カテキン、ビタミンC…。肌の老化を防ぐ成分がいっぱいの「緑茶パッティング」で透明肌をゲット!
緑茶には、肌の老化を防ぐ成分が豊富に含まれています。実は飲んだ後の出がらしにも、美肌効果に優れた成分が凝縮されて残っているのです。使い終わったティーバッグは、捨てずにスキンケアに再利用しちゃいましょう!
目次
出がらしのお茶に含まれる抗酸化成分で透明肌に!

「緑茶にはカテキンやβ-カロテン、ビタミンCなど、肌の老化を防ぐ成分がいっぱい含まれています。お茶として飲むと6割は水に溶けますが、残りの4割は茶殻に残ったままです」と、大妻女子大学名誉教授の大森正司さん。
「出がらしのお茶には、美肌効果に優れた成分が凝縮。洗顔やパックなどに使ったり、ふりかけなどにして食べたり、余すところなく活用して。黒ずみが減って肌色が明るくなるうえに、保湿効果も期待できますよ」出がらしを使うので経済的。飲むこととスキンケアをセットにすれば習慣化しやすくなります。
「高級な茶葉はうまみが強いものの、緑茶の渋みの成分で強い抗酸化作用のあるカテキンは少ないことも。安価なティーバッグがおすすめです」
【洗顔】緑茶パッティングのやり方

1日1回、朝か夜の洗顔後に緑茶で顔をすすぐだけ。毛穴が引き締まり、殺菌作用で肌荒れ予防にも!
(1)洗面器にぬるま湯をはり緑茶の成分を出す
洗面器にぬるま湯をはり、緑茶をいれたあとのティーバッグをつけて10分ほどおき、お茶の成分を出しておく。その間に流水、洗顔料などでメイクや顔の汚れを落とす。
(2)洗顔の最後に緑茶ですすぐ
顔を流水でよくすすいだら、最後に(1)の緑茶ですすぐ。手のひらでたっぷり緑茶をすくい、顔全体を優しくパッティングするようにすすぐと◎。
(3)タオルで優しく水分を拭き取る
緑茶ですすいだあとは水で洗い流さず、そのままタオルで優しく押さえるようにして、水気をふき取る。
【スキンケア前に】緑茶パッティングのやり方

直接ティーバッグで気になるシミをトントン。小鼻の黒ずみが減って、明るい肌に!
ティーバッグで顔全体をパッティング
緑茶を入れたあとのティーバッグを冷蔵庫に入れて5分ほど冷やし、気になるシミ部分を中心に顔全体をトントンと優しくパッティング。その後は、いつもどおり化粧水や乳液などで保湿する。ほおや目の周りなど、シミや黒ずみが気になる部分にパックしても。ティーバッグを顔に10分ほど置いて。
<コットンでもOK!>
ティーバッグではなく、コットンに緑茶をしみ込ませてパッティングやパックしても効果は同様。
※注意※
緑茶パッティングを初めて行うときは、先にパッチテストを。腕の内側などの肌の柔らかい部分に緑茶を少量つけて10分ほどおき、かぶれなどがないか確認をしてください。
緑茶で美肌にいいこと
安い番茶を使ってたっぷりの量をお風呂に「緑茶風呂」

価格が手頃な番茶を入浴剤にしても。茶葉15gを100円ショップなどで買える不織布のお茶パック3~4枚に分けて入れ、湯船に入れて入浴。肌トラブル予防や保湿効果も期待できます。
緑茶の栄養をまるごと摂取!「茶殻ふりかけ」

カテキンや食物繊維など、栄養たっぷりの「茶殻ふりかけ」レシピ。
使用済みの緑茶ティーバッグの水気を軽く絞って中身を取り出し、かつお節、ちりめんじゃこ、しょうゆ(各適量)であえるだけ。ほろ苦い緑茶の味がクセになります。おつまみにも最適!
(からだにいいこと2021年12月号より)




















