日常生活での代謝「NEAT(ニート)」を増やして脂肪燃焼力をアップさせる5つの習慣
NEATとは「非運動性熱産生」のこと。家事や仕事、通勤など、運動以外の身体活動で消費するエネルギーを指します。ちょっとした習慣を心がけるだけで、代謝NEATがアップ、1日に消費するエネルギー量が増加します。
目次
NEAT(ニート)とは?

NEATとは「非運動性熱産生」のこと。家事や仕事、通勤など、運動以外の身体活動で消費するエネルギーを指します。NEATを積み上げると、1日で消費するエネルギー量が増加。余計な脂肪が燃えて、体の引き締めや体重の減少にもつながります。
代謝を上げる5つの習慣
毎日の生活の中には、「触れるだけ」「意識するだけ」で代謝が上がる、さまざまな方法があります。普段の動きに取り入れて、“燃える体”を手に入れて!
自転車のサドルにはお尻を乗せるだけ

サドルにベタっとお尻をつけず、お尻を「乗せるだけ」の感覚で座ります。骨盤が立つことで重心が安定し、股関節もよく動くので、長い時間自転車をこいでも太ももが疲れにくくなります。
包丁は小指から握る

包丁やフライパンは、小指から順に握り、小指を意識して使いましょう。脇が締まることで肩や背中への負担が減少するため、こりにくい体に。
両肩に触れてから動けば二の腕がヤセやすく

洗濯物を干すときなど、腕を上げる動作の前は、両肩に左右それぞれの指先を一度つけて。肩、ひじを意識しやすくなり、腕が大きく動きます。
シャンプーの前には脚の付け根にタッチ

お風呂用のイスに座って髪を洗うときは、脚は軽くそろえ、まずは脚の付け根の股関節にタッチ。触れた場所が支点になるよう意識して体を前に倒し、髪を洗います。
<タッチのポイント>
座った状態で座面とお尻の間に手を入れると、指先が当たる位置に骨があります。タッチするのは、この股関節。立ったとき「お尻のえくぼ」ができる場所です。
あぐらより「太もも正座」が◎

正座をするときは、体重を太ももの裏に乗せるイメージで座りましょう。骨盤が起きて重心が整うため、ツラいイメージがある正座もラクになります。
<太もも正座のポイント>
一見ラクそうなあぐらは、骨盤が後傾した状態。腹筋や背筋にムリな力がかかるので、疲れやしびれの原因に。
(からだにいいこと2022年2月号より)
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