肝臓が元気になれば不調改善!「肝臓伸ばし」でくびれ復活&疲労回復
肝臓はたくさんのエネルギーを消費する臓器。機能を高めれば自然と代謝が促されます。肝臓を揺らして伸ばす「肝臓伸ばし」で肝臓を元気にすれば、自然とヤセやすくなります。
目次
肝臓の疲労が取れれば全身の代謝がグンと高まる

「肝臓はたくさんのエネルギーを消費する臓器。機能を高めれば代謝が上がって自然とヤセやすくなります」と、柔道整復師の関根伸英さん。
肝臓は栄養をエネルギーに変える代謝機能と、有害物質を分解して無害化する解毒作用を担っています。しかし、暴飲暴食や過剰なストレスなどが原因で肝臓が疲労、機能が低下すると、老廃物の処理が滞り体内に不要なものがたまってしまいます。
また、代謝しきれなかった栄養は体外に排出されるため、食べているのに栄養失調の状態になってしまい、全身の代謝が悪化してしまうのだとか。
「肝臓を揺らして伸ばすと毛細血管の詰まりが改善します。肝臓に血液が行き届くようになれば、肝臓が元気に。解毒能力が上がると同時に、血液の質も向上します」質の良い血液が全身を巡ると内臓全体が活性化。代謝がどんどん高まります。
“お疲れ肝臓”が元気になればヤセ体質に!
血液を通して細胞を養う肝臓が元気になれば、内臓全体がフルパワー! 代謝がどんどん上がります。
肝臓が活性化し基礎代謝が上がる

1日の基礎代謝のうち、肝臓の消費エネルギーは筋肉に匹敵する21%。脳や筋肉の代謝も肝臓が支えているため、肝臓疲労が癒やされて活性化すれば、全身の代謝がUPするグッド・サイクルに!
胆汁が分泌され脂肪をエネルギーに変えやすくする
肝臓が分泌する胆汁は、胆管を通じて十二指腸に流れ込み、脂肪の消化・吸収を助けて脂肪をエネルギーに変えやすくします。同時に老廃物も排出します。胆汁が正常に分泌されれば脂肪が分解され、血中コレステロールが減少します。
内臓が元気になり体の疲れが改善
血液は細胞に栄養を届けると同時に、老廃物を回収。肝臓で解毒後、再び全身を巡ります。肝臓の解毒作用が高まれば、キレイな血液が全身に流れるため、内臓が元気に。体の疲れが改善します。
助骨(ろっこつ)の位置が戻りくびれが復活
肝臓が疲労するとうっ血して下垂し、肝臓を覆う肋骨(ろっこつ)の位置も下がります。すると、肋骨と腰骨の隙間が狭くなって“ずん胴体形”に。肝臓疲労が改善すると肋骨が正しい位置に戻り、くびれが復活!
「肝臓伸ばし」のやり方
(1)肝臓を揺らす

右肋骨の最下部に右手のひらを当て左手を重ねる。少し引き上げ1秒間に2~3回のペースで細かく上下に40秒揺らす。痛くない程度の圧で揺らすのがポイントです。
(2)肝臓の左側も揺らす

重ねた左右の手の上下を入れ替える。左の指先を腹部の中央付近に置き、同様に40秒揺らす。
(3)両手を上げて体を左右に倒す

両手を頭上で組み、上半身を右側に傾けて脇腹を伸ばす。そのまま5秒キープする。続けて左側に倒し、5秒キープ。これを2回繰り返す。1日1回、好きなときに行う。ただし、食後に胃を刺激すると気持ちが悪くなるため、食後2時間は避けて。
「肝臓伸ばし」で肝機能回復&くびれスッキリ!

「肝経(かんけい)」が刺激されて肝臓がパワーアップ
上半身を左右に倒すと、肝臓のツボの通り道である経絡(けいらく)のひとつ「肝経」が刺激されて気血の巡りが改善。肝機能の回復を促します。
「腹斜筋」がほぐれて 固太りが改善!
硬くなった“くびれ筋”こと腹斜筋が刺激されると、滞った体液が循環。たまった老廃物が流れてウエストがスッキリします。
美容にもいいこといっぱい!元気な肝臓のすごい効果

肝臓が元気を取り戻せば不調が改善するだけではなく、美容面でも大きなメリットがあります。
肌がキレイになる
肝臓で合成されるアミノ酸の一種「グルタチオン」。抗酸化作用が高く、シミの予防やくすみを改善します。
むくみが改善
肝臓で作られるたんぱく質「アルブミン」の血中濃度が上がれば、体内の水分量を適切に調整。むくみの根本的な改善に。
冷えの緩和
肝臓の温度は体内で最高温となる41℃以上。肝臓で温められた血液が全身を巡ると、体のすみずみまで温まります。
1日1回の「肝臓伸ばし」で、お疲れ肝臓をケアして元気にキレイに!
撮影/神尾典行 モデル/中世古麻衣
(からだにいいこと2022年4月号より)
















