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生ゴミから「コンポスト(堆肥)」を作ってみよう!

社会起業家ジョン・ムーアさんの“笑顔になれる暮らしのヒント”をご紹介します。
今回は、お家で生ゴミを使って作れる「コンポスト(堆肥)」のお話です。

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ジョン・ムーア

この記事の監修:ジョン・ムーアさん

ジョン・ムーア
社会起業家、オーガビッツアンバサダー。英国公認教師、オーガニックフード・ガーデニング教師。英国シェフィールド大学卒業後、教師を経て、電通に入社。その後、パタゴニア日本支社長などを歴任。現在は一般社団法人シーズ オブ ライフ代表理事として活動中。

栄養たっぷりの土は、植物の元気の源!

植物たちがエネルギーを解き放つシーズンが、もうすぐ始まります。優しい雨水と、降り注ぐ太陽の光を浴びて、植物たちはグングンと成長していきます。そしてもう一つ、植物たちの成長に欠かせないものがあります。豊かな土壌です。豊かな土壌とは、どういうものなのでしょうか?

それは、多種多様な微生物が、元気に活動している状態を意味します。自然界では、落ちた実や葉、虫の死骸など、土壌に還ってきたものを微生物が分解し、再び土壌の養分として循環されます。

しかし、プランターや畑では、収穫することで土へ循環するエネルギーが少なくなってしまうため、土壌の養分が減ってしまいます。堆肥は、そんな時に役立つ“土の食べ物”。微生物たちのえさを増やして、土壌を活性化してくれます。

コンポスト

堆肥は、ダンボールや大きめのペットボトルがあれば、お家でも簡単に作ることができます。しかも、本来であれば捨てるはずの生ゴミから。家庭で作るコンポストは、豊かな家庭菜園を実現させてくれるだけでなく、ゴミ処理場へ運ばれるゴミを減らすことにもなります。それは、食べ物と生物の多様性を維持し、大気汚染を防ぎ、地球を回復させることにもつながっていくのです。

地球の営みには、無駄がありません。まさにゼロウエイスト。あなたの生活の中にも、こうした循環ができれば、あなたにも豊かなお返しが、きっとめぐってくることでしょう。

コンポストの作り方

コンポスト

材料
容器…ダンボールや大きめのペットボトル
緑のゴミ(窒素)…野菜くずなど
茶色のゴミ(炭素)…落ち葉、おがくず、もみがらなど

作り方
(1)容器を、雨が当たらない風通しの良いところに設置します。

(2)容器の底に、落ち葉など茶色のゴミを敷きます。次に緑のゴミを、できるだけ小さく刻んで入れます。そのあと、茶色のゴミで緑のゴミをカバーします。

※濡れた野菜クズなどは、ある程度乾いてから刻んで入れましょう。小さく刻めば刻むほど、土の堆肥に分解されるのが早くなります。

(3)堆肥に酸素を送るため、週2 回程度、攪拌します。

(4)また新しい生ゴミが出たら、(2)、(3)をくり返します。

(5)容器がいっぱいになったら、熟成させるため1カ月ほど寝かせます。この間、水分が足りないようであれば、水を補充します。

※コンポストは、乾燥しすぎると堆肥化しないので、少し湿った状態(水分量60%くらい)を保ちましょう。

堆肥ができる間は、バクテリアや菌類が生ゴミを食べて消化するため、コンポストが温かくなります。堆肥の温度が上がらなくなり、分解されて量が減って、全体が均一に茶色になったら完成の合図。プランターや畑の堆肥として使いましょう。

ジョンさんからの一言

ジョン・ムーア

ジョンさんがアンバサダーを務めるオーガビッツとは?

orgabits

orgabits

日本で最も多くのアパレルブランドが参加するオーガニックコットン普及プロジェクト。オーガニックコットン100%にこだわらず10%の商品を100倍の人に届けるという「逆転の発想」で現在約100ブランドが参加。一枚の服を通しておしゃれに参加出来る社会貢献活動としても注目されている。

取材・文/坂田奈菜子 イラスト/ハシモトジュンコ

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