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鈴鹿央士さん

鈴鹿央士さん「心と体を解き放って日々をリセット」| 癒やされタイム

ドラマに映画に大活躍中の鈴鹿央士さんが、舞台に初挑戦。緊張しながらも持ち前のポジティブさを生かして、楽しみながら準備をしているのだそう。鈴鹿さんの“今”を作り出している、生活についてお聞きました。

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鈴鹿央士さん

鈴鹿央士さん

すずか おうじ
2000年1月11日生まれ、岡山県出身。2018年秋、第33回「MEN’S NON-NO」専属モデルオーディションでグランプリを受賞し、活動を開始。2019年映画『蜂蜜と遠雷』で俳優デビュー。同作で第44回報知映画賞、第43回日本アカデミー賞など5つの映画賞で新人賞を受賞。2025年は映画『花まんま』、声優として『映画ドラえもん のび太の絵世界物語』、『ChaO』に出演。

繰り返し演じて作品を掘り下げるのが楽しみ

2025年前半は数々の出演映画が公開され、勢いに乗っている鈴鹿央士さん。後半は意外にも “初”という舞台出演に挑みます。舞台には「いつかはチャレンジしたい」と思っていたのだそう。

「僕の所属事務所では舞台で活躍されている方が多く、観に行かせていただく機会も多かったんです。『いつか出たいな』とふわっと思っていたのですが、いざ決まると緊張しますね。しかも初舞台にして難しそうなシェイクスピア戯曲で、共演のみなさんも豪華すぎて……。我ながらチャレンジャーだと思います(笑)。でも事務所の人たちも“イケる”と思ってブッキングしてくれたのだし、やるしかない! 舞台は毎日が本番なので、同じ役を繰り返し演じながら、作品を掘り下げていく作業は楽しみでもあります」

鈴鹿さんの初舞台はシェイクスピアの四大悲劇のひとつで、もっとも現代的なテーマの作品だと言われる「リア王」。日本と海外のクリエイターの共同作業のもと、優れた海外戯曲を“今日的”な視点で取り組む「DISCOVER WORLD THEATREシリーズ」の第15弾、「Bunkamura Production 2025/DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』」です。出演が決まってすぐに、演出のフィリップ氏と英国でお会いしたのだそう。

「フィリップさんにはロンドンのカフェでお会いしたのですが、とてもお優しい方。『舞台出演を経験すると、俳優の背中は少し大きくなって見える』と激励してくださいました。でも、すぐさま『ボイトレに行ってね』とアドバイスも。早速通い始めて、好きな歌を歌いながら喉の筋肉を動かすトレーニングをしています。自分で選んだ練習曲は、5年前くらいに偶然聴いて好きになった河島英五さんの『時代おくれ』です。あとはフィリップさんからの提案で、日本語の詩を読んで言葉遊びを読み解く力をつけるようにしています」

舞台が始まって“健康な毎日”に!?

鈴鹿央士さん

演じるのは、グロスター伯爵の嫡子で、弟・エドマンドの策略によって勘当されてしまうエドガー。エドマンドを演じる成田 凌さんとの共演は、特に楽しみにしているのだとか。

「『MEN’S NON-NO』専属モデルオーディションでグランプリを受賞したときに、僕にトロフィーを渡してくださったのが成田さんだったんです。専属モデルの先輩でもある成田さんが今回は弟役と聞いて『え〜っ!』となってしまいました。でも、映像作品の1シーンではなく、30公演以上がっつり共演できるのはとても楽しみです」

鈴鹿央士さん

日々台本を読んで、作品の理解を深めているそう。エドガーはいろいろな面を持った「面白い役」だと言います。

「人間の裏側、闇を描いたストーリーの中で、エドガーは前を向いて生きていく希望のようなものを担っている役だと思っています。さまざまな面を持った人間なので、どう演じるのかが楽しみです。そしてお芝居が好きなキャスト、スタッフが集まっていいものを作り上げていく空気を味わえることへの待ちきれない思いでいっぱいです。俳優仲間から、舞台は決まった時間に上演があるので『規則正しい生活になる』という話も聞きました。健康な生活が送れることも期待したいですね」

鈴鹿さんの3つの“パーソナリティ”

鈴鹿央士さん

喉を大切にする

舞台出演前の今、特に喉のケアを模索中。ゆっくり穏やかに話す様子が印象的です。

「現在ボイトレも受けていますし、舞台中は毎日喉を使います。だからこそ、喉を大切にしたいので、先輩方にどんなケアをされているかリサーチ中です。普段からそんなに大きな声では話さないし、友だちといても“盛大にはっちゃける”みたいなことはありません。河島英五さんの『時代おくれ』の歌詞にも『似合わないものは無理をせずに』といった歌詞があるのですが、とても共感しました。舞台中はますます“省エネ”でいきます」

考えすぎない状況を作る

人に流されることはあまりなく、「ストレスは溜まらないほう」なのだとか。どうしてもストレスが溜まったときは、考えすぎないようにしているといいます。

「サックスやピアノをメインにした『インストゥルメンタルミュージック』を流して癒やされながら、レゴ®を組み立てるなどして無心に手を動かして、1回考えることから離れるようにしています。あとは自宅で “交代浴”を実践。お湯に浸かって、冷水を浴びるというのを交互に繰り返すのですが、自律神経が整う効果があるとされているんですよ。これをすると程よく力が抜けて『早く寝よう』という気持ちになります。何も考えずに寝れば、次の日にはリセットされています」

自然の流れに逆らわない

日々の生活では朝日を浴びて起床し、無理をしすぎないことをモットーにしています。

「『健康にいい』とどこかで読んでから、カーテンを開けて寝たり、起きたらベランダに出たりして朝日を浴びるようにしています。あとはそのときに制限している食べ物があっても、そのとき“一番食べたいもの”だったら、自分の気持ちには逆らいません。そのとき食べたいものが一番パワーになって、いい方法で消化してくれると思っています」

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下記アンケートにご回答かつご応募いただいた方の中から、抽選で1名さまに「鈴鹿央士さんサイン入りインスタント写真」をプレゼントします。2025年10月8日(水)23:59〆切です。当選者の発表は発送をもってかえさせていただき、抽選結果のお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
※営利・転売目的でのご利用は全面的にお断りします。発覚した場合は、直ちに当社の規約に応じた対応を取らせていただきます。

下記のフォームに必要事項をご記入の上、ご応募ください。

個人情報の取り扱いについては、下記をご覧ください。
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【INFO】「Bunkamura Production 2025/DISCOVER WORLD THEATRE vol.15『リア王』NINAGAWA MEMORIAL」に出演

リア王

ブリテンの王リアは、高齢のために退位するにあたり、3人の娘に国を分割し与えることにした。長女ゴネリルと次女リーガンは巧みな言葉で弄し……。家族が断絶、信頼も崩壊、権威や誇りも崩れていく老いた王が全てを失い、狂気の淵を彷徨いながら人間の「光」と「闇」を見出す究極の人間ドラマ。

【作】 ウィリアム・シェイクスピア
【上演台本・演出】 フィリップ・ブリーン
【出演】 大竹しのぶ、宮沢りえ、成田 凌、生田絵梨花、鈴鹿央士、
西尾まり、大場泰正、松田慎也、和田琢磨、井上 尚、吉田久美、比嘉崇貴、青山達三、
横田栄司、安藤玉恵、勝村政信、山崎 一
【東京公演】 2025年10月9日(木)~11月3日(月・祝) THEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6階)
【大阪公演】 2025年11月8日(土)~16日(日) SkyシアターMBS

撮影/楠本隆貴 取材・文/山西裕美(ヒストリアル) スタイリスト/朝倉 豊 ヘアメイク/阿部孝介(traffic)

ジャケット、中に着たシャツ、パンツ、すべて参考価格(NEZU YO-HINTEN/@nezu.yohinten〈IG〉)

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