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「25時、赤坂で Season2」製作委員会

夏生大湖さん「いつか筋肉を生かせる役を演じたい」| 癒やされタイム

俳優同士の甘く切ない恋愛を描いた人気ドラマのSeason2に、オリジナルキャラクター・黒木蛍太役で出演する夏生大湖さん。やる気十分で挑んだドラマと夢いっぱいのこれからを、フレッシュに語ってくれました。

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夏生大湖さん

夏生大湖さん
撮影:武田敏将

なつき おみ
2001年4月5日生まれ、大分県出身。2021年に、第34回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト 明白美顔ボーイ賞を受賞。2022年ドラマ『六本木クラス』で俳優デビュー。2023年に短編映画『碧恋のトウループ』で映画初主演。ほか、映画『PLAY!〜勝つとか負けるとかは どーでもよくて〜』、TBS日曜劇場『御上先生』、EX『恋する警護24時 Season2』などに出演。

演じる役柄の“心の繊細な動き”を表現すべく奮闘

2024年4月期に実写ドラマ化された、芸能界を舞台にしたラブストーリー『25時、赤坂で』。国内外で話題を呼んだこのドラマへの熱い“続編”コールに応えて、待望の“Season2”の放送が開始します。

“Season2”では原作でも人気の「舞台編」にも突入します。ドラマオリジナルキャラクター・黒木蛍太役をオーディションで射止めた、夏生大湖さん。前作では以前に共演した俳優仲間も出演していたこともあり、「どうしても出演したい」と気合いで挑みました。

「白崎由岐役の新原泰佑くんには、オーディションを受ける前には意気込みを、終わったあとは『がんばったけど、結果はどうだろう……』と不安な胸のうちを報告していました。数日後にスタッフさんから合格の知らせをいただいた時はうれしくて、新原くんに真っ先にLINEメッセージを送ったんです。新原くんは初めて知ったというテンションでお祝いの返信をくれたんですが、後で聞いたらそのときはもう僕の合格を知っていたらしくて。『知ってたんかい!』と思わずツッコミを入れましたけど(笑)。またお芝居を一緒にできると思うとうれしくて」

夏生大湖さん「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

出演が決まって台本を読み込むなか、ストーリーの素晴らしさにどんどん惹かれていったと言います。新原さんが演じる白崎は「特に好きなキャラクター」なのだとか。

「僕が経験してきた悲しかったことや悔しかったことが、白崎に投影されていたんです。『こういう時期があったな』と共感したり、『こういうふうに乗り越える方法があったのか!』と感動したり。葛藤しながらも焦らずに、自分のペースでがんばっていく白崎がとても好きですね。この作品はラブストーリーではありますが、何かを必死でがんばっている人すべてにきっと刺さると思います」

自身が演じる若手俳優の黒木は、ある思いを抱えていることから白崎には挑戦的な態度を取ります。

「最初のほうは嫌なヤツに見えてしまうかもしれないんですが、黒木には黒木の悩みがあるんです。その心の繊細な動きを感じ取っていただけたらうれしいですね。このドラマはそれぞれの登場人物の感情がとてもバランスよく描かれています。それをがんばって表現した僕らの奮闘をぜひ楽しんでほしいです」

日課の自重トレーニングで体力アップ

ドラマ撮影期間中には、新原さんにも電話で演技の相談をしたことも。熱が入りすぎて、ついつい長電話になってしまったそうです。

「黒木の感情を分析して、どう演じるか考えていたら、新原くんにも相談したくなって。まさにタイトルのごとく“25時”くらいに1時間ほど電話で相談してしまいました。新原くんもいろいろ相談に乗ってくれて、アドバイスをしてくれてうれしかったです」

夏生大湖さん「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

共演経験があったのは新原さんと、佐久間はじめ役の宇佐卓真さん。しかし、記者会見ではすっかり共演者に溶け込み、ツッコミを受ける場面も。会見でも語っていたように、プライベートではストイックな体づくりに余念がありません。

「YouTubeやインターネットで食事法や食品の栄養素やカロリーを調べて、健康や美容に効果的な食べ方を研究しています。運動は、腕立てや懸垂、スクワットなど『キャリステニクス』と呼ばれる、自分の体重を負荷として利用するトレーニングを日課としています。もともとガタイはいいほうなので、もっと筋肉をつけてそれが生かせる役が近い将来できたらいいなと思っています。SPとかボディガード、警察官、スポーツマンの役もイケますよね?」

夏生大湖さん「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

とにかく演じてみたい役柄がたくさんあると、目を輝かせます。『25時、赤坂で』については、早くも”Season3“まで想像しているようで……。

「後半に行くにつれて『これどうなっちゃうんだろう?』とみんなで盛り上がったんです。気が早いですが、Season3もあったらうれしいです。黒木はSeason2のストーリーの重要なパートを任せられていると思うんです。僕自身も“ひと風吹かせなきゃ”という気持ちで演じました。まずは“Season2”をたくさんの人に観ていただきたいです。僕のおじいちゃんも楽しみにしています(笑)。人間としての葛藤を描いたストーリーは幅広い世代にも響くと思うので、楽しみにしてくださいね」

夏生さんの3つの“楽しい時間”

夏生大湖さん「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

家族や友だちとの長電話

新原さんとの深夜の電話の話もでましたが、「日頃から電話をするのが大好き」でよく長電話をしているのだとか。特に大分県にいる家族とは頻繁に話をしています。

「僕は『メールのレスが早い』とよく言われるんです。ある日、メールでのやりとりをしている相手から『返事のスピードについていけないから、話そう』と言われて。そこから電話派になりました。おじいちゃん、おばあちゃん、友だちとよく話します。母とはだいたい1回で平均3時間は話します」

コーヒータイムでホッとリラックス

日常生活の一番の癒やしは、コーヒータイム。ストイックな体作りで、糖質は徹底的に制限していると思いきや、お菓子も大好きなのだとか。

「コーヒーは深煎りが好きで、自分でも豆を挽くようになりました。リラックスしたい時間は香りを楽しみながらゆったりコーヒーを飲んで、甘いお菓子をプラス。その組み合わせは癒やされます。でも夜遅くに糖質を摂りたくないので、14時くらいまでの時間にしています」

“お米”は食事に必須

自炊はあまりしなくても、お米だけは炊くというほどのご飯好きの一面がありました。

「ご飯を食べているときは幸せを感じます。お惣菜を買ってきたり、作り置きをしてあったおかずで食事するために、お米だけ炊いたりもします。とにかくご飯が大好きなんです」

【INFO】『25時、赤坂で Season2』に出演中

「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

胸に秘めた想いを通わせ、恋人同士となった超人気俳優の羽山麻水(駒木根葵汰)と注目の若手俳優の白崎由岐(新原泰佑)。わずかな隙間を縫って羽山の家で甘く愛おしい時間をともにしていた2人だったが、その恋人関係に波乱を呼び起こす出来事が起こる。

【監督】安川有果、船曳真珠、芳賀 俊
【脚本】青塚美穂、阿相クミコ
【原作】夏野寛子『25時、赤坂で』(祥伝社 on BLUE COMICS)
【出演】駒⽊根葵汰、新原泰佑
宇佐卓真、南雲奨⾺/中村まこと、⽯⽥佳央、篠原悠伸、町⽥マリー、今川宇宙、福津健創/雛形あきこ/夏⽣⼤湖、橋本 淳、⽚⼭萌美

「25時、赤坂で Season2」製作委員会
Ⓒ「25時、赤坂で Season2」製作委員会

取材・文/山西裕美(ヒストリアル) スタイリスト/朝倉 豊 ヘアメイク/阿部孝介(トラフィック)

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