演じる役柄を鮮やかに印象づける、唯一無二の存在感を放つ高橋一生さん。演じることへの情熱の源は、登山や散歩、運動や料理など、日々の生活にあるようです。

高橋一生さん

「特別な役」を演じるには日常生活を楽しむことが大事

2020年末に放映されたNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』。同名の大人気コミックの実写版である本作は大反響を呼び、2021年末に第２弾の放映が決定。再び主人公・岸辺露伴を演じる高橋一生さん。

「通常、演じた役は撮影が終われば徐々に抜けていくものですが、演じてからずっと僕の中に消えずにいました。どこかに続編の予感があったからなのかもしれません」

予感が現実になったときは、背筋の伸びる思いがしたそう。

「静かに湧きあがるような高揚感がありました。もしかしたら第３弾があるかもしれませんし、今後も僕の中で生きている“彼”を大切に保っていきたいと思っています」

ものづくりに携わる表現者として、演じることと、現実の生活のバランスを、高橋さんはどのように保っているのでしょうか。

「以前は芝居しか頭になかったのですが、今は、生活こそが大事だと考えるようになりました。食事がおいしい、人と会話して楽しい、青空がきれい……日常には、心に響くことがあふれています。心に余裕がないときこそ、ぜひ一度立ち止まって、空を見上げてみてほしい。きっと、心に新しい風が吹き込んでくるはずです」

雑誌『からだにいいこと』２月号では高橋一生さんのインタビューを4ページ掲載！

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【終了】『岸辺露伴は動かない』NHK総合にて　12/27（月）〜29（水）３夜連続放送

荒木飛呂彦原作による、超人気コミック『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物・岸辺露伴を主人公としたスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』の実写化第２弾。相手を本にして読めたり、書き込みができたりする「ヘブンズ・ドアー」という特殊能力を持つ若き天才漫画家である露伴が、日常と地続きの不思議な世界で遭遇するものとは――。原作そのままの世界観はもちろん、３つの物語が交錯し、やがて大きな流れとなっていく仕掛けも必見。

NHK プラス（https://plus.nhk.jp/）では、総合・E テレの番組を放送中から 放送後1週間、PCやスマホで視聴可能。BS4Kでは12/30（木）19時30分から第4～6話を一挙放送。

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