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スタイルが良い女性

ミトコンドリアを増やす1分「ねじれ筋のばし」で下半身を引き締める

ミトコンドリアには、食べ物に含まれる糖や脂肪をエネルギー物質に変換する役割があります。ミトコンドリアが多く存在するねじれ筋をピンポイントで伸ばすことで、基礎代謝がアップ、さらには下半身の引き締めを目指せます。

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太もも裏を伸ばせば座っているだけで燃焼力アップ

太ももを触る女性

「体内のミトコンドリアさえ増えれば、自然とヤセ体質になれます」と、柔道整復師の今村匡子さん。

全身の細胞にいるミトコンドリアは、代謝をつかさどる存在。食べ物に含まれる糖や脂肪をエネルギー物質に変換します。ところが、ミトコンドリアは加齢により減少するため、年々太りやすい体に。一方、ミトコンドリアさえ増えれば、若いころの体形に戻るのも夢ではありません!

「ミトコンドリアは、関節の動きを支えるねじれた形状の筋肉に特に多く存在します。この“ねじれ筋”をピンポイントで伸ばせば、ミトコンドリアが増え、基礎代謝がアップ。座っているだけでムダな脂肪がエネルギーに変わり、スラッとした下半身に」

太もも裏のねじれ筋がほぐれれば、股関節の可動域が広がります。腰まわりの筋肉のゆがみが取れ、腰痛改善にも◎。ミトコンドリアが作ったエネルギーが全身に行きわたることで、食欲が抑えられる効果も!

ミトコンドリアの役割

ミトコンドリア

細胞の中のミトコンドリアには、食べ物に含まれる糖や脂肪を、細胞のエネルギー源となる「ATP」に変換する役割が。ATPがたくさん作られると細胞の新陳代謝が進み、太りにくいだけでなく、若々しく疲れにくい体に!

こんな人はミトコンドリアが減っているかも!?

1つでも当てはまるものがあれば、下記でご紹介する「ねじれ筋のばし」を試してみて!

◻︎常に冷えを感じる
ミトコンドリアが減ると体内で作る熱が減り、手先や足先が冷えがちに。末端冷え性の人は特に注意。

◻︎足がつることが多い
足がつるのは、ふくらはぎのねじれ筋が衰えて硬くなっているから。“冷え”も原因の1つです。

◻︎体が硬い
関節の可動域をキープするのがねじれ筋。関節が動かず体が硬いなら、ミトコンドリアが減っているのかも。

◻︎朝起きると、腰が痛い
ねじれ筋が衰えて関節の可動域が狭まると筋肉が引っ張られ、腰痛の原因に。特に寝起きは注意!

◻︎寝起きが悪い
ミトコンドリアが十分なエネルギーを生み出せないと、眠気や疲れが抜けにくくなることがあります。

たった1分「ねじれ筋のばし」のやり方

女性の足の裏

「ねじれ筋のばし」は、朝起きてすぐか風呂上がりに行うのがおすすめです。朝一番にミトコンドリアを活動しやすくしておけば、1日じゅう代謝が上がった状態をキープ! 体が温まっているお風呂上がりも、筋肉を伸ばしやすいので◎。

(1)両脚を伸ばしつま先をねじる

床に座り、両脚をそろえて前に伸ばす。つま先を上に向け、足首を90度に曲げたら、両足先を内側に傾けて交差させる。左右どちらのつま先が手前でもOK 。

【ポイント】足首は90度に
足首はしっかり90度に曲げて。慣れるまでは足裏を壁につけると、つま先がしっかり上向きに。

(2)上半身を前にゆっくり倒す

すね付近を両手で上からつかみ、上半身を前に倒す。両ひじを脚につけ、太もも裏が伸びるのを感じたら、自然な呼吸をしながら1分間キープ。

【ポイント】足首をつかめばねじれ筋がさらに伸びる
難なく(2)ができる人は、足首やつま先をつかんで。ねじれ筋に強い刺激が入るので、さらに効果がアップします。

「ねじれ筋のばし」でラクにヤセる理由

ミトコンドリアを大量に含む筋肉を、ピンポイントで刺激するから、たった1分で代謝を上げ、ヤセ体質に!

普通の運動なら体を限界まで追い込む必要あり

バーベルで筋トレをする女性

ミトコンドリアを運動で増やそうとすると、10回3セットのベンチプレスや、何百回もの腹筋を続ける必要が。相当ハードな追い込みが必要なんです。

「ねじれ筋のばし」でねじって伸ばせば効率よく脂肪燃焼

座る女性

たくさんのミトコンドリアが眠る太もも裏の“ねじれ筋”を、ピンポイントでねじって刺激。ミトコンドリアが増えれば、糖や脂肪の燃焼力がアップします!

★監修者 今村匡子さんの書籍情報★
『「やせたい」なんてひと言もいってないのにやせた1分ねじれ筋のばし』(サンマーク出版)

(からだにいいこと2022年2月号より)

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