
コスメの「成分買い」の実態と肌悩みの関係は?|からだにいいことLab
化粧品を「成分買い」する人はどんなきっかけで、どんな肌悩みを解消するために、どんな成分を選んでいるのでしょうか。「成分買い」の実態を30代~50代のからだにいいことアンバサダーに調査しました。
目次
価格以上に重視される成分。安全性や刺激も気になる
「化粧品を選ぶとき、重要視する項目は?」と尋ねたところ、47%が「入ってほしい成分」と回答。「使用感」「価格」「口コミの評価」に続いて4位でした。「入ってほしくない成分」を重視すると答えた人も29%いることを考えると、化粧品選びにおいて、成分は価格以上に重視されていることがわかります。
「化粧品選びに関する調査」
調査期間:2025年6月13日~6月18日
調査対象:からだにいいことアンバサダー182名(有効回答数)
Q 化粧品を選ぶとき、重要視する項目は?

ちなみに、美容成分を取り入れる時に重視するのは、「肌への安全性、刺激の有無」(84%)がトップで、次に「効果的な使い方(タイミング、適切な使用量)」(54%)、続いて「美容成分の配合量」(32%)でした。効果は欲しいけれど、取り入れるにあたっては安全性や刺激を重視する慎重な姿勢が伺えます。
ビタミンC誘導体とレチノールが不動の人気。取り入れたいのは幹細胞
知っている美容成分は下記の通りでした。ビタミンC誘導体とレチノールは“使っている”美容成分も1位・2位で、不動の人気を表しています。一方、“知っている”より“使っている”の順位が高かったのはナイアシンアミドとCICAで、それぞれ3位、4位でした。
Q “知っている”美容成分は?

一方、「もっと知りたい」「取り入れてみたい」成分の1位は幹細胞エクソソーム、次にレチノール、ビタミンC誘導体と続き、ヴィーガンコラーゲン(植物性コラーゲン)が4位でした。
取り入れてみたい理由として、幹細胞には「肌が若返りそう」、レチノールには「シワに効きそう」、ビタミンC誘導体には「シミを消したい」、ヴィーガンコラーゲンは「肌に優しそう」「植物性なのが気になる」というコメントが多く寄せられました。
メイク選びではスキンケア選びほどこだわらない
スキンケア製品を選ぶときは美容成分を「意識している」「ある程度意識している」がほぼ同数で多数派ですが、メイクアップアイテムについては「意識している」は13%で、「全く意識していない」人の割合とあまり変わりませんでした。メイク選びの時にはそこまで成分は重視されていないようです。
Qスキンケア製品を選ぶとき、「美容成分」を意識していますか?
Qメイクアップアイテムを選ぶとき、「美容成分」を意識していますか?

肌悩みに合った美容成分の取り入れ方はこちらの記事が参考になります。

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からだにいいことLabではこれからも、「からだにいいことアンバサダー」と一緒に、健康や美容のトピックについて考察していきます。どうぞご期待ください。