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肌の赤みを気にする女性

赤みトラブルを繰り返す「ゆらぎ肌」が増加中!注目したい成分とは?

赤みなどのトラブルを「乾燥肌だから」など、肌質のせいにしていませんか?トラブルを繰り返す肌は「土台」に注目する必要があります。必要な美容成分やお手入れを知って、健やかな肌を取り戻しましょう。

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肌の赤みトラブルは「肌からの注意信号」。早めのケアを

最近増えている肌トラブルが「肌の赤み」。

「一時的な血管拡張や、疾患としての赤みである場合もありますが、多くは肌の土台がゆらいでいるサインです」と、皮膚科医の髙瀬聡子さん。

実は赤みは自覚しにくく、人から指摘されて初めて気づく場合もあるのだとか。

シミ・シワ・たるみなどと違って軽く考えがちですが、赤みのある肌の内側では組織の破壊が進んでいる可能性もあり、早めのケアが大切です。

赤みの原因は主に3つ。睡眠不足やストレスも影響

スマホ不眠の女性

赤みが出ている肌はバリア機能が低下した、いわゆる敏感肌に近い状態です。その原因は主に下記の3つと考えられます。

1)誤ったスキンケア
ピーリングを頻繁に行う、洗いすぎ、ベタつきを嫌って保湿剤を使わないなど。

2)外的刺激の増加
紫外線や花粉、大気汚染などのアレルゲンが肌を刺激します。

3)生活習慣
ストレス、睡眠不足、PCやスマホの使い過ぎなどでも肌のバリア機能が低下します。

この3つが重なることで、赤みやトラブルが起きやすくなります。

赤みが特に出やすいのは、外気中の水分が少なくなる秋から春にかけて。肌から水分が奪われやすく、結果として、バリア機能が低下します。

また、この時季は花粉やブタクサなどのアレルゲンが増えるため、刺激による赤みが出やすく、花粉が皮膚に付着することで起きる「花粉皮膚炎」による場合もあります。

赤みを防ぐには、肌をこする、洗いすぎる、暖房などの乾燥した風に直接当たるといった刺激はなるべく避け、「外からの刺激をブロックする」意識を持ちましょう。

赤み肌で減少?肌の土台成分「アミノ酸」は外から補う

ローションで保湿している女性

赤みが出るようなバリア機能が低下した肌には、どんな美容成分がおすすめですか?

「アミノ酸です。アミノ酸は細胞の材料で、アミノ酸が不足すると元気な細胞が作れません。肌で言えば、線維芽細胞が元気でないと、コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸といった保湿やハリを保つ成分が作れなくなり、結果的にバリア機能の低下や赤みにつながります。赤みが出るような肌では、アミノ酸が十分でないために細胞の働きが悪くなっている可能性が。そのため、アミノ酸を補うケアが有効なのです」(髙瀬さん)

アミノ酸というとサプリを思い浮かべますが?

「アミノ酸は中から補うだけでなく、肌に塗ることで肌の細胞に直接届きやすく、効率的に肌を元気にすることができます。ビタミンCをサプリとコスメの両方で取り入れるのと同じように考えるとよいでしょう」(高瀬さん)

特に更年期以降は、肌のハリを支える真皮成分が作られにくくなるので、材料となるアミノ酸の補給が重要なのだとか。

「アミノ酸は当たり前すぎて必要性がわかりにくい存在ですが、免疫細胞もアミノ酸から作られているため、肌の根本的な回復力を支える要素でもあります。ゆらぎやすい季節こそ、肌の土台となるアミノ酸を中から外から補ってみてください」(髙瀬さん)

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