唱えるだけで疲れが残りにくくなる「魔法のフレーズ」
唱えるだけで緊張が解け、体がふんわりラクになる「魔法のフレーズ」をご紹介します。現代人にとって宿命のような疲れ。魔法のフレーズで、自分自身に「がんばらなくていいよ」と許可を与えてあげて!
目次
心地よくイメージすれば体がふんわり整う

しっかり寝たはずなのに、朝になって「昨日の疲れが残っている」と感じることはありませんか?「日中の心身の緊張がリセットされずに残ると、寝ても疲れが取れないと感じるようになります」と、理学療法士の大橋しんさん。
「人はさまざまなことを同時に考えて生活していますが、実は処理する情報が多すぎて体がついてこない場合がほとんど。頭で処理できなかった情報が緊張やこわばり、コリとなって体に表れ、疲れにつながります」
現代人にとって宿命のような疲れに、“唱えるだけで疲れが残りにくくなる”魔法のようなフレーズがあるといいます。「まじめでがんばり屋の人ほど体がこわばっています。そこで、自分自身に『がんばらなくていいよ』と許可を与えてあげるのが、これらのフレーズ。唱えるだけで緊張が解け、体がふんわりラクになります」
【魔法のフレーズ1】頭の中で小舟が静かに揺れています

緊張しやすい頭をゆるめるフレーズ。唱えながら「姿勢の急所」(下記を参照)に水面が広がっているところを思い浮かべて。そこには小舟が浮かび、ゆらゆらとさざ波に揺られていす。自然と首の筋肉がゆるみ、姿勢が改善してくるはず。
《ポイント》“頭が揺れる姿勢”で唱えると◎
首が前に落ちた姿勢だと、頭がふんわりと揺れません。下記でご紹介する「姿勢の急所」に人差し指をあてながら首を引くと、自然と頭が揺れる位置におさまり、フレーズがイメージしやすくなります。
さらに体がラクになる「姿勢の急所」

頭の奥にある、頭と背骨が接する部分は、いわば「姿勢の急所」。ここがふんわり揺らいでいると余分な緊張が抜けやすくなる重要ポイントです。「魔法のフレーズ1」は、慣れるまでは姿勢の急所を意識しながら唱えるのがおすすめ。
「姿勢の急所」の見つけ方
両耳の手前のくぼみに両手の人差し指を当て、その間に1本の串が通っていると想像します。その串が、頭の内部で姿勢の急所を通っていることをイメージして。
こんな症状があるときに試してみて
頭痛、目の疲れ、表情筋の緊張、あごの緊張、鼻づまり、飲み込む力の低下
【魔法のフレーズ2】目玉はいつも水の中で漂っています

酷使しがちな目を、ふんわり解き放つフレーズ。ものを意識して見ようとせず、“ぷかぷかと浮かんでいる目”から映像が入るままに任せてみましょう。この感覚がつかめると、目の疲れやドライアイ、頭痛が軽減します。
《ポイント》情報を“つかみに行く”のではなく“受け入れる”
ものを見るとき、動物が獲物をとらえるように前のめりになると目は緊張します。目は映像を脳に送るだけのレンズに過ぎません。リラックスした状態で情報を“受け取るだけ”にするとラクになります。
こんな症状があるときに試してみて
目の疲れ、ドライアイ、目の充血、・緊張型頭痛、目尻や眉間のシワ
【魔法のフレーズ3】吐く息で体がゆるみ、吸う息で背骨が立ち上がっていきます

そのまま数回、呼吸しましょう。人は息をしながら無意識に姿勢を微調整しています。吐く息で筋肉がゆるみ、吸う息で背骨が立つ。この“呼吸の揺らぎ”に身を任せるだけで姿勢が整い、血圧やメンタルも安定しやすくなります。
《ポイント》ビニール人形になったつもりで
空気を送り込むと膨らんで立ち上がり、空気が抜けるとしぼむビニールの人形。人の体もあれと同じように、呼吸に合わせて膨らんだりしぼんだりするもの。そうイメージして“揺らぐ感覚”に身を任せて。
こんな症状があるときに試してみて
うつ、疲れやすさ、肥満、目の疲れ、ドライアイ、目の充血、骨粗しょう症、高血圧、静脈血栓症の予防
ご紹介した3つの魔法のフレーズは、目や頭の疲れを和らげ、全身をゆるめる効果の高いものです。続けるうちに姿勢が改善され動作もスムーズになり、疲れにくい体になりますよ。
(からだにいいこと2022年4月号より)
[ 監修者 ]
















