ねこくらりえさん自分を整える連載「整活習慣」Vol.1食べて整える
1年で24kgヤセた“ダイエットのカリスマ”ねこくらりえさんの全6回の特別連載が始動!挫折続きの経験から導いた心と体を整えるコツを、からだにいいことアンバサダーの声とともにお届けします。第1回のテーマは「食べて整える」。
目次
日々の暮らしに取り入れやすい“ねこくら式”整え方
ダイエットの挫折を何度も繰り返していたという、ねこくらさん。しかし、ついに38歳のとき、体重82kgから食事の見直しと宅トレを少しずつ続け、約1年で24kgの減量に成功しました。
そこから5年、今も軽やかなボディをキープ。そんな経験を活かし、レシピ本をはじめ、動画やブログ、SNSなどで、無理せず続けられる「一生もののダイエット」を発信しています。
ねこくらさんのInstagram(@nekokurarie_diet)では、「これならできそう」と思える、生活に寄り添ったダイエット情報が盛りだくさん。
なかでも、実体験に基づいた食習慣の見直し術には説得力があり、多くの反響を集めています。そのような食習慣の見直し術をお伝えすべく、連載第1回目のテーマは「食べて整える」。簡単ですぐに実践できる、ねこくらさん直伝の整え方をお届けします。
冬は代謝を上げる、温活ごはんがおすすめ!

冬は体温が下がりやすく、つい脂っこくて脂質の多いものを摂りがちですが、北海道生まれ・北海道在住のねこくらさんが、ヤセた後も続けているというのは、代謝を高めてくれる簡単温活ごはんです。
「ダイエット前は、高カロリーのものが大好きでした。冬は雪が降るので外出が減り、活動量が落ちるのに、お腹が空いてなくても時間になると食べてしまうため、太りやすかったんです」とねこくらさん。
見直しポイントは、生姜やねぎ、唐辛子など体を温める食材に加え、冬が旬の白菜などの野菜や根菜、きのこ類をしっかり取り入れること。また、普段からたんぱく質を多めに摂ることで、食事誘発性熱産生※を高め、代謝アップが狙えます。
※食事をした後に栄養素の消化・吸収・代謝の過程で体熱が産生され、一時的に代謝量が増加する現象
「ちゃんと食べて内側から温めれば、アラフォーでも代謝を上げてヤセることができますよ」(ねこくらさん)
そして今回は、ねこくらさんの冬の定番としている鍋料理の中でもイチオシの「あさり水煮缶と豆腐のスンドゥブ」をご紹介。あさりと豆腐をベースにした低脂質レシピで、あさりの水煮缶を使えば、約10分で作れる手軽さも魅力です。
時短で満足感もしっかり「あさり水煮缶と豆腐のスンドゥブ」
「あさりの缶汁+鶏がら+コチュジャン+ごま油」で味が決まる、シンプルなのに旨みたっぷりな一品。体の芯からぽかぽか温まって、満足感もばっちりです。家族で楽しむなら、豚ばら肉などを加えてボリュームアップするアレンジも◎。ごはんは別添えにして、好きな量をめしあがれ。

あさり水煮缶と豆腐のスンドゥブの作り方

【材料】(1人分)
あさり水煮缶 … 1缶(缶汁ごと使う)
絹ごし豆腐 … 150g
白菜 … 100g
長ねぎ … 1/4本
お好みのきのこ(しめじ、えのき、しいたけなど)… 100g
A|ごま油 、コチュジャン、鶏がらスープの素(顆粒)…各小さじ1
|味噌… 小さじ1/2
|にんにくチューブ … 少々
|水 … 200ml
卵 … 1個
一味唐辛子 … お好みで
【作り方】
1)白菜の葉の部分はざく切り、芯の部分は細切りにする。長ねぎは斜め薄切りにする。きのこは石づきを取ってほぐす。小鍋に白菜、長ねぎ、きのこ、Aを入れ、上に豆腐をそっと乗せフタをし、中火で5分ほど煮込む。

<ここがポイント!>
火が通りやすいように、白菜は葉と芯に分けて、芯の部分は繊維に沿って細切りにすると火が入りやすくなります。

2)フタを外し、豆腐やアサリが崩れないように全体をそっと混ぜて味をみる。足りなければ塩(分量外)をごく少量加える。
3)中央に卵をそっと落とし、再びフタをして弱火で2~3分、卵がお好みの半熟になるまで火を通す。器に盛り、お好みで一味唐辛子をふる。

教えて!アンバサダーは何を食べて整えている?
今回の連載では、からだにいいことアンバサダーの“整活習慣”も紹介していきます。「食べて整える」方法をアンケートで募ったところ、生姜入りのホットドリンクから郷土料理まで、心と体がほっとするアイデアがたくさん寄せられ、ねこくらさんも興味津々でコメントを添えてくれました。参考にしてみてください。
「豆腐に生姜のすりおろしをたっぷり乗せてレンチンする」(ミチコ)
「米粉と水を混ぜてレンチンし、ココア味のプロテイン、冷凍フルーツを混ぜる」(ココリエ)
「寒天ゼリーを100%果汁で作る。砂糖不使用で寒天によりお通じも快調」(うたたん)
「味噌汁に生姜、ホットドリンクに生姜、なんでも生姜を入れる」(あゆたん3世)
「熊本の郷土料理・だご汁を作る。鶏肉や里芋、根菜類、こんにゃくなどを細かく切って炒め、だしで煮て、最後に片栗粉でとろみをつけて完成」(ごりぞう)
「冬は肉や野菜、きのこたっぷりのキムチ鍋」(よっちゃん)
「大根を味噌マヨにつけて生で食べる」(ともとも)
「はちみつにナッツを漬けた物をヨーグルトに入れてレンチンする」(いなちゃん)
「ホットドリンクやスープを摂る。冬に限らず、冷房を使う季節でも生野菜やサラダを摂らないようにしている」(ちょこ島)
「生姜は加熱して使うと体を温める力が高まるといわれているので、自然と理にかなった食べ方が多いですね。大根に味噌マヨをつけて食べるアイデアはおいしいですが、ダイエット中の人は、マヨネーズは少なめにして脂質を控えるとよりよさそうです。また、スープに卵やツナ缶などのたんぱく質をプラスすると、主食や主菜としても楽しめ、PFCバランス※を整えることができますよ」(ねこくらさん)
※PFCバランスとは、健康的な食生活を送るために必要な「Protein(たんぱく質)」「Fat(脂質)」「Carbohydrate(炭水化物)」の頭文字を取った言葉で、それぞれの栄養素からのエネルギー摂取比率のこと
スイーツ気分を満たす、罪悪感ゼロなおやつの選び方

最後は、ねこくらさんの間食事情について。罪悪感なく食べられるスイーツやおやつについて教えてもらいました。
「高たんぱくなギリシャヨーグルトにナッツや冷凍フルーツ、オリゴ糖を合わせると、チーズケーキのようなスイーツ感があって、しっかり満足できます。最近は、ガトーショコラのような味わいの豆腐をスイーツバーと、カフェインゼロのフレバーティーにもハマっています。甘い香りがするので、甘いもの欲を満たしてくれるんです」(ねこくらさん)
さらに、スーパーやコンビニでおやつを選ぶときは、「カロリーは200kcal以内」「脂質5g程度」を目安にしているそう。
我慢せず、おいしく楽しむ工夫こそが、ねこくらさんの食べて整える秘訣でした。次の連載のテーマは「動いて整える」です。お楽しみに〜!
真冬が来る前の今こそ、温活の始めどき。体温を上げると血流や代謝が活性化し、冷えやむくみ、脂…
あずきには、デトックス効果のある栄養が豊富に含まれます。いつものメニューにちょい足しすれば…
ホルモン分泌と細胞の生成をサポートする食材、さば缶。そこに「ホルモン増強食材」をプラスした…
[ 監修者 ]

















