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シルクさん直伝「 壁押し」で、全身たるみ・加齢知らず

年齢を重ねても美しいスタイルをキープする、吉本喜劇の “美容番長” ことシルクさん。その美の秘訣は、毎日の「筋膜はがし」にありました。肩こりやひどい腰痛も改善されて、よく眠れるようにもなったとか。シルクさん直伝の壁を使った簡単テクで、"メリハリ美ボディ"を取り戻しましょう!

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筋膜は、筋肉を包むストッキング

筋膜とは、筋肉を包んでいるストッキングのようなもので、コラーゲンやエラスチンを多く含みます。やわらかい組織なので、ゆがんだ姿勢によってねじれたり固まったりしやすいのが特徴です。

筋膜がほぐれていないと、体が滑らかに動かなくなり、肩こりや腰痛に悩まされることに。また、シミやシワができやすくなることもあります。

そこでシルクさんが毎日欠かさず行っているのが「筋膜はがし」。壁を使えば簡単ですよ!

シルクさん直伝「壁押し」のやり方

壁の「尻押し」で背面の筋膜はがし

壁の「尻押し」で背面の筋膜はがし

1 背中を壁につけてスタンバイ
壁から一歩前進したところで直立。
足の位置はそのままで、お尻が浮かないように上半身だけ壁につける。
背筋を伸ばし姿勢を正しく、あごを引き腰は反り過ぎないように。

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2 腕で壁を押して前傾姿勢に
両腕で壁を押し、上半身を壁から離す。前傾姿勢で10秒キープ。
足がふらつく人は、指先を壁につけたままでOK。

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3 1の体勢に戻る

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4 ひざを直角に曲げて上半身は脱力する
腰を落としてひざを90度に曲げる。上半身を前方に倒して10秒キープ。
目線はひざを見るように自然に下げる。
1 → 4の動きを10回連続で行う。

「ひじ押し」でお腹まわりと太ももの筋膜はがし

「ひじ押し」でお腹まわりと太ももの筋膜はがし

1 前傾姿勢で壁に手をつく
壁に向き、腕の長さより少し離れた位置に立つ。
上体を前に傾け、胸の高さで両手のひらを壁につけて両ひじを曲げる。

2 手で壁を押してひじを伸ばす
勢いをつけて壁を押す(ひじを伸ばす)。一呼吸置いたら1の体勢に戻る。1→2の動きを連続で10回行う

「ひざ押し」でふくらはぎと脇腹の筋膜はがし

「ひざ押し」でふくらはぎと脇腹の筋膜はがし

1 壁に手をついて右脚を後ろに伸ばす
壁に両手をつき、やや前傾姿勢になる。右脚を後ろに伸ばす(床から離す)。左脚でバランスを取り、ふんばる。


2 壁に向かってひざを上げて押す
右ひざを壁と垂直になるまで上げ、ひざで壁を押す。1に戻り、今度は左脚を後ろに伸ばす。1→2の動きを左右5回ずつ行う。

仕上げは、筋膜がはがれているか「壁押しチェック」を

壁押しチェック

壁に向き、両手を垂直に広げる。
そのまま壁に手をついて伸ばし、痛いところがないか確認。
180°回転して、反対側も同様に行う。

壁押しチェック

●痛い場合は→ 筋膜がねじれている可能性大!
知らない間に筋膜に負荷がかかる姿勢になっていませんか? まずは鏡を見ながら正しい姿勢を意識して。

●痛くない場合は→ 筋膜ふわふわ絶好調!
姿勢がよく、筋膜・筋肉が正しく使えている証拠。「尻押し」「ひじ押し」「ひざ押し」を習慣にして、現状をキープしてくださいね。

シルクさんからのアドバイス

「あまり運動をしない人は、急に筋トレをすると体を痛めます。焦らずに筋膜をはがすことから始めてみては?」と、シルクさん。まだ解明されていないことも多い「筋膜」ですが、「年齢を重ねてもタレない体でいたいなら、試してみる価値はありますよ」。

撮影/大西二士男
(からだにいいこと2019年4月号より)

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