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お腹ほぐし

カチコチお腹はお疲れサインかも…。「お腹ほぐし」で腰痛もラクに

心の疲れも和らぎ、腰や背中のコリもラクになるマッサージ「お腹ほぐし」のやり方を紹介します。

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メンタルの疲れがあると、お腹の上部が硬くなる⁉

「施術をしているうちに、お腹の筋肉などのハリが人によって変わってくることに気づきました。不調を抱えているお客様のお腹に触れてみると、硬くなっていることが多いんです。下腹部になると内臓の影響が出ることもあるのですが、おへそから上が硬いのは気持ちの疲れなどが表れています」と教えてくれたのは、長年、女性の体を観察してきたセラピストの大塚亜矢さん。

実際に自分で触ってみても、硬さや痛みがある人も多いと言います。

「原因は腹部の筋肉などのハリ。脂肪が詰まっているとかではありません。中には押しても指が全然入らない方もいるのです」(大塚さん、以下同)

そんな人に試してもらいたいのが、大塚さんがサロンで教えている「お腹ほぐし」です。

「お腹をほぐすことで、自律神経のうち休養時に活発になる副交感神経が優位になるのでリラックスできます」

ストレスを受けると交感神経が優位になり、副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。その結果、心身の不調を起こしやすくしてしまうのです。ストレスが強くかかっている時に自分で自律神経のバランスを整えることは難しいのですが、お腹をほぐせばそれが自然にかないます。

「また、血流がよくなり、体の動きがよくなるので、背中や腰のコリが緩みやすくなります。例えばギックリ腰になってしまったとき、腰ではなくお腹をゆるめると楽になるのです。日ごろ呼吸が浅い人は、深い呼吸ができるようになりますよ」

自分で「お腹ほぐし」をすれば、巡り力がアップする

今回紹介するのは、日中の家事や仕事の合間にもできる、座って行う「お腹ほぐし」です。

「背中や腰のコリがつらいときはもちろん、リラックス効果が高いので、疲れを感じたときに習慣として行うといいですよ」

実践してみるとすぐお腹がゆるみ、ポカポカしてくるのがわかります。ぜひトライしてみて。

お腹ほぐしのやり方

1 お腹に指を当て、息を吐きながらプッシュ

脚を開いてイスに座る。肋骨の下を触って中心のみぞおちに両手の指先を当てる。

お腹ほぐし

斜め上に向かって指を押し込みながら、ゆっくり息を吐きながら体を前に倒す。背中を伸ばすように股関節から倒すのがポイント。

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指を移動させ、へそとみぞおちの間、へそと恥骨の間、左右の肋骨のカーブの際に、指4本を使って同様に押しながら体を前に倒すのをくり返す。

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2 腰骨の上を3本指でプッシュ

骨盤の上部、腸骨の出っ張り部分(上前腸骨棘 じょうぜんちょうこつきょく)の上にそれぞれに指を3本当て、息を吐きつつ体を前に倒しながら、指を奥に押し込む。最後に時計回りにお腹をさする。

お腹ほぐし
お腹ほぐし

 肋骨の上をさすり、筋肉をゆるめる

手のひらを左右それぞれの胸の下に当て左右にさする。肋骨に貼りついた筋肉をゆるめるような意識で行って。足の付け根、鼠径部にも両手を当て左右にさする。

お腹ほぐし

「お腹ほぐし」から始まる“神”施術で、体を整える

お腹ほぐしの後で、60分¥5,200の「可動改善ボディケア」をライターYが体験しました。ちなみに私は日頃から運動不足なうえ、PCの前に座っていることが多いので、首や肩、背中、腰までいつもカチコチな自覚があります。

マッサージに行くと、最初はうつ伏せで背中や肩から施術を始めるサロンがほとんど。

大塚さんの場合は、仰向けでお腹をやさしく撫でるような施術からスタートします。そうすることで、副交感神経が優位になってリラックスモードになるため、体が施術を受け入れやすい状態になるのだとか。また、お腹ほぐしで教えてもらったように、腰や背中にハリがある人は、お腹を刺激すると自然と背中や腰もゆるみやすくなります。

お腹ほぐし

お腹以外の筋肉などのこわばりをほぐす施術を行った後、筋肉や関節をストレッチしていきます。

自分でストレッチをするより、専門家にストレッチをかけてもらうと関節の可動域は広くなります。ちょっと辛い姿勢になりますが……痛みは全くなし。それに大塚さんに手を添えてもらうと、自分が思っているより脚や腕を大きく動かすことができます。表面だけではなく、ストレッチによって深部からほぐすことの大切さを再認識しました。

終わるころには体も頭もスッキリ!私の場合、無意識に重心が右側に偏ってしまうので、疲れがたまってくると特に右側の肩や背中、腰が重だるくなっていました。そのだるさが抜けたので、体が軽く感じます。骨盤も左右のバランスが揃ったみたい。体の変化とリラクゼーション的な気持ちよさ、両方を得られるのはうれしいですね。

「Yさんの場合、肛門をキュッと締めるようなイメージで立ったり座ったりすれば、体の軸がまっすぐになり、正しい姿勢でいられるようになりますよ」と、施術後には大塚さんよりアドバイスが。

座ったままで試しにやってみたら、体の軸がまっすぐになり、上半身の無駄な“力み”がなくなったような気がします。自分の体の状態をよくわかっていない部分もあったので、説明を聞くと目からうろこが落ちる思いでした。

一度、施術を受けただけでは自分のクセがあるので、すぐ元に戻ってしまいがちです。40代以降はただ施術を受けて終わりではなく、専門家の指導を受ける定期的な体のメンテナンスが必要。これからは、セルフケアで「お腹ほぐし」を続けながら、アドバイスしてもらった「肛門を締めるイメージ」にも気をつけたいと思いました。

イラスト/二階堂 ちはる

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