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「乳ゆらし入浴」で、ぐっすり眠って メリハリボディに!

つらい運動をがんばるよりも、女性はしっかり眠るほうが楽〜にヤセやすい! その理由は、寝ている間に盛んに分泌される "ヤセホルモン"。ヤセたいなら眠りの質を上げるのが近道です。お風呂でゆったり温まりながら、副交感神経を優位にするデリケートゾーンのケアで、ヤセスイッチをONにして。

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乳をゆらして熟睡すれば、ヤセホルモンの分泌UP!

「本来、女性はよく眠れていれば肥満にならず、きれいでいられるものです」と言うのは、助産師の神藤多喜子さん。女性はハードな運動をするより、熟睡するほうが効率よくヤセられます。それは寝ている間に代謝ホルモンや女性ホルモンが分泌され、老廃物を処理したり、細胞を修復してくれるから。

よく眠るためには副交感神経を優位にさせることが大切ですが、仕事のしすぎやスマホの乱用で夜になっても交感神経が高ぶったままの人が多いはず。そこで、副交感神経を優位にしやすい入浴を活用。お風呂でバストをゆらしてほぐすと、循環がよくなり自律神経が整います。

「乳ゆらし入浴をすると、滞っていた胸部のリンパの流れがよくなるので血流がアップ。もちろん、酸素や栄養も全身に行き渡りやすくなるので、脂肪も燃焼しやすくなります。また、脂肪細胞から”ヤセホルモン”と言われるアディポネクチンも分泌されるので、代謝が上がって、ヤセ体質になれるのです」

お風呂に入るとよく眠れる理由

40℃前後のお湯に浸かると、自律神経が整い、リラックス。水圧で血流が促進され、体が温まるので睡眠の質が高まります。

デリケートゾーンのケアすべき順番

女性のデリケートゾーンは「胸」「股」だけでなく、「頭(耳)」を合わせた3カ所と言うのが神藤さんの考え。

「耳はホルモン分泌を司る脳下垂体につながり、胸と股は女性ホルモンの分泌を司る部位。
女性はこの3カ所をケアすることが大切です」。

「乳ゆらし入浴」のやり方

耳つまみ

【 耳つまみ・耳ひっぱり 】
耳の下・横・上部をそれぞれつまんでクルクルと3回外に回し、上に3回ひっぱる。

【胸の脇肉をかき集める】

【胸の脇肉をかき集める】
浴室(湯船)で裸の状態で、右手の指の腹を、左側の肩甲骨の下に当てる。手を熊手の形にし、胸に向かって脇肉をガリ・ガリ・ガリと3回かき集める。反対側も同様に。

 胸を持ち上げ、鎖骨の方向に揺らす

【 胸を持ち上げ、鎖骨の方向に揺らす 】
左の胸を右手で持ち上げ、左手を添え、鎖骨に向かって斜め上に小刻みに5回揺らす(1秒に2~3秒の早さで)。次に、下から真上に向かって5回揺らす。終わったら反対側も。

コマネチさすり

【 お風呂上がりはコマネチさすり!】
股のV部分を手の側面で上下に10回さする。リンパの滞りが解消して脚ヤセ効果がアップ。お風呂でヤセスイッチをONにして、ぐっすり眠ってメリハリボディを手に入れてくださいね!

撮影/神尾典行 モデル/倉松すみれ
(からだにいいこと2020年3月号より)

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