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ウエストに手をあてる女性

腸のリンパと腹直筋エクササイズで、お腹の脂肪燃焼力アップ!

腸のリンパと、お腹をへこませる時に使う腹直筋を刺激するエクササイズを行うと、腸が活性化して便秘改善に。さらに、リンパを流し老廃物が効率よく排出されるので、お腹まわりの脂肪燃焼効果も期待できます。

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リンパも筋肉も活性化するからヤセやすい体に!

スリムな女性のお腹

「リンパの流れを改善すれば、老廃物も脂肪もまとめて代謝を活性化できます」と話すのは、薬学研究者の加藤雅俊さん。

お腹の深部には、動脈に沿って多くのリンパ管が張り巡らされています。なかには、小腸から吸収された脂肪がたまる場所も。お腹をヘコませたときの刺激で筋肉がリンパを押し流せば、全身のむくみが改善。老廃物が効率よく排出されるため、新陳代謝がアップします。

また、リンパを押し流すのは、ポンプとして働く筋肉の役目。お腹をヘコませるときに使う腹直筋は、ゆっくり動かせばリンパを流すだけでなく、さらなるダイエット効果も。「ゆっくり動かすと、腹直筋の中にある『遅筋群(ちきんぐん)』と呼ばれる筋線維が稼働。この遅筋群は近くにある脂肪を栄養源にして働くので、丁寧にヘコませるほど、お腹まわりの脂肪は燃えやすくなりますよ」

腸のリンパと腹直筋エクササイズでヤセる3つのポイント

リンパと筋肉を刺激すれば老廃物が流れ、代謝や免疫力もアップ。

お腹のリンパを刺激して中からスッキリ

お腹の奥には、多くのリンパ管が張り巡らされています。押し込めば、筋肉がリンパ液とともに老廃物を押し流すので、全身のむくみがスッキリ! さらに、腹部の内臓の血流が改善することで子宮や卵巣の機能が高まり、更年期症状の改善にも効果あり。

腸が動き出し便秘改善、免疫力もアップ

腸に物理的な刺激が加わると、腸のリンパが活性化。たまった老廃物を排出しようと働くので、便秘を改善できます。同時に腸内細菌も働き出し、相乗効果で免疫力もアップ。

「遅筋群」が働いてさらに脂肪燃焼力が増す

お腹をヘコませたまま10秒キープすると、姿勢を保つときに使う「遅筋群」という筋線維が働きます。遅筋群のエネルギー源は“脂肪“なので、お腹まわりの脂肪の燃焼が促進され、ヤセやすい体に!

腸のリンパと腹直筋エクササイズのやり方

【エクササイズの前に+αテク】お腹をさすって腸の働きもアップ

お腹をさすって腸の働きもアップ

腸のリンパと腹直筋エクササイズをやる前に、お腹全体を温めるように、時計回りに数回、軽くさすりましょう。お腹が温まった状態でヘコませれば、腸も筋肉もさらに活発化しやすくなります。

(1)腰に手を当てて立つ

腰に手を当てて立つ

腰に手を当て、背すじを伸ばしてまっすぐ立つ。このとき、体に余計な力が入らないよう注意する。

(2)お腹をヘコませておへそをのぞく

お腹をヘコませておへそをのぞく

口から息を吐きながら、お腹をゆっくりヘコませる。思いきりヘコませたらおへそをのぞきこむ。息は止めるか、吐き出しながら10秒キープしましょう。(1)、(2)を3回繰り返す。

【エクササイズの後に+αテク】上半身をひねり乳び槽を刺激

上半身をひねり乳び槽を刺激

エクササイズの後に下半身を前に向けたまま、お腹から上を左右にゆっくり数回ひねりましょう。乳び槽(隔膜の傍に存在するリンパ液の貯蔵タンクのこと)をさらに刺激でき、代謝もよりアップ! 椅子に座った状態で行ってもOKですよ。

お腹の筋肉が動けば、腸も刺激を受けて活発化。便秘が改善し、体の中からキレイになれますよ!

撮影/神尾典行 モデル/西秋愛菜
(からだにいいこと2021年12月号より)

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