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水上恒司さん

水上恒司さん「ぐっすり眠って心身をリフレッシュ」| 癒やされタイム

2025年の“顔”とも言えるほど活躍中の水上恒司さん。明るく親しみやすい人柄と熱い演技で、さまざまな作品からオファーを受けています。演技への真摯な姿勢、それを作り上げている日々の生活について聞きました。

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水上恒司さん

水上恒司さん

みずかみ こうし
1999年5月12日生まれ、福岡県出身。2018年俳優デビュー。2020年に映画『望み』、『弥生、三月-君を愛した30年-』『ドクター・デスの遺産-BLACK FILE-』に出演し、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞、第33回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞石原裕次郎新人賞を受賞。2025年は吉岡里帆とのW主演『九龍ジェネリックロマンス』が公開、主演映画『WIND BREAKER/ウィンドブレイカー』が12月に控えている。

“異質感”を深掘りしなかったから演じられた部分も

巧妙なストーリー展開が高い評価を受けて〈第40回横溝正史ミステリ&ホラー大賞〉大賞を受賞した『火喰鳥を、喰う』が実写映画化。水上恒司さんにとって、映画単独初主演となります。舞台挨拶や取材を受けている今、作品の評判に興味津々です。

「明確にストーリーを説明していない部分もあるので、観てくださったみなさんが『ここはこういうことだよね?』と展開を確認しあったり、意見を述べ合ったりするのを聞けるのは幸せですね。現代は“わかりやすさ”が求められる時代だと思うのですが、こんなふうに観る方々に考える余白を与える作品も重要だと思っています」

水上さんが演じるのは、信州の大学で化学を教える助教をしている27歳の久喜雄司。ほぼ同世代ということもあり、「その世代の若者がどんな人間なのかを具体化する」ことを常に意識していたのだそう。

「僕が小学校高学年くらいのときにスマートフォンが普及し始めて、少しずつ世の中が変わっていくのを体感しながら10代を過ごしました。なので、さまざまな予期せぬことに巻き込まれて変化していく雄司の感情は、自然に出せると思っていました」

水上恒司さん

雄司の妻・夕里子役の山下美月さん、そして超常現象専門家・北斗総一郎役の宮舘涼太さんとは、撮影中以外は常に穏やかな時間を過ごしていました。

「台本読みの段階では、それぞれ自分の演じる役柄像を語り合っていましたが、撮影に入ってからは雑談ばかりしていました。山下さんは東京から信州に来て暮らす女性の“異質感”みたいなものを見事に演じていたし、北斗の“普通じゃなさ”は舘さん(宮舘)だらこそ出せたような気がします。“超常現象専門家”って、僕はいまだによくわからないですね(笑)。実際、撮影に入ってからは役柄について深く話し合わなかったからこそ、ふたりの謎めいた部分に、雄司として新鮮に向き合えました」

考えるより“感じる”演技をしたい

水上恒司さん

撮影現場で「台本を出すことはない」のは雄司を演じる上で、常に「初めて見るような事態に、新鮮な反応ができるようにしておきたかった」という思いもあるとのことですが……。

「昨年からなんですが、作品に入る前にセリフを頭にしっかり入れて、現場で台本を読まないようにしたんです。『この作品だから』というわけではなく、仕事に挑む姿勢としてずっと続けています。考えないで“感じる”演技をするために台本をすべて覚えてから撮影現場に行っているのですが、共演者がいてカメラやお客さんがいるとどうしても難しい部分があるんですよね。少なくとも“自分をよく見せたい”と、いう欲は持たないようにはしています」

水上恒司さん

3つの主演映画が公開される2025年は俳優としてのキャリアに、新たな課題を与える年になりそうです。

「結果的に3本の主演映画が公開される年になりましたが、公開と並行して2025年に撮っている作品では自分の新たな課題も見えてきて、『大変な年になったな』という印象です。少なくとも“イケイケで何をやっても上手くいく”みたいな気持ちにはなっていないことは確か(笑)。でも今までやってきたからこそ広がった部分も多くあって、『人生で起こることには何事にも無駄なことってないんだな』と実感しています」

水上さんの3つの“癒やしのとき”

水上恒司さん

お香の効果で得る深い眠り

一番は「寝ているとき」と即答。ぐっすりと眠るために、心と体をリラックスさせていました。

「寝る前にスティックタイプのお香を炊くと、リラックスして眠れるんです。香りは白檀など、祖母の家の仏壇やお線香を思い出すようなノスタルジックな香りが好きですね。やはり、ぐっすり寝ることに一番幸せを感じますね」

休日に家事をこなした後の達成感

多忙な日々のなかで、意外な“癒やし”としてあげたのが、日常生活で必須な家事。几帳面な性格が垣間見えます。

「家事をすることが、結構癒やしの時間だったりするんですよ。最近ちょっとだけ時間ができたので、部屋を片付けたり、洋服をクリーニングに出したり、やるべきことを一気にこなしました。『いい休日になったな!』と思いましたね」

我慢せず、食べたいものを食べる

この作品の前に撮影をしていた『九龍ジェネリックロマンス』では実年齢よりも年上の役を演じるため、少し体を大きくする調整をしていたそう。今は食べる量もトレーニングもトーンダウンして日常生活に戻りつつあります。

「食べる量も筋トレも通常に戻したので、今は体形についてはそんなに気を使ってはいないんです。ストレスを溜めないためには体にいいものだけでなく、食べたいものを食べるようにしています。そんなにルールは設けていないです」

水上恒司さん

水上さんのサイン入りインスタント写真プレゼント!

水上恒司さんサイン入りインスタント写真プレゼント

下記アンケートにご回答かつご応募いただいた方の中から、抽選で1名さまに「水上さんサイン入りインスタント写真」をプレゼントします。2025年10月22日(水)23:59〆切です。当選者の発表は発送をもってかえさせていただき、抽選結果のお問い合わせには応じられませんのでご了承ください。
※営利・転売目的でのご利用は全面的にお断りします。発覚した場合は、直ちに当社の規約に応じた対応を取らせていただきます。

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【INFO】主演映画『火喰鳥を、喰う』が10月3日(金)より公開

TOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開

主演映画『火喰い鳥を、喰う』
 ©「火喰鳥を、喰う」製作委員会

信州で暮らす久喜雄司(水上恒司)と夕里子(山下美月)の夫婦の元に、戦死した先祖・久喜貞市の日記が届く。最後のページに綴られていたのは「ヒクイドリ、クイタイ」の文字。その日を境に、墓石の損壊、祖父の失踪など、不可解な出来事が起こり始める。2人は超常現象専門家・北斗総一郎(宮舘涼太)の力を借りて、真相を探っていく。

【監督】本木克英
【脚本】林 民生
【原作】原 浩「火喰鳥を、喰う」(角川ホラー文庫/KADOKAWA刊)
【出演】水上恒司、山下美月、森田望智、吉澤 健、豊田裕大、麻生祐未/宮舘涼太(Snow Man)

撮影/楠本隆貴 取材・文/山西裕美(ヒストリアル) スタイリスト/カワサキタカフミ ヘアメイク/Kohey(HAKU)

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