小池徹平さん「無理なく楽しく、歳を重ねる過程を味わう」| 癒やされタイム
近年、舞台での活躍が目覚ましい小池徹平さん。40歳になって最初の出演作は、“妖怪”をテーマにした日本オリジナルミュージカル。作品への期待と意気込み、そして大切にしている日常や今後について聞きました。
目次
小池徹平さん

こいけ てっぺい
1986年1月5日生まれ、大阪府出身。2001年第14代JUNONスーパーボーイ・グランプリを獲得し、2002年に俳優デビュー。同年ウエンツ瑛士とのユニット「WaT」を結成し、2005年にメジャーデビュー。2008年は主演映画『ホームレス中学生』にて日本アカデミー賞新人賞受賞。ブロードウェイミュージカル『キンキーブーツ』(2016年・2019年・2022年)、ミュージカル『るろうに剣心 京都編』(2022年)、ミュージカル『ある男』(2025年)など、数多くの舞台に出演。
プロ意識の高い制作陣の期待に応える演技を目指す

日本のエンターテインメントに数多く登場する、世界に誇る文化“妖怪”。「日本発のオリジナルミュージカルを世界へ」を掲げた「MOJOプロジェクト」の第2弾舞台作品『どろんぱ』のテーマは妖怪です。この作品で主演を務める小池徹平さんも、子どもの頃から妖怪に親しんできました。
「子どものころは川に遊びに行くときに『カッパに気ぃつけや』とか、知らないうちに擦り傷を作って帰って来たときは『かまいたちにやられたね』など、母親からかけられる言葉に妖怪が入っていることもよくありました。幽霊みたいに怖くはなくて、何だか身近な存在でした。そんな妖怪をテーマにしたオリジナルミュージカルに出演できると聞いて、とてもワクワクしています」
ミュージカル『どろんぱ』で小池さんが演じるのは、人間の遠野爽子に取り憑いて、自分を夫の遠野 薫だと思い込ませる、煙の妖怪・烟々羅(えんえんら)。ビジュアル撮影で着用したのは白いウィッグと着物の奇抜な衣裳。公式サイトのPVでは笑顔で軽やかに動き回る烟々羅を見ることができます。
「あそこまで本格的な仮装をしてばっちりメイクをすることはなかなかないので、とてもテンションが上がりましたし、作品に対するイメージも膨らみました。衣裳は動きやすさを意識して作られていて軽く、マジックテープを駆使した着替えやすい構造になっているんです。僕はそれにとても感動したのですが、制作陣は『本番の衣裳はもっと軽く、着替えやすくしたい』とさらに上を目指していて。プロ意識を『頼もしいな』と感じると同時に、『気持ちに応えるパフォーマンスをしなくては』という強い気持ちが芽生えました」

数多くの舞台に出演してきた小池さんですが、末満健一さん作・演出の舞台に参加するのは今回が初。日本固有の題材を日本人クリエーターがゼロから作り上げるミュージカルに、末満さんが並々ならぬ気合いを入れていることを感じています。
「末満さんの思いを舞台上で完成させ、観てくださる方々に楽しんでいただくことに全力を尽くしたいと思っています。みなさんがご存知の妖怪がたくさん出てきますし、いろんな音楽が使われていて、エンターテインメント性がとても高いんです。ストーリーは妖怪と人間の関わり合いを軸に、親子愛、夫婦愛も描かれています。言葉がわからなくても音楽を通して感動を伝えられるのがミュージカルの良さ。日本に住む方々はもちろん、海外の方にも刺さる作品になると思います」
この舞台の魅力のひとつは、ストーリーを盛り上げる音楽。1970年代から作詞家として数々のヒット曲を生み出してきた森 雪之丞さんが作詞、ゲームやアニメーション音楽を手がけてきた深澤恵梨香さんが作曲・編曲・音楽監督、また重要なミュージカルナンバーの作曲をロックバンド・TRICERATOPSのボーカリスト・ギタリストでもある和田 唱さんが担当。「WaT」のメンバーとして長年歌に親しんできましたが、今までに歌ったことがないタイプの曲もありそうです。
「ミュージカルはコンサートとは違い、キャラクターのセリフや感情をメロディーに乗せて歌います。それによって観てくれる方々に、より役を印象づけることができるのがおもしろいですね。本作ではキャラクター1人ひとりの紹介ソングやデュエットソングもあるし、テイストはロックやポップス、曲調もアップテンポからバラード、ラップの入っているものなど、とにかくバラエティ豊か。複雑なメロディーもありそうなので、自分にとっても新しいチャレンジになると思っています」

30代で広がった視野を生かして、40代は積極的に仕事に取り組みたい
歌あり、殺陣ありの稽古に、まい進中の小池さん。多忙を極める日々の癒やしは、家族との時間。何げないひとときに幸せを感じることが多くなったと笑顔で語ります。
「子どもたちとごはんを食べたり、お風呂に入ったり、ごく普通の生活をおくることが癒やしですね。仕事をして家に帰ってきて、家族と向き合う。毎日忙しくて、自分の時間は少ないかもしれません。でも、子どもたちが親と一緒に遊んでくれる時期は限られているので、今は楽しみたいです」

2026年1月に40歳の誕生日を迎えました。新たなフェーズに突入すべく、前を向きます。
「仕事中心で生きてきた20代、30代は仕事以外にも大切なものができて価値観の幅も広がりました。40代は日常生活を大切にしながら、積極的に仕事に取り組んでいけたらと思っています。そのためにも体調管理に力を入れていきたいですね。自分自身と対話しながら、無理をしないでケガなく楽しく、年齢を重ねていければと思っています。まだまだ年齢のせいにはしたくないので、この舞台で同世代の方々に元気と勇気を与えられるようにがんばります!」
小池さんの3つの“決まりごと”
瞑想で気持ちを切り替え
ストレッチは長年続けている習慣。さらに、誰にアドバイスを受けたわけではなく、ストレッチを行う前に自然と取り入れるようになったのが瞑想なのだそう。
「ストレッチを始める前のほんの短い時間……だいたい5分くらいかな、何も考えずに目を閉じて心身を整えられるようになりました。ストレッチに限らず、何かを始めるときには一度少し目を閉じると、切り替えがしやすくなるんです」
大好きな納豆にお酢をプラス
「1日3食しっかり食べることが基本」で、和食が中心の日々。毎日欠かさない食べ物は納豆。最近ハマっている食べ方がありました。
「納豆にお酢を入れて食べるとおいしいと気づいたんです。栄養的にどうなのかはわからないけど、とにかく僕の味覚に合う。このブームは当分続きそうです」
朝のフリータイムにゲームや読書
忙しい日々のなかで、自分だけの時間が取れるのは朝なのだとか。早起きして2時間を自分のためだけに使います。
「普段はできるだけ早く寝て、朝5時〜6時には起きています。子どもたちが起きてくる前にゲームや読書などをして、自分の時間を持つように。雨穴さんの『変な』シリーズは読破しているので、次回作が待ち遠しいですね。最近読んだ本で印象的だったのは、かもめんたる・岩崎う大さんの『家族コント』。笑って、泣けて、とても素敵な本でした」

小池徹平さんのサイン入りインスタント写真プレゼント!

下記アンケートにご回答かつご応募いただいた方の中から、抽選で1名さまに「小池徹平さんサイン入りインスタント写真」をプレゼントします。2026年3月11日(水)23:59〆切です。当選者の発表は発送をもってかえさせていただき、抽選結果のお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
※営利・転売目的でのご利用は全面的にお断りします。発覚した場合は、直ちに当社の規約に応じた対応を取らせていただきます。
下記のフォームに必要事項をご記入の上、ご応募ください。
個人情報の取り扱いについては、下記をご覧ください。
https://www.karakoto.com/terms/
【INFO】MOJO プロジェクト -Musicals of Japan Origin project- 第2弾!ミュージカル『どろんぱ』supported by にしたんクリニック

煙の妖怪である烟々羅(小池徹平)は人間に化けて、爽子(屋比久知奈)というひとりの女性に憑いていた。爽子に「自分の夫・遠野 薫」だと思い込ませた烟々羅は、彼女とともに神隠しの伝承が残る深い森にやってくる。そこは神隠しの森ではなく、時代の流れと共に信仰や畏怖する心が失われた現世から追いやられた妖怪たちの吹き溜まりの森であった。
【作・演出】末満健一
【作詞】森 雪之丞
【作曲・編曲・音楽監督】深澤恵梨香
【ゲストコンポーザー】和田 唱
【出演】小池徹平、屋比久知奈、生駒里奈、木内健人、東島 京、加治将樹、土井ケイト、相葉裕樹、吉野圭吾、真琴つばさ ほか
【公演期間】
東京公演 日本青年館ホール 3月16日(月)〜29日(日)
大阪公演 SkyシアターMBS 4月3日(金)〜7日(火)
小池徹平・屋比久知奈出演!MOJOプロジェクト第2弾 ミュージカル「どろんぱ」2026年3月~4月上演決定!
https://mojo-doronpa.com
別タブで詳しく見る
撮影/楠本隆貴 取材・文/山西裕美(ヒストリアル) スタイリスト/松下洋介 ヘアメイク/加藤ゆい(Hair&Make-up fringe)
[ 著者 ]
















