
加治ひとみさんの食べて・出して「くびれを作る美腸習慣」
“腸活おばけ”の異名を持つ加治ひとみさんにヘルシーボディの秘密をお聞きしました。「腸活を始めてから人生が変わりました」とまで話す加治さんが実践する、腸活習慣をご紹介します。
目次
腸活でポッコリ下腹がスッキリ。年を重ねるほど美しく健康に

「腸活を始めてから、人生が変わりました。どんな高価なエステなどより、心も体も健康で美しくしてくれます」と、モデルで“腸活おばけ”の異名を持つ加治ひとみさん。
透明感あふれる肌と美ボディを持つ加治さんですが、以前は体にも心にも悩みを抱えていたとか。
「腸活を始める前はむくみやすく、便秘がちでした。便通は3~5日に1回くらいだったので、虚弱体質でヤセていたのに下腹だけポッコリ。メンタルも弱かったですね。まず“心の免疫力”を上げたくて腸活やピラティスを始めたら、体が変わってビックリ! 今では年齢を重ねるごとに自信を持てるようになりました」
そんな加治さんの腸活のポイントは、がんばりすぎないこと。
「ガマンばかりしていたら、続きません。制限するより楽しく体調管理したいので、大好きなポテトチップスも食べますよ! ただ、そのあとはきのこなどをたっぷり食べて“出す”ようにしています。腸活は何歳から始めても変化を実感できるので、今や私の人生の一部です」
美腸習慣 STEP1 食べて「腸活」
腸活の基本は、食事から。加治さんはコンビニ食も活用して、絶品の腸活メニューを食べていました。
【腸活メニュー】惣菜おむすび

忙しいときにも大活躍なのが、コンビニでも売っているお惣菜。ひじきやきんぴらなどをご飯に混ぜるだけで、食物繊維がたっぷり入ったおむすびの完成!
【腸活メニュー】納豆キムチやっこ

豆腐にキムチ、ひきわり納豆、かつお節をトッピング。大豆のオリゴ糖、納豆菌、さらに乳酸菌が豊富なキムチという組み合わせで、腸に栄養をチャージします。
【腸活メニュー】鶏ときのこのうどん・きのこのみそ汁

きのこ、塩こうじで下味をつけた鶏肉、ねぎをごま油で炒めてめんつゆとにんにくで調味し、納豆をのせた“腸活うどん”は定番メニュー。みそ汁にもきのこをたっぷり入れ、デトックス。
食べすぎたら、きのこでリセット
実は“腸活食”だけでなく、ポテチも大好き!「食べたいときはガマンしません。でも、腸に負担をかける食事をしたらデトックス食材のきのこをたっぷり食べて、“出す”ように。外出時はりんごを洗って丸ごと持ち歩き、皮ごと食べることも。整腸作用に◎」(加治さん)。
美腸習慣 STEP2 もんで「便活」
腸活の効果を実感しやすいのは、お通じの改善。目覚めたら優しく腸を刺激して、体に便を出す“サイン”を送って!
【便活ルーティン】腸を動かす「便出しもみもみ」

まっすぐ立ち、腸の四隅をもみほぐす
足を肩幅程度に開き、まっすぐ立つ。右手で右の肋骨の下のほうを、左手で骨盤の左上部をつかみ、30秒もみほぐす。次に右手で骨盤の右上部、左手で左の肋骨の下のほうを30秒もみほぐす。
【便活ルーティン】腸を活性化する「指先タッピング」

お腹全体を指先でやさしくたたく
お腹の力を抜く。おへそまわりを中心にお腹全体を両手の指先でトントンと2〜3分軽くたたく。お腹の緊張が取れて腸が動き出すので、お腹が張っている人には特におすすめ。
いいうんちの触感は“低反発”!
理想のうんちは、ちょうどいい硬さでバナナのような形。「健康的なうんちは、力まなくてもスルッと出ます。気になってペーパー越しに触れてみたら、低反発まくらのような感じでした(笑)。腸内の善玉菌が優勢なら、排便後のトイレも無臭になりますよ」(加治さん)。
加治さんの美腸習慣を参考に、キレイな腸を目指して!
撮影/神尾典行、武井メグミ モデル/加治ひとみ
(からだにいいこと2021年6月号より)
[ 監修者 ]