【暮らし】この春から二度目の断捨離を始めます!
7年前に家を新築する際、かなり多くのものを処分して以来、すっきりと暮らしてきたつもりでした。でも最近、いつの間にかいらない物が増えているような…。身も心も軽やかになりたくて、再びの断捨離、始めます。
家中に、今の自分には不要な物が…
もともと整理整頓が大好きで、極度のきれい好き。そんな私の家ですから、余計な物などあるはずがないと思い込んで過ごしてきました。
ところがある日、戸棚の引き出しを開けたとき、ふと今の自分には必要ではない物が紛れている気配を感じました。
きちんと整理されてはいるものの、今の私の気持ちや時代にはそぐわないものが並んでいる様子に、小さな違和感を覚えたのです。
あれ? この感覚は、もしかしてこの引き出しだけでなく、クローゼットやリビングの棚の中、洗面台の下、キッチンのパントリーなど、家中のあらゆる場所にあてはまるかもしれない。
そう思って、とりあえずウォークインクローゼットを点検すると、思った通り。ずっと探していた物が思いもよらない場所から出てきたり、なぜ大切にとっておいたのか理由がわからない物や、大事にしすぎて何年間も忘れていた物などが、次々と出現!
やはり、2度目の断捨離をする必要がありそうです。
手放せばその分、新しい物が入ってくる
そもそも「断捨離」とはヨガの思想で、不要な物を断ち切り、執着をなくすことで、快適で身軽な生活や人生を手に入れようとする考え方。
単に物を減らすのではなく、今の自分に必要でない物を見極め、本当に好きな物や心を潤わせてくれる物だけを選びとっていく行為であり、自分の価値観やライフスタイルを見つめ直すことによって、その後の人生を上手に回す仕組みへとつなげていく手段なのです。
年齢を重ね、人生の残り時間を意識するようになった近頃、これまで以上に心身ともに快適で、心豊かな暮らしを望むようになりました。現在の私自身の価値観に基づいて、不要な物、行動、人間関係などを改めて見直す「断捨離」に取り組み、未来の私の人生に新しい物を迎える準備をしたい気持ちが高まっています。
これまでの経験からも確実にわかっていることは「出せば入るの法則」。
たとえば、誰かに贈り物をすると翌日には同じようなものが別の友人から届いたり、お金を使ったらすぐに新たな仕事の依頼が入り、その分が補われたり、ささやかな親切や愛情についてもまたしかりで、本当に不思議なくらい、この法則は日常的に当てはまるのです。
手放すことは失うことではなく、次なる素晴らしい出会いに巡り合うためのステップ。
手放すからこそ、新しいものや本当に必要なものが入ってくるのですから。
そんなわけで、寒さがゆるみ、春になったら早速、二度目の断捨離を始めます!
断捨離のポイントは3つ
大切なポイントは、現在の自分にとって必要か、相応しいか、快適かということを常に考えること。
この3つを念頭に、物理的にも精神的にも新しいものが入るスペースを作り、風通しの良い環境を整えていこうと思っています。
様々な執着から解放され、心身ともに軽やかになったとき、どのような素晴らしい機会に恵まれるか、今から楽しみです。
年齢や心境、環境の変化があったときに、その都度、断捨離する。それが、満ち足りた幸せな人生を送る秘訣のひとつだといえそうです。
第1期からことWebライター/梅原晶子
*この記事は読者自身の感想をもとに作成しています。