松下奈緒さん「仕事に行くと自然と笑顔になれる」| 癒やされタイム
抜群のスタイルと美貌の持ち主で誰もがあこがれる存在――。松下奈緒さんの2026年1月から始まるの主演ドラマは息もつかせぬヒューマンサスペンス。ハードながらもポジティブに撮影に挑む松下さんの近況を伺いました。
目次
松下奈緒さん

まつした なお
1985年2月8日生まれ、兵庫県出身。2004年俳優デビュー。2010年NHK連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』でヒロインを演じ、同年『第61回NHK紅白歌合戦』では紅組司会を務める。近年は映画『風よ あらしよ 劇場版』『風の奏の君へ』(ともに2024年)、ドラマ『水平線のうた』(NHK総合)、『大追跡〜警視庁SSBC強行犯係〜』(テレビ朝日、ともに2025年)などがある。2006年にピアニストとしてもデビューし、9枚のオリジナルアルバムを発売。
“子ども”と一緒にいると愛おしい
朝の情報番組のMCやラジオDJ、ミュージシャンの活動と並行し、俳優として多数の作品に出演している松下奈緒さん。2026年はドラマ『夫に間違いありません』の主演からスタートすることとなりました。「死んだはずの人間が、ある日、突然目の前に帰ってくる」というショッキングな内容のヒューマンサスペンスで、ジェットコースターのように物語が展開していきます。
「いただいた脚本は、まるで小説を読んでいるような感覚で引き込まれました。私の演じる朝比聖子は、2人の子どもを持つ母親。本来は何事にも問題提起はしないタイプなのに知らず知らずに巻き込まれていき、渦中の人物になってしまいます。表面上では穏やかな気持ちを保っているけど、いつか爆発する瞬間がくるのでは……とドキドキしながら読んでいました」

本作は実際に起こった“遺体の取り違え事件”に着想を得たストーリー。「亡くなったはずの身近な人が帰ってきたらどうするか?」ということがカギとなります。
「いろいろ想像したけど、答えは出ませんでしたね。やはり経験してみないとわからないことではあるし、その時になってみないとわからないなって」
近年は、さまざまな背景を持つ母親役を演じることが増加。今回の聖子は子どもの生活と幸せを守るために嘘を重ね、少しずつ日常を蝕んでいきます。
「私には子どもがいないけど、やはり女性特有の子どもへの思いというのはあります。息子や娘を演じるのは子役の方々ではありますが、やはり一緒にいると愛おしいし、『今は何を考えているのかな』と思うことも。ドラマに出てくるのはとてもいい子たちなので、聖子は母親としても魅力的なんだろうなと感じられました。台本に書かれている聖子は声のトーン、眼差し、優しさなどは想像しやすかったですね」
演じる役同様に頼まれごとは断れない性格

死んだはずの夫が姿を現した、その先の選択はすべて家族のため――。そんな状況に「幸せな生活を守るためなら嘘をつく聖子の気持ちもわかる」と、シンパシーを感じているよう。自身と聖子の性格に共通点もありました。
「私も、頼まれごとやお願いを断れない性格なんです。相手が軽い気持ちで頼んだことでも『やらなくちゃ!』って思っちゃう。そうやって素直に受け入れてしまうところが似ているかな。あとは同じ嘘でも、『私だけしか知らなくて、黙っていたほうがみんなハッピー』というのは許せますね。たとえば、ごはんを食べてきたけど家に帰ったら用意されていたから食べてないフリをしてもう一度食べる、とか。そのレベルの小さな嘘はよくつきます(笑)」
癒やしの存在たちに救われ、笑顔になれる
緊迫したシーンが多いストーリーですが、撮影現場では癒やしの瞬間も期待できそう。
「子役の存在はやはり癒やされます。そして聖子と同じく行方不明になった夫を待つ母親・葛原紗春役の桜井ユキさんは年齢も近いし、明るくて楽しい撮影現場になりそう。夫の松橋一樹役の安田 顕さんがおもしろいことはわかっているんですが、今回は複雑な夫婦役だし、接し方は迷いますよね。撮影現場では、いつも癒やされそうなところを見つけて寄っていくようにしています」
日常生活では、13歳の愛犬・レオくんの存在が一番の癒やし。でもその愛は若干一方通行のようです。
「ビジョン・フリーゼは明るく社交的と聞いていたのに、『帰宅したら玄関で待っていた』なんてことは一度もないですね。ボールを投げても取りに行かないし、私にそんなに愛情を持っていなそう……。自分勝手なんですけどかわいいし、私にとってはいてくれるだけで癒やしの存在なんです」

2026年も忙しい日々が決まっている松下さんはとてもポジティブ。「ストレスは溜まらない」と言い切ります。
「どんな人でもストレスはあると思いますが、ストレスを感じている自分が嫌なんですよ。がんばらなくてはいけない瞬間はたくさんありますが、それがストレスになったら何も始まらないので、自分には『ストレスはない』と思って生活しています。仕事に行けば笑顔の人にも会えるし、楽しいことがたくさんある。自然とハツラツとした笑顔になれるんです」
松下さんの3つの“健康ルーティン”
味変した「せいろ蒸し」レシピ
年齢とともに“体にいいこと”への情報に敏感になり、積極的に取り入れている松下さん。そのなかでも3〜4年はハマっているというのが「せいろ蒸し」でした。
「餃子やシュウマイだけではなくて、野菜、肉、魚などを20分くらい蒸せば、なんでもおいしく食べられるんです。直売所に行って立派に育った野菜を買うのが好き。新鮮な野菜を仕入れて、ときにはお肉も加えて全部せいろに入れて蒸したら完成。いろんな食材がとれるし、温まるし最高ですよ。ごまだれやポン酢、柚子こしょう、つけるものは毎回変えて楽しんでいます。せいろ蒸しを食べていたら、さらに健康になった気がしています」
愛犬・レオとのウォーキング
松下さんには「そっけない」という愛犬・レオですが、散歩は大好き。健康管理にも一役買っています。
「運動はあまり縁がなかったのですが、レオの散歩をきっかけにウォーキングをするようになりました。犬のほうは『あなたのためだから、きなさい』みたいな感じですけど。1人で歩くよりも犬の散歩のほうが楽しく歩けますよね。健康って気を付けた分だけ、少し後になって成果が出ていることを感じます。もっと早く健康に対して敏感なればよかったと後悔しているところです」
ミシンで洋服作り
独学で勉強し、今もっとも没頭しているのが洋裁です。
「自分やレオの洋服をミシンで作っているときが、一番楽しいですね。一応着られるものにはなっているものの、ちゃんと学んだらもっと作りやすかったりキレイにできたりするんじゃないかな。だから、いつか習いに行きたいんですよ。時間を見つけては作っているほど、新しいことにこんなにのめり込んだのは久しぶりです!」

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【INFO】月曜よる10時スタート連続ドラマ『夫に間違いありません』
2026年1月5日(月)スタート
毎週月曜よる10時(カンテレ・フジテレビ系全国ネット)

朝比聖子(松下奈緒)のもとから、ある日突然、夫の一樹(安田 顕)が姿を消した。2人の子どもと義母のいずみ(朝加真由美)の面倒を見ながら“あさひおでん”を切り盛りし、行方不明になった夫を探す日々。しかし1か月後、警察に呼ばれて告げられたのは「夫が川で事故死した」という事実。遺体の所持品と、ある身体的な特徴から「夫に間違いありません」と認めたものの、1年後、亡くなったはずの夫が目の前に現れる。
【脚本】おかざきさとこ
【プロデューサー】近藤 匡、柴原祐一
【演出】国本雅広、安里麻里、保坂昭一
【出演】松下奈緒、桜井ユキ、宮沢氷魚、中村海人、松井玲奈・余 貴美子、安田 顕 ほか
主演・松下奈緒!ドラマ「夫に間違いありません」が来年1月スタート決定!家族を守るため犯罪に巻き込まれていく母親を演じる!
https://www.ktv.jp/ottonimachigaiarimasen/
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撮影/米玉利朋子(G.P.FLAG inc) 取材・文/山西裕美(ヒストリアル) スタイリスト/大沼こずえ(eleven.) ヘアメイク/佐藤 寛〈KOHL.〉
パンツ¥57,200(ADORE TEL. 03-5785-6425)
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