白洲迅さん「ニュースや報道への興味を深めながら俳優道を邁進中」｜癒やされタイム

イケメンエリート役からクセの強い憎まれキャラまで高い演技力で魅了し、出演作が途切れない白洲迅さん。高い熱量を維持しながら俳優道をひた走る彼の素顔と本音に迫ります。

2021.07.21

エンタメ芸能人インタビュー

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白洲迅さん
ニュースや報道への興味を深めながら俳優道を邁進中
白洲さんに３つの質問
個性あふれる7人の刑事が難解な凶悪犯罪に挑む『刑事7人』
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白洲迅さん

shirasu1 — しらす・じん
1992年11月1日生まれ。東京都出身。2011年に俳優デビュー。2021年上半期は『インフルエンス』（WOWOW）、『私の夫は冷凍庫で眠っている』（テレビ東京系）、『リコカツ』（TBS系）とドラマ3作品に出演。現在はドラマ『刑事７人 SEASON７』（テレビ朝日系）、モキュメンタリ―番組『私たち結婚しました』（AbemaTV）でレギュラーも務める。

ニュースや報道への興味を深めながら俳優道を邁進中

超凶悪犯罪や難解な未解決事件の真相解明に挑む、東山紀之さん主演の人気ドラマシリーズ『刑事7人 SEASON7』（テレビ朝日系）。白洲迅さんは2018年の“SEASON4”からキャストに加わり、今年で4年目。演じている若手刑事・野々村拓海役も、かなり体に馴染んできたそう。

「春が過ぎ、日差しが強くなってくると『そろそろ夏が来るなぁ。今年も“刑事7人”が始まるんだな』と感慨深くなります。僕にとって、夏は海でも花火でもなく、スーツを着て拓海を演じること。年を追うごとに『刑事7人』への愛着は深くなるばかりです。今年はクランクインの時、キャストの皆さんの顔を見て、『久々に会えてうれしい』というより、一昨日まで前シリーズを撮っていたかような親近感があり、すぐに現場に溶け込むことができました」

主演の東山さんともすっかり打ち解け、ものまねをされるほど、フランクな関係に。

「東山さんは、撮影の合間や休憩中にキャストたちを話の輪に巻き込むのが上手なんです。ゲストの俳優さんが来た時もそうですし、僕も1年目は、ちょっとしたことでよく突っ込まれていました。昨年は、（共演の）吉田鋼太郎さんが『おい、白洲！』と呼ぶのを東山さんが真似をするという遊び（？）が流行りました。シリーズの途中から合流した僕が、こんなに現場になじめているのは東山さんのおかげ。本当に感謝しています」

刑事ドラマに出演していると、「実際に起きている事件や凶悪犯罪について深く知りたくなりますね」と、白洲さん。最近は、ニュースの関心や報道に対して感じることも変わってきたと言います。

「4年前と比べて大きく変わったのは、報道番組やニュースに対する気持ち。最近は、事件がどこで起きたのか、被害者が何人いるのかといった表層的なことだけでなく、犯人の動機や被害者の心境まで考えを巡らせることが増えました。どうして罪を犯してしまったのか、防ぐことはできなかったのか、被害者はどんな気持ちでいるのだろうかと想像したりします。そうすることで、ドラマの中で起きる事件に対しても、よりリアルに誠実に向き合えるかなと思っています」

白洲さんは、ドラマでスポーツジムのトレーナー役を演じて話題を集めるなど、鍛え上げられた肉体がトレードマーク。しかし今は、役作りのためトレーニングをお休みしているとのこと。

「夏のドラマだから、（もしかしたら）脱ぐシーンがあるかも？と思ってトレーニングしていたら、衣装が着られなくなってしまったことがありまして……。それ以来、『刑事7人』の撮影中は何もしないようにしています。長い年月をかけて筋トレしているので、半年ぐらいブランクがあっても体はすぐに元に戻せるんです。だから今は（ジムに通いたい気持ちを）ぐっとこらえています。スーツを着こなせる体型をキープし、今年の夏も全力で駆け抜けていきますので、応援してくださいね」