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ソファに座って飲み物を飲む女性

自律神経・血流・心のケアで更年期はラクになる

女性ホルモンの分泌量の減少は避けられませんが、心と体を整えることで更年期の不調はラクになります。更年期不調には、必ず終わりがあります。乗り越えたら心身が安定し、楽しい日々が待っていますよ!

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まずは、正しく更年期を知って恐れすぎないように

スマホを見て悩む女性

ネットなどで調べて極端な症例を信じてしまい、過剰に更年期を恐れている人が増えています。まずは正しく更年期を知り、対策することから始めましょう。

元気で長生きするには、閉経が必要不可欠!

女性ホルモン「エストロゲン」には内臓脂肪の蓄積を防ぎ、骨密度を保つ働きがあります。その一方で、長く分泌されると乳がんや子宮筋腫など、重い病気になるリスクも高まります。閉経は元気で長生きするために必要なプロセス。更年期を乗り越えれば、ハッピーな毎日が待っていますよ!

閉経後は「体調もメンタルも安定する」

腰に手をあてる元気な女性

閉経前は人生のなかでホルモンの分泌が大きく変動するため、体調不良に悩まされます。閉経後はホルモンの乱高下がなくなり、体も心も安定しやすくなります。

閉経後は「予定を自由に立てられる」

カレンダーを見ながら手帳を開く女性

生理があると、出血や体調面の不安から予定を立てにくいもの。閉経すれば、予定も思いのまま立てられるように! 自由の幅が広がります。

閉経後は「精力的に活動したくなる」

ハイキングをする女性

女性にも男性ホルモン「テストステロン」が分泌されています。活力がみなぎる作用があるため、閉経後のほうが精力的になることも。

閉経後は「女性としてさらに充実期に!」

旅行する女性

50歳前後は自由に使えるお金が増え、上下関係のしがらみからも次第に解放されます。今までがんばった分だけ、やりたいことをやれる時期に突入!

つらいときはSOSを!

心身が揺らぎやすい更年期こそ、周りに頼ることが元気に過ごす秘訣。思い切って甘えてみて。

周囲に心身の不調と正しい情報を伝える

悩みを相談する女性

更年期不調の経験がない人や男性は、単なるわがままだと認識しているケースも。正確な情報と自分でコントロールできない症状だと伝え、つらいときは「助けて」と頼ってみるとラクになります。

“パートナードクター”に相談をする

医師に相談する女性

更年期不調は保険診療の対象となり、診断書が出るほど症状が重い人も。1人で悩まないで、不調や不安、治療法などは迷わず医師に相談を。頼れる“パートナードクター”(かかりつけ医)を作っておけば、安心です。

体と心を満たせば更年期不調がラクに!

外でストレッチする女性

女性ホルモンの分泌量の減少は避けられませんが、体と心を整えることで、元気の容器を満たすことができます。

自律神経を整える

ホルモンの分泌と自律神経は密接に連動しています。加齢により特に交感神経が優位になりやすく、不眠やイライラの原因になりがち。リラックスを心がけて。

滞りがちな血流を促す

血流は自律神経の働きによって調節されています。血流が滞ると頭痛や肩コリ、冷えなどの原因に。自律神経を整えて、血巡りを改善すれば、体が軽くなります。

楽しいことを積極的に!

体と心の状態は連動します。がんばることをお休みして、ワクワクすることを優先すればストレスが軽減。自律神経が整いやすくなり、イライラも吹っ飛びます。

適度に体を動かす

自律神経の乱れは、睡眠にも影響を及ぼします。眠りを深めるには日中に太陽の光を浴び、体を動かすことが大切。適度な運動はストレス解消や血流促進にも◎。

体と心を満たして、更年期を“幸年期”に変えていきましょう。

(からだにいいこと2022年6月号より)

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