコール手指消毒剤は?

店頭には様々なアルコール手指消毒剤が増え「一体どれを選んだらいいの?」という声とともに、手荒れの方も増加中。そこで「アルコール手指消毒剤」の “性能”と “手肌へのやさしさ”を読者3人に比べてもらいました。

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「アルコール手指消毒剤」6種類を比べる

編集部近くのドラッグストアで購入してきた「アルコール手指消毒剤」6種類を、3人の読者が実際に使ってみて、評価を出し合いました。

アルコール手指消毒剤 今回テストした6種類

商品の性能と使い心地の比較に3人の読者が協力

毎日アルコール手指消毒を続けている中で、手指の荒れが気になるという読者3人が、使い比べてくれました。その3人をご紹介します。

川田 御早希さん(48歳)

読者:川田さん
フリーのアナウンサーをしているため、手指をキレイに保っておくことは必須。また、人と接することが多いため、感染防止には気をつかっている。

清田 真裕美さん(54歳)

読者:清田さん
事務系の仕事をしていて、書類やパソコンを扱うことが多い。そのため消毒スプレーをつけた後、いつまでもベタついたり濡れていないものを探している。

成瀬 知世さん(38歳)

読者:清田さん
フランスで8年間修行をしてきたフリーのパティシエ。現在は、オンラインでケーキ教室などを催している。食べ物を扱っているため、感染予防への関心が高い。

一番使い心地が良く、使い続けたいのは?

この読者3人に、テレビCMなどのイメージによる先入観を取り除き、平等にテストをするため目隠しをしてチェックしてもらいました。

全6種類を1つずつ手に取ってすり込み、その感想を記入。それが終わるとしっかり手を洗い、次をプッシュ。そうやって全6種類の使い心地や消毒薬として使い続けたいかどうかで点数をつけ、その平均点を出しました。

3人の読者がアルコール消毒液をブラインドチェック

その結果、下記のような評価になりました。

使用感と肌へのやさしさ、
デザインなど総合トップ
3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 アルソフト 手指消毒ローション
医薬部外品の表示 指定医薬部外品
有効成分 エタノール76.9~81.4vol%
アルコール度数 76.9~81.4vol%
タイプ ジェル ~ ローションへ変化 250ml
保湿成分の配合 2種
メーカー サラヤ

使い心地:「ベタつかず、サラっとした使用感で、手がしっとりする」という意見が多数。

 

使用感と肌へのやさしさで、
総合2位。
3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 手ピカ ジェル
医薬部外品の表示 指定医薬部外品
有効成分 エタノール76.9~81.4vol%
アルコール度数 76.9~81.4vol%
タイプ ジェル 300ml
保湿成分の配合 2種
メーカー 健栄製薬

使い心地:「ベタつかず使い心地が良かった」という意見が多数。

 

3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 キレイキレイ 手指の消毒スプレー
医薬部外品の表示 指定医薬部外品
有効成分 ベンザルコニウム塩化物 0.05W/V%
アルコール度数 表記無し
タイプ 液体 350ml
保湿成分の配合 なし
メーカー ライオン

使い心地:「ベタつかないが、少し乾きが悪い」という意見が多数

 

3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 ビオレガード 薬用泡で出る消毒液
医薬部外品の表示 指定医薬部外品
有効成分 ベンザルコニウム塩化物 0.05W/V%
アルコール度数 44vol%
タイプ 泡 400ml
保湿成分の配合 1種
メーカー 花王

使い心地:「泡タイプは珍しいしいが、ベタつきが気になる」という意見が多数。

 

3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 クレベ&アンド ハンドジェル
医薬部外品の表示 指定医薬部外品
有効成分 ベンザルコニウム塩化物 0.05W/V%
アルコール度数 表記無し
タイプ ジェル 300ml
保湿成分の配合 1種
メーカー 大幸薬品

使い心地:「なかなかベタつきが取れず、乾きも悪い」という意見が多数。

 

3人の平均点
(星5つ満点)
商品名 ハンドジェル (消毒剤認可なし)
医薬部外品の表示 なし
有効成分 記載なし
アルコール度数 記載なし(清涼剤・溶剤として配合)
タイプ ジェル 500ml
保湿成分の配合 1種
メーカー 東亜産業

使い心地:「ベタつくし、乾きも悪いが、そもそも性能に疑問」という意見が多数。

 

では、評価の理由について3人に聞いてみました。

商品裏の表示を見比べて選ぶ

編集者:まず、この6つの中に、消毒剤としての認可表記がなく、アルコール度数も表示されていないものがあるのにお気づきでしたか?

川田さん:アルコール手指消毒剤として認可されていないのに、消毒剤のように販売されているものがあるのに驚きました。普段はあまり気にせずに買ってしまうのですが、今回は比較するために表記をしっかり見て、そうなのかーって。

成瀬さん:こんなにたくさんの情報が書かれているんですよね。私はこれまで、商品の表面に大きな字で書かれたことぐらいしか見ずに買っていました。

清田さん:私も。店の入口などに積まれて安くなっているものを選んでいましたから。

編集者:今回は、感染対策に使用するアルコール手指消毒剤についての比較ですが、厚生労働省によると、「手指など体に用いる場合は、品質・有効性・人体への安全性が確認された医薬品・医薬部外品(『医薬品』『医薬部外品』との表示のあるもの)を使用してください」とされています。

川田さん:今回の商品の中に、その記載があるものとないものがありましたね。それも評価の基準にしました。

編集者:また、厚生労働省が推奨しているのが、「濃度70%以上95%以下のエタノールを用いて、15秒間よくすりこみます」ということです(60%台のエタノールによる消毒でも一定の有効性があると考えられる報告があり、70%以上のエタノールが入手困難な場合には、60%台のエタノールを使用した消毒でも差し支えありません)。

成瀬さん:私たちが選んだ上位の2つは、アルコール度数がその基準に合っていました。やはり感染対策のためのものですから、大事でしょう。

清田さん:医薬品、あるいは医薬部外品や指定医薬部外品のもので、アルコール度数が70%以上のものを、ですね。もう覚えましたよ。

保湿成分が入っていて肌にやさしいものを

編集部:コロナが長引き、手指の消毒が習慣になっている分、手荒れが気になってしまいます。今回、6つの商品を使ってみて、それぞれ感じたことを教えてください。

川田さん:『アルソフト』と『手ピカジェル』は1プッシュが適量で、速く乾きました。特に『アルソフト』は、サラッとしてベタつきがないのがよかったです。

清田さん:2つとも使った後がしっとりしています。(表示を見ながら)保湿成分が2種類入っているせいでしょうか。

成瀬さん:『アルソフト』はプッシュした時はジェルなのに、触ると液体になるのですね。知らなかったから、目隠しをしていたせいでこぼしちゃいました(笑)。両方ともつけた後がサラッとしていて、すぐに次の作業に移れそうです。

3人の読者 テスト後の感想

川田さん:実際、先入観なく目隠しで使ってみると、色々なことがわかりますね。泡は新しいイメージだけど、思った以上にべたついたり。

編集部:皆さんが「使い心地がいい」と選ばれた2つは、アルコール度数が高くて手荒れが心配と言われていましたが、実際は高評価ですね。やはり保湿成分の働きでしょうか。

成瀬さん:つけた後もしっとりした感じなんです。まだしっとりしてます。

清田さん:これまで、保湿成分が入っているかどうかとか、あまり気にしていなかったですけど、大事ですね。

川田さん:私の友人は、アルコール手指消毒剤で手荒れして、本当にあかぎれのようになってひどいです。濃度が高くても保湿成分入りがあるって教えてあげよう。

清田さん:コロナが騒がれだした頃は、アルコール手指消毒剤が手に入らずに、海外製やよく分からないメーカーの、本当に消毒されているんだろうかというものもありましたよね。あの頃、やっと買えたものはひどく手が荒れました。

成瀬さん:コロナの便乗商品のようなもの、まだ売られているんじゃないですか。やっぱり信頼できるメーカーのものを買いたいですね。

性能だけでなく、デザイン性も重視

編集部:消毒効果としての性能はもちろんですが、使い続けるならデザイン性も気になりますよね。

成瀬さん:『アルソフト』のようにシンプルな方がいいですね。

清田さん:シャンプーなどは好きな器に入れ替えられますけど、指定医薬部外品となるとさすがに適当な容器に詰め替えるのは心配ですしね。私はモノトーンのようなものがないかなと思っているんです。

川田さん:この中では『アルソフト』がシンプルで、家のインテリアの邪魔にならなそうです。

成瀬さん:ビビッドな色のパッケージはちょっとね。子どもがいる家ならいいのかな。とにかく、開発段階でデザインも考えてほしいと、どのメーカーさんにもお願いしたい(笑)。

座談会を終えて

「今だからこそ、しっかりと選びたいアルコール手指消毒剤」はどれか、評価しました。選び方の基準は、知名度や容量や価格という方もいらっしゃるかもしれません。


自分のライフスタイルに合わせて、指定医薬部外品、あるいは医薬部外品の中から、しっかりとした性能と使い心地、そして手肌へのやさしさに配慮したもの選んで感染対策してください。

撮影/小林大介

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